『直虎』特別展に柴咲コウ登場!「刀に吸い寄せられました」

エンタメ総合
2017年07月04日

「戦国!井伊直虎から 直政へ」 大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週(日)後8・00 NHK総合ほか)の特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」(開催中)の開催を記念し、7月3日に会場である江戸東京博物館に、同ドラマで主演を務める柴咲コウが登場した。

 本展は、『おんな城主 直虎』の登場人物に関連した資料や文化財を通じ、主人公ゆかりの地の歴史や文化を紹介する企画展。井伊家に代々伝わる「世継観音像」、直虎の花押が記された唯一の書状である「井伊直虎・関口氏経連署状」、ドラマでは三浦春馬が演じた井伊直親が寄進したとされる「青葉の笛」など、数々の貴重な品が出品されている。会期は7月4日(火)から8月6日(日)までで、30日間の限定開催となっている。

 実際に会場を回ったという柴咲は「個人的には刀が好きなので、ついつい吸い寄せられてしまいました。心から平和を願っているのに矛盾してますが(笑)、どうも惹きつけられてしまって」と笑いつつ、「直虎さんの花押も実物を初めて見させていただいたんですけど、実在してたんだという実感が湧きました。世継観音像の裏側に次郎法師の名前が入っていたりしたので、より身近に感じることができました」としみじみ。

 ドラマの撮影は佳境を迎えているということで、「撮影も10か月を過ぎて、ようやくここまで来たなという感じです」と実感をかみしめた柴咲。「今までは長くても1作品につき4か月ぐらいだったので、1人の役をここまで深掘りするのはなかなかできないこと。感情移入よりもっと深い部分で、井伊直虎さんの人となりを探って構築している部分もあるし、もっと見定めていきたい欲求もあります。他人ではないという感覚ですね」とラストスパートへ向け、さらなる意欲を見せた。

 また、井伊直政役の菅田将暉との撮影が間近に迫っていると明かした柴咲は、「まだ放送は先ですが、やっと菅田君も撮影に加わり始めたころです。彼と演技で対峙するシーンが控えているので、(直政ゆかりの品から)演技のよきヒントが得られたように思います」とコメント。直政の肖像画などから感じ取ったことについては「(直政は)かなり精悍な顔立ちだったので、菅田君と重なる部分がありました」と語っていた。

 今後の直虎の見どころを聞かれた柴咲は「う~ん、言いたいけどどうやって言ったらいいのか~!(笑)」と悩みつつ、「まずは龍雲丸(柳楽優弥)との衝突がどうまとまっていくかに注目です。直虎としては、今までのおぼつかないようなやり方ではいけない状況に置かれ、それをどう治めていくかという展開も。窮地に立たされる波乱の展開がいろいろ出てくるんですけど、説明がなかなかしづらいのでとにかく見ていただきたいです(笑)。特に30~33話ぐらいは、絶対に見てください!」と力強いPRでイベントを締めくくった。

 大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、毎週(日)後8・00よりNHK総合ほかにて放送中。特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」は、8月6日(日)まで江戸東京博物館にて開催中。

※会期中に一部展示品の入れ替えがあります。
※作品画像の転載・コピーは禁止です。

2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』特別展
戦国!井伊直虎から 直政へ

会期:2017年7月4日(火)~8月6日(日)

会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
(東京都墨田区横網1-4-1)

開館時間:前9・30~後5・30
(土曜日は後7・30まで。7月21日(金)、28日(金)、8月4日(金)は後9・00まで開館)
※入館は閉館の30分前まで

休館日:7月10日(月)、18日(火)、24日(月)、31日(月)

東京都江戸東京博物館:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/