竜星涼&松井玲奈、生徒たちのシャンパンコールに笑顔『都立水商!~令和~』舞台あいさつ

ドラマ
2019年04月23日

『都立水商!~令和~』
 竜星涼主演のMBS/TBSドラマイズム枠『都立水商!~令和~』の舞台あいさつが行われ、竜星をはじめ、松井玲奈、恒松祐里、瀬戸利樹、伊藤萌々香、大原優乃、飯窪春菜、小野寺晃良、バンダリ亜砂也が登壇した。

 原作は、2001年に小学館で刊行された小説を基に、猪熊しのぶ作画で漫画化された同名作品。舞台は、東京・新宿歌舞伎町にたたずむ、都立高校。その名も「東京都立水商業高等学校」略して「都立水商」。水商売を目指す生徒たちのために、水商売のイロハを教える都立高校があったら…という架空の設定で描かれた本作は、その斬新な設定と、知られざる水商売の裏側を通じた濃厚な人間ドラマから、連載当時から大きな人気を博している。

 水商の教師役を演じる竜星は、以前、『オトナ高校』でも教師役を演じている。「その時の生徒は、全員先輩で少し変わった高校でした。今回は、生徒たちがみんな若くて、やっと普通の学校教師がやれると思ったら、水商売を教える学校ということで、なかなか普通の学校に就職させてもらえない(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

 キャバクラ科の教師を演じた松井は「人前に立ってしゃべることは、わりと慣れているほうだなと思っていたんですけど、いざ先生になって教壇に立つと、そのプレッシャーが全然違う。説明するせりふも多かったので、毎日必死に間違えないようにせりふをおぼえる日々でした。キャバクラだったり、ホストだったり、自分が知らない世界の中のシステムというのをすごく詳しく知れて楽しかった一面もあったので、現場にいるときは緊張感もありながら、楽しみながら授業をしてました」と。

 そして、キャバクラ科の生徒を演じた恒松は「私は、久々に学園ドラマに出たんですけど、同世代がいると、どうしてもうるさくなってしまう。そこを石綿先生役の竜星さんがまとめてくださったり、一緒に盛り上がっちゃったりとか、本当に素敵な存在で(笑)。すごく私たちの支えになったし、お芝居の勉強にもなった」と、竜星との共演を振り返った。

 伊藤は「教室のシーンの合間も休み時間のような雰囲気があって、みんなでわちゃわちゃしゃべりながら、写真撮ったりしてたんです」と。これに、恒松が「宣伝部の方が“写ルンです”を用意してくださって、それでみんなで撮ったりしてたんです。その写真は、TwitterやInstagramでアップされていくようなのでチェックしてください!」とアピール。

 さらに、大原は「竜星さんが差し入れで、駄菓子をたくさん買ってきてくださって、休憩時間は“駄菓子屋・竜星商店”に走って行って楽しんでました」と。

 また飯窪は「今回、キャバクラ嬢を目指す役ということで、本当のキャバクラやホストクラブへ行って撮影しました。キャバクラへ行くことはないと思っていたので、“わぁ、すごいきらびやか”って思った」と感想を語った。

 また、ホスト科の生徒を演じた瀬戸は「男子みんな仲良くて、内容のない会話がばかりしていた。ここでその話をしても、皆さんには面白くないと思われるようなくだらない会話だったね」と。これに、小野寺も「今まで同年代の方と共演する機会がなくて、歳が近しい分くだらない会話とかわいわいしていて本当の高校みたいでした」と語った。

 学園ドラマに初めて出演するバンダリは「ホスト科の生徒役で、台本をもらった時から自分向いてるんじゃないかなと思った。前からホストっぽいねって言われてもいたので、やりやすかった」と明かした。

 竜星について山本透監督は「竜星君が演じる石綿直樹は暴れたりしないし、必殺技があるわけではない。生徒たちが悩んでいる時に、隣に座って一緒に悩んで考えてくれるような兄貴のような存在で。実際、竜星君がそういう人で、本当に生徒たちの兄貴的な存在として寄り添ってくれていたなと感じました」と明かした。

 イベント中盤では、ドラマの大ヒット祈願として、都立水商オリジナルのシャンパンコールを披露。ホスト科の生徒たちがコール、キャバクラ科の生徒たちが合いの手を入れ、会場を盛り上げた。その様子に、教師役の竜星と松井は少し圧倒されながらも、生徒たちを見守った。

 1話の見どころとして松井は「1話は、それぞれのキャラクターが出てくるというところが見どころでもあるんですけど。きっと見る方が抱いている水商売に対するイメージというのが1話から徐々に変わっていくなって思うので、まずはフラットな気持ちで見てほしいです。最終回までに見たときにどういう風にイメージが変わるのかっていうのが、面白いところなのかなと思います」と。

 最後に竜星が「令和という新しい時代にピッタリの新しい学園ものが誕生したかなと思っております。普通の学校では習えないような、これから先の人生で一番大事なものだったりが、水商売というものを経て学べる作品になっていますので、最後まで新米教師と生徒たちの成長を見届けていただけたらうれしいかなと思います。僕はパート2も望んでおります」と締めくくった。

『都立水商!~令和~』
MBS
5月5日(日)スタート
毎週日曜 深0・50~

TBS
5月7日(火)スタート
毎週火曜 深1・28~ほか

ドラマ公式Twitter:@toritsu_mizusho
ドラマ公式サイト:https://www.mbs.jp/mizusho/

©「都立水商!~令和~」製作委員会・MBS