東野幸治がＭＣを務めるテレビ朝日の年末特番『ニッポン育てる大事典』が、12月31日（日）午後３時から放送される。
天才キッズと、彼らを育てる人々に密着するドキュメントバラエティ。小学生最強といわれる卓球の松島輝空くん（９歳）や、日本選手権で優勝し世界大会で日本人初のメダルを目指すポールダンサーの岩崎知愛里さん（13歳）、名だたる難関大学への合格率でトップクラスを誇る学校などに注目し、“一流の天才を育てるメソッド”を探りだす。
そのメソッドを評価するゲストが石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子、石井一久という子育て中の４人。高嶋はバイオリニストの経験から「音楽の世界だとどんなに頑張っていても、それほど頑張ってない子にボーンと抜かれることがあるんです。人が見ていると、急に200％の力を出す子もいるし」とした上で、「石井さんはそういう天才タイプなのではないかと思う。私はそういうタイプの子を見たら、この人は生まれ変わったらハエになると考えて自分で自分に落としどころをつける」と発言。水を向けられた石井は、「普段、あまり怒らない」「反抗期もなかった」と言うだけあって、ずっと笑顔を浮かべて…。
一茂は、父・長嶋茂雄から「怒られたこともないし、野球選手になれとも言われたこともない」と振り返り、「結婚する前、何度も妻を会わせたのに、会うたびに父は“どちら様ですか？”って聞くんだよ。結婚した後も同じで、全然覚えていないんだよ。妻は、“さすがあなたのお父さんね”と笑っていたけど…」と苦笑。自らの子供には「なるべくバカであってほしいし健康であってほしい」と持論を展開する。
石原慎太郎を父に持つ良純も「進路について“芸能界に入って映画に出演する”と言ったら、オヤジから返って来た言葉は“ああ、そう”のひと言だった」と話し、「俳優になって２、３年たったある夜、オヤジが部屋のドアをバーンとあけて“お前、大学は卒業したのか？”って聞いてきたんですよ！」と秘話を告白。さらに、「子供と向き合う時間は多い方がいい。この番組、ウチのオヤジにも見せなきゃダメだな！」と言う良純に、一茂も「そうだよ、それはホントだよ！」と大いに賛成して盛り上がる。
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