『いだてん』中村勘九郎「斗真と命懸けで演じようと話し合った」五輪シーンの裏側明かす

ドラマ
2019年03月09日

『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』
 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)第10、11話(3月10日、17日(日)放送)の試写会が行われ、中村勘九郎と演出・西村武五郎が登壇した。

 第9話で、四三と弥彦(生田斗真)は、ストックホルムに旅立つ。治五郎(役所広司)の渡航が遅れる中、監督の大森兵蔵(竹野内豊)と安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)のハネムーンのような態度、初めて触れる外国人の横柄さに、四三は不安を募らせる。一方、孝蔵(森山未來)は、円喬(松尾スズキ)に「朝太」という名を授かり、噺家デビューに歩み始める。

 第10話は、ストックホルム到着後、四三と弥彦が異国の地で苦しみながらも絆を深め、第11話でいよいよストックホルムオリンピックが始まる。

 西村は「カメラを変えました。北欧感を出すために色もこだわって撮りました。テロップを出す出さないとかもリアルで自分たちと外国人とのやりとりを感じる部分を出してます。また、外国人選手などは現地でオーディションをしました。海外選手は今後も現地でオーディションしていきたいです」とストックホルム編でのこだわりを明かした。

 勘九郎は「実際にスタジアムを目撃した瞬間に全員の毛穴が開きましたね。うれしさとすごいものをやらなければならないというプレッシャーもあって。斗真と命懸けで四三と弥彦を演じようと話し合った結果、11話の弥彦の100m、200mが本当に感動的で自然と涙が流れるのはこういうことなんだなって思いました。400mは一連で撮影したので、斗真は本当に400m走ってあの芝居をしなければならない。それを見て本当に感動しました。この後走るマラソンをちゃんとやらないといけないなって四三と同様に思いました」と振り返った。

NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』
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公式サイト:https://www.nhk.or.jp/idaten/r/

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