9・27『プレバト!!』で梅沢富美男が俳句タイトル戦で2連覇達成&高視聴率獲得

バラエティ
2018年09月28日
©MBS
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 9月27日(木)に放送された『プレバト!!秋の3時間スペシャル』(MBS/TBS系)で、“ミスタープレバト”梅沢富美男が俳句タイトル戦で2連覇を達成した。

『プレバト!!』はダウンタウンの浜田雅功がMCを務め、芸能人の隠れた才能を専門家が査定し、ランキングを競う人気バラエティ。27日の放送では、俳句タイトル戦「2018金秋戦」と「秋の水彩画コンクール2018」を開催し、石田明、千原ジュニア、中田喜子の特待生3人と、梅沢、東国原英夫、藤本敏史、村上健志、横尾渉の名人5人が激突。俳人・夏井いつき先生からのお題「郵便ポスト」の写真でそれぞれ渾身の一句を披露した。

 夏の「炎帝戦」で悲願の初優勝を果たし、「この勢いで4連覇しますから!」と豪語した梅沢に他の出演者も並々ならぬ闘志を見せ、ハイレベルな戦いとなった頂上戦。第2位に村上、第3位にジュニアがランクインし、スタジオ中が緊張に包まれる中、司会の浜田が「第1位はこの人、梅沢富美男!」のコール。その瞬間、梅沢は「よっしゃ!」と声をあげ、ガッツポーズで2度目の優勝を喜んだ。

 優勝句の「廃村のポストに小鳥来て夜明け」は、梅沢が東北震災の被災地を訪問したときに目にした情景を詠んだもので、夏井いつき先生は「『小鳥』が秋の季語になりますが、その傍題として『小鳥来る』がある。これは、大陸の真ん中から季節を忘れずにやってくる渡り鳥のこと」と、意味深い季語を巧みに組み込んだ作品であることを解説。

 さらに、夏井先生が「1番うまいのは最後の『夜明け』ですね。昼だと思って読んでいたらいきなり未明の空が見えてくる。夜明けの冷たい空気の中で、朝の目覚めの小鳥、それは、さびれてしまったこの村を忘れない小鳥たちなんだ、と思うところに作者の感動がある。優しいおっちゃんなんや」と梅沢の2連覇を称えると、梅沢は「ありがとうございます、ありがとうございます」と感謝の言葉を繰り返し、笑顔で優勝トロフィーを受け取った。

 また、水彩画コーナー初のタイトル戦「秋の水彩画コンクール2018」では、俳優の六平直政(5級)が高尾山の風景を描いた作品で、優勝候補のしずちゃん(名人初段、本タイトル戦2位)をおさえ、初のタイトル戦王者に輝いた。

 そして、番組平均で関東地区15.9%、関西地区17.8%、名古屋地区20.3%、札幌地区19.6%など、各地区で同時間帯トップの高視聴率を獲得。また、毎分視聴率でも梅沢の優勝句が発表される直前の午後9時52分に20.6%(関東地区)の高視聴率をマーク。番組平均の関東地区15%超とともに大台を突破した。(数字はビデオリサーチ調べ)

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