『100カメ』が羽田空港に潜入 45分番組で3000時間撮影 春日俊彰「我々のトーク、一切使わなくていい」

バラエティ
2025年10月09日
『100カメ』
『100カメ』

10月13日(月・祝)放送の『100カメ』(NHK総合 午後7時30分~8時15分)は、「羽田空港 ~空飛ぶ翼を守るプロたち~」を送る。

『100カメ』は、気になる場所に100台の固定カメラを設置するドキュメンタリー番組。今回の舞台は、羽田空港。混雑空港ランキング世界3位、約1分に1便が離着陸する大忙しの空港で、飛行機を安全に、定時で運航するために働く、さまざまなプロたちが登場する。

羽田空港は、敷地約1515ヘクタール(東京ドーム324個分)の日本一広い空港。広大な敷地をカバーするため、番組が撮影した映像は番組史上最長となる3000時間にも及んだ。ディレクターはその全ての映像を確認し、選び抜いた珠玉のシーンを凝縮してVTRを制作。耳を疑う苦労を聞いたオードリー・若林正恭は「さぞかし面白いんだろうねぇ!」と期待する。

カメラを設置したのは、搭乗口・機内・チェックインカウンター・手荷物仕分け場・駐機場など。飛行機1便が出発するまでに、空港のあちこちで働く人たちを同時に観察する。機内で準備する客室乗務員たちの素の会話や、搭乗口のスタッフに無線で指示を出す航空会社のオフィス、チェックインカウンターで預けた手荷物が飛行機に運ばれるまでの道のりも、のぞき見。さらに、自力でバックができない飛行機を走行スタート位置まで車で押し出す難関技「プッシュバック」の様子も公開する。

ほかにも、パイロットや客室乗務員が体調不良やダイヤの乱れでフライトに間に合わない…。そんな事態に活躍する「スタンバイ」要員の秘密や、滑走路を走り異物がないかチェックする点検車なども登場する。

さらに、通常はまずカメラが入らない特別な場所にも潜入。それは大手航空会社が、全世界を飛ぶ1日約900便の運航を一括管理する「運航管理部門(オペレーションマネジメントセンター)」。上空のパイロットと無線で交信し、トラブルに対処する運航管理者たちや、乱れた運航ダイヤの修正案を考えて対処するダイヤ担当社員の知られざる奮闘を観察する。番組が密着した時は、ちょうど全国的な大雨。羽田の一室から人知れず見守り、無事目的地に到着することを祈る社員たちに若林も感心する。

オードリー コメント

若林正恭:今回3000時間撮影したらしいよ。ちょっと引いちゃったわ。朝ドラ『あんぱん』の放送時間全部合わせたより長いよね。2999時間15分使わないんだよ。でも見応えがすごい回だったね。

春日俊彰:今回われわれのトーク、一切使わなくていいですから。尺もったいないから。その分撮った映像を放送してほしいよね。

番組情報

『100カメ』「羽田空港 ~空飛ぶ翼を守るプロたち~」
NHK総合
2025年10月13日(月・祝)午後7時30分~8時15分

MC:オードリー

NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定

©NHK

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