西島秀俊主演ドラマ『警視庁アウトサイダー』（テレビ朝日系 午後9時～9時54分 ※初回は拡大スペシャル）が、1月5日（木）スタート。第1話に真壁刀義、棚橋弘至、田口隆祐、オカダ・カズチカがゲスト出演することが発表され、場面写真とコメントが到着した。
西島秀俊が見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事、濱田岳が一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事、上白石萌歌が安定した就職先として警察を選んだやる気ゼロな新米刑事というクセの強いキャラクターに扮する、異色の刑事ドラマ『警視庁アウトサイダー』。それぞれ誰にも言えない秘密を抱えた3人が互いを利用しあいながら難事件を解決していく姿を描く、前代未聞のミステリーだ。
1月5日（木）に放送される第1話の冒頭では、西島演じる主人公・架川英児がプロレスの試合に降臨し、容疑者を確保するド派手なアクションシーンが繰り広げられるが、新日本プロレスのスター選手たちが参加の下、このほど特設リングで撮影が行われた。
今回撮影されたのは、警視庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から所轄に左遷されてきた英児が、濱田演じる蓮見光輔ら桜町中央署の面々の前に初登場するシーン。桜町中央署管内の商店街で開催されていたプロレスの試合に不審者が乱入し、刃物を手に立てこもるという事態が発生する。
そこで、エース刑事の光輔が説得に当たっていたところ、突如、英児がリングに降り立ち、鮮やかに容疑者を確保する…という流れで、破天荒な英児のキャラクターを印象づけ、光輔とのコントラストを一瞬で表現する重要な場面だ。
このシーンに真壁刀義、棚橋弘至、田口隆祐、オカダ・カズチカという、新日本プロレスのそうそうたるスター選手4名がゲスト出演。西島は撮影の合間を縫ってオカダ選手から技を伝授してもらい、入念に準備を行って本番に臨んだという。
撮影当日、ロケ先のとある商店街のイベント会場には巨大なリングが特設され、エキストラも多数集合。大がかりな現場を見て気合も高まったのか、西島も決意の表情で撮影を開始した。
濱田やレスラーたちが見守る中、トップロープをひらりと飛び越えてリングインした西島。あまりにカッコよく決まりすぎ、会場中のスタッフ、エキストラから思わず拍手が沸き起こったほど。
数々の映画やドラマで激しいアクションに挑んできた西島は、リハーサル中、レスラーたちからアドバイスをもらうとすぐに微調整するなど、さすがの身体能力を発揮。本番では棚橋選手の得意技スリングブレイド、オカダ選手の必殺技レインメーカーを颯爽と決めてみせ、レスラーたちも大きな拍手を送っていた。
撮影を終えた西島は、「リングに上がらせていただき、子どもの頃の夢がかなったような思いで、ものすごく興奮しました！」と感動の面持ちを浮かべ、「ご本人の目の前で技を披露するのも正直緊張しましたし、選手の皆さんが優しく教えてくださるので感動とうれしさと恐縮とがない交ぜに…」と憧れのレスラーたちから指導を受けた心境を告白。
達成感もひとしおだったようで、「連続ドラマのオープニングシーンとしては、最高のものを撮影させていただいたと思います」と自信ものぞかせた。
続けて、濱田も「僕は格闘シーンをリングサイドから拝見していたのですが、西島さん、さすがでした。そして感動したのが、選手ご本人に直々にレクチャーを受ける姿です。プロレスファンなら誰もが大興奮する光景を見ることができて本当に貴重な時間でした」と選手たちへ感謝を述べた。
いっぽう、西島の熱演に応えるよう、レスラーたちも長時間におよぶ撮影を完遂したが、4人は西島の身体能力の高さを口々に絶賛。真壁選手は、「すべての動きからひしひしとこだわりを感じ、プロの中のプロだなと思いました。まざまざと才能を見せつけられた！」と感心しきり。
自身の決め技を伝授した棚橋選手も、「西島さんはフィジカルが強くて運動能力も高い。パーソナルトレーナーに就いて、もう少し僕好みの筋肉に育ててみたい」と、西島の素質に魅了された様子。
田口選手も「センスのよさを感じました。ぜひ試合に出ていただきたい！」と熱望したほか、事前練習から付き添ったオカダ選手も「すごい運動神経の持ち主！ 今からでも二刀流で、プロレスラーという選択肢もアリなんじゃないかなと思いました」と、プロレスデビューをオファーするほど太鼓判を押した。
西島が鮮やかにアクションをさく裂させる、スリリングな冒頭シーンは必見。1月5日（木）放送の第1話は要チェックだ。西島と濱田をはじめ、選手陣のコメント全文は次ページに掲載。
