8月27日（土）、28日（日）放送の『24時間テレビ45』（日本テレビ系）にて、門脇麦、貫地谷しほり、木村多江、広末涼子がそれぞれ企画VTRのナレーションを担当することが発表された。
門脇は、28日午後6時30分ごろ放送予定の「YOSHIKIとウクライナから来たバレリーナ 日本への感謝、そして決意のダンスショー」を担当。
世界で活躍するアーティスト、X JAPANのリーダー・YOSHIKIは、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナから日本に緊急避難してきた22歳のバレリーナ、ネリア・イワノワさんと出会う。
バレエ大国・ウクライナでプロとして活躍、将来を嘱望されたバレリーナのネリアさんの生活は、戦争により一変。愛する家族と離ればなれになり、現在は淡路島で支援を受けながら活動し、日本の子供たちにバレエ指導も行っている。
「自分を受け入れてくれた日本に感謝しながら、祖国に残り戦っている兄のことを思うと毎日胸が締めつけられる思い」と複雑な胸中を吐露。そんなネリアさんの思いに寄り添うようにYOSHIKIもそっと心の内を打ち明け、2人は深く共感しあったという。
境遇は違えども、心の痛みを抱えた2人が『24時間テレビ』の舞台で共演。X JAPANの名曲「ENDLESS RAIN」を、YOSHIKIの演奏でウクライナから来たバレリーナが舞う一夜限りのスペシャルステージを披露する。
貫地谷は、27日午後8時ごろ放送予定の「もう一度あの声に会いたい…河村亮 実況に捧げたアナウンス人生」を担当。箱根駅伝や野球中継、さらにバラエティまでこれまでに数々の名実況を残し、今年の5月に亡くなった日本テレビの河村亮アナ。原辰徳、松井秀喜、丸山茂樹、ウッチャンナンチャンら河村アナと親交のあった人物の証言とともに、河村アナの実況に捧げた人生を振り返る。
木村は、27日午後6時45分ごろ放送予定の「胸から下がマヒした女性の人生かけた願い おなかの我が子に会いたい！その瞬間のドキュメント」を担当。不慮の事故により、胸から下が麻痺し、現在も車いすでの生活を送っている中野由佳さんをメインパーソナリティーのジャにのちゃんねる・山田涼介が取材する。
障がいを受け入れてくれたパートナーと共に、事故に遭ってから諦めかけていた「我が子に会いたい！」という夢に、人生をかけて向き合う女性の奇跡が生まれる瞬間を追う。
広末は、28日午後7時ごろ放送予定の「手足が動かない…それでも笑顔で！少女の夢を叶えるパラデル漫画プロジェクト」を担当。「毛様細胞性星細胞腫」という病と闘う10歳の少女をメインパーソナリティーのジャにのちゃんねる・中丸雄一が取材する。
大変な病と闘いながらも、常に前向きで家族を楽しませたいと、笑顔を絶やさない少女が、紙から絵が飛び出すように見えるパラパラ漫画「パラデル漫画」の制作に挑戦。病気により手が動かせないため、ペンを口にくわえて絵を描く。
制作期間はおよそ1か月。絵を描くのが得意な中丸も全力でサポート。果たしてどんなパラデル漫画が完成するのか。また、彼女がパラデル漫画に挑戦するもう1つの理由とは…。
門脇麦 コメント
一瞬で変わってしまった状況の中で、それでも踊り続ける意味と理由。彼女の眼差しに悲しみだけでなく強い意志と踊ることへの希望を感じ、胸が熱くなりました。言葉を超えて国境を超えて彼女の踊りが、願いが、世界中に届くことを祈っています。
貫地谷しほり コメント
たくさんのすてきな瞬間を、磨き続けた技術と自らの取材と熱い思いで私たちに伝え続けてくれた河村亮さん。どんな思いをつなごうとしていたのか知った時、胸が熱くなりました。河村さんのような先輩がいたことを素直に羨ましいと思いました。今回ナレーションを録りながらあらためて河村さんの熱い実況を聞いて、そこにある物語を伝えることの尊さを実感することができました。
木村多江 コメント
何のために生きているのか、生かされているのか、わからなくなることがあります。それでも生きることは強く美しい。その生きざまが誰かの希望となるのです。生きててくれてありがとう、と叫びたくなりました。
広末涼子 コメント
葉月ちゃんの「落ち着け…落ち着け、私。」という言葉と、涙をこらえる姿に、子供ながらに両親や弟を気遣い、家族を想う芯の強さを感じてグッときました。親も子も、家族を大切に思う気持ちや強さは同じなのだと思います。葉月ちゃんが大好きな弟を想い、弟のため、きっと家族のために頑張った“パラデル漫画”。国技館でのお披露目！ 私も、視聴者の皆さんと一緒に本番当日に拝見します！ すてきな“パラデル漫画”の完成と、葉月ちゃんの笑顔を楽しみにしています。
番組情報
『24時間テレビ45』
日本テレビ系
2022年8月27日（土）、28日（日）
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