『香川照之の昆虫すごいぜ!』新作は“赤とんぼ” カマキリ先生が寺田心&エビ中・安本彩花に熱い授業

バラエティ
2021年10月12日

『香川照之の昆虫すごいぜ!』(Eテレ)の新作「赤とんぼ」の放送が11月3日(水)に決定し、香川照之からコメントが到着した。

「人間よ、昆虫から学べ!」がキャッチフレーズの学校放送番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』。香川照之がカマキリ先生に扮し、昆虫のすごさと面白さを伝えるべく熱い授業を送る。2021年の錦秋に届けるのは「赤とんぼ」だ。

実は、日本には“赤とんぼ”という種のトンボはおらず、童謡「赤とんぼ」で歌われたのは“ナツアカネ”と呼ばれるトンボだったと言われている。そのほか、秋に田んぼで見かける“アキアカネ”など、アカネ属のトンボが米作りとともにあった日本の里山の風景を赤く彩ってきた。

ところが、減反や稲作の変化によって、トンボのすみかである田んぼの環境が変わる中、全国で赤とんぼが激減していると報告されている。この異変にカマキリ先生は「捕れないことで、アカネ属が減っていることを証明したい!」と、番組では前例のない「ゲットできない!」宣言をしての昆虫採集をスタート。

さらに、スタジオではカマキリ先生が「このままでは日本の空から赤トンボが消えてしまう」と、子カマキリ(ゲスト)の寺田心、安本彩花(私立恵比寿中学)に熱い授業を行う。

放送決定にあたり、香川は「数が減っている“赤とんぼ”をとおして、未来を生きる子供たちが少しでも今ある地球の現状ってのを分かってもらう機会になればなと思っています。今年最後の『昆虫すごいぜ!』見てほしいです」と視聴者へのメッセージを寄せた。香川のコメント全文は以下を参照。

カマキリ先生・香川照之 コメント

トンボは、ちゃんと捕まえようと思ってきた子たちがいっぱいいる虫だと思う。例えばアリはいるのが当たり前だけど、いざ捕まえようとはなかなかしないじゃない。たとえ、都会でも見つけて、そして一回は網を振ったであろう、そういう親しみがあるのがトンボ! 授業では生きたトンボを子カマキリたちと向き合ったので、すごく奥が深いんだなってことを勉強してほしいですね。
数が減っている“赤とんぼ”をとおして、未来を生きる子供たちが少しでも今ある地球の現状ってのを分かってもらう機会になればなと思っています。今年最後の『昆虫すごいぜ!』見てほしいです。

番組情報

『香川照之の昆虫すごいぜ!』
Eテレ
2021年11月3日(水)前9・00~9・30
再放送:2021年11月7日(日)後4・00~4・30

©NHK