『おぎやはぎの愛車遍歴』初代レガシィ解体新書 “スバルマスター”が開発秘話を語る レオーネとの乗り比べも

バラエティ
3時間前
『おぎやはぎの愛車遍歴』
『おぎやはぎの愛車遍歴』

12月6日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ 午後9時~9時54分)は、初代スバル レガシィの開発を担当したエンジニアの辰己英治さんをゲストに迎えて「愛車遍歴的 スバルマスターに聞け!初代レガシィ解体新書」を送る。

レガシィは1989年、当時の主要車種だった3代目レオーネの後継車として登場。長くスバルのフラグシップモデルとして世界中で愛された。初代からクルマの命運を握る評価担当という大役を担ったのが辰己さん。「安全、安心のためには走りを極めよう」と行ったのは、徹底した走り込み。「100万キロくらい走ると、クルマのことが少し分かってくるような気がした」という、気が遠くなるような数字に、MCのおぎやはぎも絶句する。

当時の富士重工は、「スバルにバブルはないと社内で話していた」というほど、好景気の恩恵を受けられなかったという。売り上げ不振から、辰己さんら多くの開発者がディーラーへ出向に行き、セールスの大変さを身をもって知ることに。こうした経験で感じた危機感が、社内の空気を変えていったという。辰己さんはモチベーション醸成の経緯を打ち明ける。

とにかくレオーネから変えるところを全て変える覚悟で開発がスタート。その開発費は「今、考えると天文学的数字」だという。「それだけかけてもやるんだというスバルの上層部、経営陣の判断だと思う」と、会社の心意気を感じたとも。番組では、初代レガシィはもちろんのこと、開発のきっかけになったレオーネも登場し、それぞれを乗り比べることに。

プライベートではオフロードレースにも参加し、チャンピオンになったこともあるという辰己さん。レースに出ていたからこそ分かるクルマの特徴を、開発にも生かしていったという。また、研究対象には高級欧州車の名前も。「欧州車は何十歩も先をいってるよね」。追いつき追い越せのつもりで熱が入ったという。本場ドイツでのテスト走行では、驚くべき出来事も…。

レガシィは今年3月、惜しまれつつも日本国内での販売にピリオドを打った。小木博明も「これは寂しいよね。僕が寂しいもん」と本音を口にする。それでも、日本自動車殿堂の歴史遺産車にも認定され、有終の美を飾った。手塩にかけて育てたクルマに対する、辰己さんの率直な思いも聞く。

番組情報

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
BS日テレ
2025年12月6日(土)午後9時~9時54分

出演者:おぎやはぎ、今井優杏(自動車ジャーナリスト)
ゲスト:辰己英治(元スバル エンジニア)

©BS日テレ

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