山田孝之&菅田将暉の「死後に消したいデータ」は?『dele』完成披露試写会で告白

エンタメ総合
2018年07月21日

_MG_0301_R 山田孝之と菅田将暉が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたテレビ朝日系W主演ドラマ『dele(ディーリー)』(7月27日スタート(金)後11・15ほか)の完成披露試写会に出席した。

 作家・本多孝好が完全オリジナルドラマの原案と脚本に初挑戦した意欲作。人の死後にパソコンやスマホに残るデータ「デジタル遺品」を内密に消す会社を立ち上げた車いすのプログラマー・坂上圭司(山田)と、圭司の仕事を手伝う何でも屋の祐太郎(菅田)がさまざまな問題に巻き込まれていく姿を1話完結型形式で描く。

 2人は、客席に混じって第1話を鑑賞。山田は菅田とのシーンを「(台本に)12ページにわたるシーンもあった。まぁ、死にそうでしたね」と振り返り、「打ち上げでも言ったんですけど、もう頭のいい役はやらないって決めました。(セリフで)知識出す、出す。(菅田演じる)祐太郎が質問ばっかりしてくるから、全部答えなきゃいけない」とぼやき節。菅田も「俺、聞いてるだけですからね(笑)」と返し、息の合ったやりとりを見せていた。

 これまで共演歴はあるものの、W主演を務めるのは今回が初めて。山田は菅田について「かわいかったです。愛嬌のかたまりじゃないですか」とベタ褒め。菅田も「現場でこんなに会話すると思ってなかった。山田さんってミステリアスというか、背景が見えにくいじゃないですか。本当に実在しているかどうかもよく分からないような。でも、人間味がいっぱい感じられました」と山田との本格タッグを喜んだ。

 また、ドラマにちなんで「死後に消したいデータ」を聞かれると、歌手活動もする菅田は自らの書いた「歌詞」を挙げ、「もう曲になってるものはいいんですけど、そうなる前の原型のものはほとんど僕のポエム。それはマネージャーにも見せてない」と告白。一方の山田は「ございません!」ときっぱり。「私は無責任なので。30個くらい秘密はあるんですけど、死んでるので知りませんよ」と言い放って笑いを誘った。

 最後に客席に向けて、山田は「皆さんドラマのホームページ見ました? ゲスト出演者の写真に2箇所グレーになっているところがあるんですけど、あれ楽しみにしていてください」と含みを持たせてPR。菅田は「人生で初めてお客さんと一緒にドラマを見たんですけど、(山田演じる)圭司が壁によっかかっただけで大爆笑なんだ、とか新発見がいっぱいあって、面白かったです」と感謝していた。