『カズレーザーと学ぶ。』最終回 第1回でも取り上げた「不老不死」実現の可能性に迫る

バラエティ
2025年09月02日
『カズレーザーと学ぶ。』
『カズレーザーと学ぶ。』

『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 毎週火曜 午後10時~11時)が、9月2日(火)の放送で最終回を迎える。

毎回、カズレーザーと一緒に知れば人生観が変わる新知識を最先端の研究者から学ぶ『カズレーザーと学ぶ。』。最終回のテーマは、番組放送第1回でも取り上げた「不老不死」。あれからおよそ3年、2025年最新の不老不死研究の最前線についてカズレーザーと学ぶ。ゲストは、浮所飛貴(ACEes)、大沢あかね、南原清隆、村上(マヂカルラブリー)、ゆうちゃみ。

講義では、「がんのラスボス撃破&老化阻止!進化を続ける光免疫療法2025」「物理学者ががん検査に革命!体の異常を全透視して寿命150歳に!?」の2つのテーマを深掘りしていく。

「がんのラスボス撃破&老化阻止!進化を続ける光免疫療法2025」
光免疫療法とは、がん細胞を破壊する治療方法のこと。まず、がん細胞の表面に存在している、がん特有のタンパク質に、光に反応する薬「IR700」を点滴で投与。そして体外から近赤外線の光を当て、がん細胞を破裂して死滅させる方法だ。

この治療法は現状では頭頸部(脳と目を除く首から上の部分)の進行・再発がんにのみ保険診療が認められている。番組がスタートした2022年10月時点では62施設で保険診療が受けられ、40回の治療という実績があった。それからおよそ3年がたった現在では、保険診療は180か所以上で可能と飛躍的に拡大。治療の件数も1000件を超えた。35%の患者でがんが消滅、7割以上小さくなった例も含めると60%以上に効果があったというデータも。

講義では、がんの中でも特に厄介な“がんのラスボス”と呼ばれる膵臓がんの特性を利用した、光免疫療法によるアプローチ方法や、光免疫療法に使われる薬「IR700」の進化について解説。さらに、肌の老化を光免疫療法で食い止める応用方法や、感染症治療にも応用が可能であることなど、光免疫療法の最新情報を紹介していく。

「物理学者ががん検査に革命!体の異常を全透視して寿命150歳に!?」
数学の世界には、研究者たちが長年解けなかった“難問”があったという。それが、「波動散乱の逆問題」だ。水に浮かんだ障害物に当たって広がる波紋を例に考えると、“見えている障害物によって波紋がどんな形になるか?”というのは「順問題」と呼ばれるもので、計算で導き出せる。しかし、障害物が見えない場合、波紋の形から障害物の形を計算で導き出すのは「逆問題」といって長年、不可能とされていた。

そんな逆問題を解き明かすための公式を、神戸大学教授・木村建次郎先生が発見。逆問題の公式を応用すれば、物体に波動を照射した時に生じる散乱波の観測データから、物体の内部構造を計算で導き出すことが可能に。そしてこれは、乳房にマイクロ波を照射し脂肪とがんを区別する技術に使えるそう。

さらに、木村先生が目指す不老不死についても解説。“脳死以外の全ての死を救いたい。臓器が生きていれば、人間は150年生きることができる”という考え方について聞いていく。

番組情報

『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2025年9月2日(火)午後10時~11時

MC:カズレーザー(メイプル超合金)
出演者:浮所飛貴(ACEes)、大沢あかね、南原清隆、村上(マヂカルラブリー)、ゆうちゃみ
専門家:木村建次郎、小林久隆(五十音順)
進行:岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)

©日本テレビ

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