高尾颯斗&渡邉美穂インタビュー「皆さんに“キュン”を届けるために、大人二人が真剣に話し合いました(笑)」『ゆかりくんはギャップがずるい』

特集・インタビュー
4時間前

高尾颯斗&渡邉美穂『ゆかりくんはギャップがずるい』

現在放送中のドラマ『ゆかりくんはギャップがずるい』(TOKYO MXほか)でW主演を務める高尾颯斗さんと渡邉美穂さん。第4話の放送を前に、お互いの印象や撮影中のエピソードなどについてたっぷりと聞きました。

◆初共演ですが、お互いの第一印象はいかがでしたか?

高尾:お会いする前は、大人しくてクールな方かなと思っていたんです。でも、現場に行ったら、既に渡邉さんが雰囲気をすごく明るくされていて。スタッフの皆さんと和気あいあいと話している輪の中に僕が入っていく形だったので、初日から「楽しくて明るい現場になる」と確信しました。

渡邉:私も最初は、高尾さんに対して寡黙でクールなイメージが強かったんです。というのも、お会いする前に拝見したグループ(ONE N’ ONLY)のアーティスト写真が、バチバチの衣装とメークで。「イケイケな人だ!」と(笑)。

高尾:イケイケでしたね~(笑)。

渡邉:自分とは属性が違う予感がしたので“お話できるかな”と少し緊張していたんですが、蓋を開けてみたらすごくしゃべりやすかったです。お互いにグループ活動の経験があるからか、多少は人見知りでも、いざ現場へ行くとなんだかんだちゃんとコミュニケーションが取れてしまうというか。そこは共通点だなと思いました。あと、私たちも含めたメインキャストのみんなのMBTI(性格診断)がほぼ緑系のグループで揃っていたのも面白かったです。

高尾:ビックリしました。

渡邉:最初はそういう話で盛り上がって、本当に穏やかな現場でした。

◆共演してみて、お互いのお芝居についてはどう感じましたか?

高尾:僕は毎日刺激をもらっていました。日によってはジェットコースターのように心情が変化するシーンもあるのですが、渡邉さんは感情表現の幅がすごく広くて、毎回いろんな表情で完璧に演じられていて。そんな渡邉さんの姿を見て僕も感情が動かされることが多々ありました。

渡邉:うれしいです。私はご本人に言うのは大変申し訳ないんですけど…。人生であまり“甘い言葉”を言い慣れていない人なんだろうなっていうのをちょっと思って(笑)。

高尾:わはははは! なんてことを!(笑)

渡邉:いい意味でですよ! 軽々しく「好きだよ」とか言えるタイプじゃなくて、その不器用ながら一生懸命に伝えようとする感じが、ゆかりくんにすごくマッチしているなって。だからこそ壁ドンとか距離が近くなるシーンでも、どこか慣れていない感が自然とにじみ出ていたのかなって。

高尾:恥ずかしい! 見抜かれてる…。

渡邉:でも、それが変にこなれていたらゆかりくんじゃなくなっちゃうから。

高尾:なるほど。初日から壁ドンのシーンがあって、そこは本当に角度が難しくて。僕、肩がおかしくなるんじゃないかっていう体勢で固まっていました。

渡邉:あの時はまだいじれる関係性じゃなかったから、私は心の中で「腕、きつそうだな…」と思いながら見ていました(笑)。

◆高尾さんは、壁ドンのシーンは初めてだったのでしょうか。

高尾:MV撮影で一度あるのですが、作品では初めてです! そのMVの時よりは上手くできるはず…という気持ちで臨みましたが、監督から「もっと顔を近づけて」などと何度もご指導いただきました。

渡邉:監督が一番の“キュン”の理解者というか、“キュン”を欲しがってくださるので(笑)。特に序盤は、監督のおかげでお芝居上での二人の距離感どんどん縮まっていったのかなと思います。後半になるともうかなり慣れてきて。物語が進むにつれて、ゆかりくんと芽衣子のスキンシップが増えていくんですけど、手の繋ぎ方ひとつとっても「最初は普通に繋ぐけど、お互いの好きが溢れるシーンは恋人繋ぎにしよう」などとよく相談していました。

高尾:僕も本音でしっかりと話せて良かったなと思います。原作でも詳細に描かれていない部分の解像度を、二人で話し合いながら作っていく感覚がありました。

渡邉:恥ずかしがっていては良いものは作れないですから。視聴者の皆さんに“キュン”を届けるために、26歳の大人二人が真剣に話し合いました(笑)。

高尾颯斗&渡邉美穂『ゆかりくんはギャップがずるい』

◆原作のある作品ですが、映像ならではのオリジナリティを意識した部分はありましたか?

渡邉:ラブコメということもあって、ヒロインのモノローグ(心の声)がすごく多いんです。その分、お芝居では声を出さず、表情だけで「ギャップがずるい!」という感情を表現しなければならなくて。漫画では“絵”で表現される部分を、映像だからこそあえて少しオーバーに、お茶目でかわいく見える動きを意識しました。監督にアドバイスを頂いたしぐさやジェスチャーもたくさんあります。

高尾:ゆかりくんに関しては、カッコいい反面、何を考えているか分からないミステリアスな魅力があるんです。だからこそ、漫画では描かれていない“芽衣子の発言に対する細かい表情”を自分なりに解釈して、よりリアルに、彼がそこに存在しているように演じました。

渡邉:高尾さん、原作のゆかりくんに似てますよね。柔らかい雰囲気とか。

高尾:それは一番うれしい言葉です。

◆高尾さんはゆかりくんとして芽衣子をキュンとさせるために大切にしていたことはありますか?

高尾:“意識的にキュンとさせない”ことを意識していました。狙ってやってしまうと、ゆかりくんらしい無意識のかわいさが消えて、あざとくなってしまうので。

渡邉:そこが一番難しいですよね。でも、高尾さんは素の部分でもそういうポテンシャルがある人だなと私は思っていて。狙っていないのになぜか周りから「かわいい」と言われてしまうタイプじゃないですか?

高尾:自分の中では“ナチュラルなかわいさ”が伝わるように、常に絶妙なあんばいを探っていました。ゆかりくんの最大の魅力はそこだと思うので、しっかり届いてほしいです。

◆撮影を通して見つけた、お互いの「ここはずるい!」というポイントを教えてください。

高尾:渡邉さんは、とにかく全てにおいて「ずるい」です。体力もコミュ力も台本の覚え方も…。全部が完璧でした。

渡邉:いやいや、私は高尾さんの体力こそ“鬼”だと思っていましたよ(笑)。寒い夜道での撮影でもずっと元気でポジティブ。いつも大きな声で挨拶をして帰っていく姿を見て“一緒に主演を務める相手がこんなに明るいんだから私もくよくよしてられないな”って背筋が伸びました。

高尾:僕は人生で疲れを感じたことが1ミリもないんです。

渡邉:それはさすがに嘘! 顔に出てた日、ありましたよ(笑)。でも絶対にそれを認めない。そのガッツがすごいんです。

高尾:認めたら終わりですから。グループ活動の時も「っしゃあ、やろうぜ!」とメンバーを引っ張るのが普通になっているので。自分に負けたくないんです。

渡邉:簡単そうに思えて、なかなかできないですよ。そのポジティブさとハツラツさに助けられました。

高尾:僕は渡邉さんの現場での立ち振る舞いが本当に勉強になりました。自分のことだけでなくスタッフさんへの気配りもすごくて、人手が足りなければ率先して動く。あとは何より、“台本を画像として瞬間記憶できる”という特殊能力があることを知って、それはずるすぎるなと。

渡邉:あはは。私はカメラでカシャって撮るみたいに台本を“画像”としてまず頭に入れて、それをなぞりながら口に出すことでせりふを覚えていて。高校のテスト勉強の時から「なんか私、このやり方ならすぐ覚えられるな」って気づいて…。

高尾:それ、チートです!(笑) 暗記パンを食べてるのと一緒! 僕もその能力を開花させたいです。

高尾颯斗&渡邉美穂『ゆかりくんはギャップがずるい』

◆視聴者が「このゆかりくんはずるい!」と身悶えそうなシーンも教えてもらえますか?

渡邉:それはもう、高尾さんの肉体美じゃないですか。高尾さんは自分では言いづらいと思うので私がアピールしておきます(笑)。

高尾:ありがとうございます!

渡邉:撮影ギリギリまで腕立て伏せをしてパンプアップしている姿をよく見ていました。

高尾:あがいてました。少しでも良く見せたくて(笑)。

渡邉:ワンコみたいな甘いマスクなのに、筋肉がムキムキっていうギャップはもう反則です。

高尾:腹筋は中学生くらいの頃からなぜか割れていたんですけど、今回は“見せるための筋肉”を意識して上半身を鍛えました。一度やり始めると止まらなくなっちゃって。“ゆかり筋”にも注目してもらえるとうれしいです(笑)。

◆“ギャップ過多なミステリアス男子”のゆかりくんにちなんで、お互いを「〇〇男子」「〇〇女子」と例えるなら?

高尾:渡邉さんは「最強ミラクルパワフルエネルギッシュ女子」です!

渡邉:要素が多すぎて意味が分からない(笑)。でも、ありがとう。

高尾:やっぱり、奇跡的な特殊能力をお持ちですし、エネルギッシュな姿は現場でもよく見ていて。お芝居もいろいろと“最強”なんです。泣く演技の感情の入り方も、モノローグのシーンで表情だけで語る表現力も…全てが最強、リスペクトでした。

渡邉:高尾さんは「バイブスブチ上げ擬音系男子」です。

高尾:レッツゴー!

渡邉:ほら、そのままですよね(笑)。「バコーンといっちゃおうよ!」とか「ガツンとかまそう!」、「ブチ上げていこうぜ!」って、とにかく擬音が多い(笑)。彼の口からは一体いくつの音が出てくるんだろうと思っていました。最初はちょっと戸惑いましたけど、一度触れてみたら面白すぎて、最近は私もまねして遊んでいます(笑)。

高尾:ありがとうございます。僕はお芝居の経験値が浅い分、現場にエネルギーを配ることくらいしかできないと思っていたので。ダンスのレッスン中も「ズン、ボボン、アー!」とか音で伝えちゃうタイプなのでそれが自然と出ていたのかなと思います。

渡邉:その明るさで、現場のスタッフさんもみんな明るく撮影が進められていたと思います。

高尾:うれしかったです。皆さんすごく優しくて助けられました。温かいファミリーのような現場でした。

◆最後に、視聴者へ向けたメッセージをお願いします。

渡邉:胸キュンはもちろん、人生で立ち止まった時に思い出してほしい言葉などもたくさん詰まった作品なので、ぜひ楽しんで見ていただけたらうれしいです。

高尾:このドラマは“ギャップ”というものが一つの大きなテーマになっているので、ゆかりくんが見せるギャップで視聴者の皆さんも魅了できるように頑張りました。それと同時に、芽衣子が先生として葛藤し、生徒と向き合っていく物語も見応えがあると思うので、そういった人間味溢れる部分にも注目していただけるとうれしいです。

高尾颯斗&渡邉美穂『ゆかりくんはギャップがずるい』

PROFILE

●たかお・はやと…1999年9月17日生まれ。静岡県出身。AB型。主な出演作は映画「BATTLE KING!! Map of The Mind-序奏・終章-」、舞台「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」など。W主演を務めるドラマ『女の子が抱いちゃダメですか?』(MBSほか)が3/5(木)より放送開始。また、ダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのメンバーとしても活動中。

●わたなべ・みほ…2000年2月24日生まれ。埼玉県出身。A型。主な出演作はドラマ『ラブライブ!スクールアイドルミュージカルtheDRAMA』、映画「あたしの!」「青春ゲシュタルト崩壊」、舞台「AOI Pro.コント公演『混頓vol.8』」など。出演映画「おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?」が6/12(金)公開予定。

番組情報

『ゆかりくんはギャップがずるい』
TOKYO MX
毎週木曜 午後9時25分~9時54分

SBS(静岡放送)
毎週月曜 深夜0時51分~1時21分

福島中央テレビ
毎週日曜 深夜1時30分~2時00分

TVerで無料見逃し配信、FODで見放題配信

出演:高尾颯斗、渡邉美穂、濱岸ひより、米倉れいあ、速瀬愛、別府由来

オープニング主題歌:Lienel「ままならない愛」(SDR)
エンディング主題歌:Straight Angeli「魔法のアンブレラ」(Ferment Label)

原作:あんどうまみ『ゆかりくんはギャップがずるい』(シーモアコミックス)
監督:進藤丈広、小村孝裕(4、5話)
脚本:金杉弘子
音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作・著作:TOKYO MX

©あんどうまみ/シーモアコミックス©TOKYO MX

●photo/中村 功 text/川倉由起子

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