

藤木直人が主演を務め、白石麻衣が共演する『最後の鑑定人』(フジテレビ系 7月9日(水)スタート 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回15分拡大)に、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類の出演が決定した。
本作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー。原作は「永遠についての証明」で2018年に第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説 野性時代 新人賞」)を受賞した小説家・岩井圭也の同名小説。
俳優デビュー30周年を迎える藤木直人が孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠、白石麻衣が土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子を演じる。
このたび、新たに迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類の出演が決定。迫田が演じるのは、土門に科学鑑定を初めて依頼する弁護士・相田直樹。優しくて人当たりがよく、弁護依頼をどんどん受けてしまいがちな相田は、信頼する先輩弁護士に勧められて土門鑑定所を訪れ、それ以降ことあるごとに鑑定協力を頼むようになる。クセのある土門に圧倒されるも、現場に同行するなど事件の真相に近づいていく土門を信用している。
中沢が演じるのは、捜査⼀課のやる気あふあふれる刑事・都丸勇人。刑事に憧れて神奈川県警に入庁した若手で、上司の三浦に土門と捜査現場の橋渡し役を命じられる。土門のとっつきにくく何を考えているのか分からない様子に翻弄されイライラしつつも、依頼を引き受けてもらえるよう説得する。
阿部が演じるのは、都丸と同じく捜査一課に所属する係長・三浦耕太郎。科捜研で活躍していたころの土門を知る人物で、土門の鑑定技術に絶大な信頼を置く。部下の都丸に土門を紹介し、科学捜査を依頼させる。
栗原が演じるのは、科警研(科学警察研究所)に所属する嵐山信幸。嵐山は科警研の法科学部副部長・尾藤宏香の助手。ちゅうちょなく慣例外の鑑定協力を依頼してくる土門を不快に感じている。
7月9日(水)の放送スタートに向けて着々と撮影が進む現場に、原作を手がける岩井圭也が訪問。土門鑑定所のセットが立つスタジオを訪れ、藤木や白石らが演じる姿を間近で見学した。さらに、撮影の合間にはキャストやスタッフらと談笑する姿も見られ、撮影現場を盛り上げた。
自ら作り上げた土門と高倉に“初対面”した岩井は「藤木さんと白石さんに直接お会いすることができて、ビックリです…!実際に現場で演じている姿も見させていただき、“こうだったらいいな”という自分のイメージ以上の形で演じていてだいているなと感じました。専門用語などのせりふが多く、すごく難しい部分もあると思うのですが、お二人は本当にうまくご自身の言葉のように話されていて“土門と高倉が生きてる!”と感動してしまいました」と明かした。
また、藤木の“土門っぷり”に関しては「原作と同じくベージュのジャケットを着ていただいて、すごく似合っておりました。原作に“忠実”というよりは“(土門という男のイメージは)こうだったんだ”と私自身が気付かされた感覚です」と、藤木の演技や作品の演出を絶賛。そして「小説を書くというのはとても孤独な作業で、部屋に一人閉じこもって何十時間と書いて世に出るもの。それがドラマになると、多くの方々の力を通して映像になっていくことはすごく感動的です。小説と映像は媒体こそ違えど、同じく魂が宿っているのだと感じました。原作者としても視聴者としても楽しめてしまう、大変お得な体験をさせていただいているので放送が楽しみです!」とメッセージを送った。
迫田孝也 コメント
◆オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
たくさんの想像をかき立てられる人物だなと思いました。自由と責任をしっかり背負って、人間力の強い相田弁護士を演じたいと思います。
◆台本や原作を読まれていかがですか?
毎話起こる事件に対して、登場人物がそれぞれ違ったアプローチをして解決していくところがワンチームを感じられました。自分の役割をしっかり果たそうと思います。
◆撮影で楽しみにしていることがあれば教えてください。
今回の作品は自分にとって新たな分野が広がる予感がしております。さらに今まで以上に関わる意義というものを強く意識したいと思っております。週の半ば、水曜の夜が待ち遠しくなるような作品を作り上げていきます。どうぞお楽しみに。
中沢元紀 コメント
◆オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
ずっと刑事役に挑戦したい気持ちが強くあったので、今回お話しをいただけて素直にうれしかったです。土門先生に振り回されながらも、若手刑事らしく熱い気持ちをもって事件解決を目指していこうと思います。
◆台本や原作を読まれていかがですか?
クセのある変人バディによるサイエンス×ミステリーの世界観に一気に引き込まれてしまいました。1話は、都丸目線で物語が進んでいく部分があるので、視聴者の皆さんも都丸といっしょに事件を解決していく目線にたっていただけたら、より楽しんでいただけるのではと思います。
◆撮影で楽しみにしていることがあれば教えてください。
初めて共演させていただく方たちばかりで、皆さんが演じる人物も魅力的なキャラクターなので、お芝居をした時の化学反応がとても楽しみです。
阿部亮平 コメント
◆オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
今回『最後の鑑定人』に参加できることを大変光栄に思います。 刑事役として、後輩刑事の面倒も見つつ、しっかりと事件と向き合っていこうと思います。
◆台本や原作を読まれていかがですか?
ただの刑事ドラマではなく、一癖も二癖もある人物がどう絡んでいくのか、一つの事件に対しても細かなところまで描かれていて、最後まで気になり一気に読み終え、さらに見直すくらい。ぜひ皆さんにも最後までどうなるのか楽しみながら見てほしいです。
◆撮影で楽しみにしていることがあれば教えてください。
お会いしたことある方もいますが初めましての方も、お芝居でどんな“化学反応”が起こりどんな役が出来上がっていくのかが楽しみです。
栗原類 コメント
◆オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
オファーをいただいた時は純粋にうれしかったです!でも同時に“行き違いじゃないよね?” “ドッキリとかじゃないよね?”と、間違った意味でのドキドキ感がありましたが、衣装合わせまでたどり着いて安心できました。僕が演じる嵐山は見た目通り真面目そうな男です。真面目な人を演じるのは久しぶりなので挑戦ではあります。
◆台本や原作を読まれていかがですか?
ミステリーの中に含まれている異質な空気感を作り出すキャラクターたちが生み出す光景が面白いなと読んでいて感じました。
◆撮影で楽しみにしていることがあれば教えてください。
極上の役者の方々、スタッフさんたちがいらっしゃる現場なので、どのような空気感が作られるのかが楽しみでありつつ、僕も僕なりに刺激を与えられるように頑張ります。
番組情報
『最後の鑑定人』
フジテレビ系
2025年7月9日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分
※初回15分拡大(午後10時~11時9分)
<出演者>
藤木直人、白石麻衣、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類 ほか
原作:岩井圭也「最後の鑑定人」(角川文庫/KADOKAWA刊)、「科捜研の砦」(KADOKAWA刊)、「追憶の鑑定人」(KADOKAWA刊・2025年9月2日発売予定)
脚本:及川拓郎(『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』演出、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』監督ほか)、山崎太基(『白暮のクロニクル』、『相棒 season 18』ほか)、北浦勝大(『問題物件』第6話、『PICU~小児集中治療室~スピンオフ』ほか)、青塚美穂(『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』、映画「家族のはなし」)
プロデューサー:石原未菜、宮木正悟、郷田悠(FCC)
プロデュース協力:渡辺良介(大映テレビ)演出:水田成英(FCC)(『119 エマージェンシーコール』、『医龍~Team Medical Dragon~』ほか)、谷村政樹(『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』、『いちばんすきな花』ほか)、清矢明子(『新宿野戦病院』、『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』ほか)
制作協力:FCC
制作著作:フジテレビ
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