日向理恵子による長編ファンタジー『火狩りの王』がWOWOWでアニメ化決定

アニメ
2020年11月05日

日向理恵子による長編ファンタジー『火狩りの王』が、WOWOWのオリジナル企画としてアニメ化が決定した。

『火狩りの王』は、「雨ふる本屋」などで知られる日向理恵子による長編ファンタジー。 “火”をテーマに、人類最終戦争後の世界で生きる子供たちが、多くの困難に直面しながらも、懸命に生きていく姿を描いている。

独創性溢れるファンタジーでありながら、その深いテーマ性に多くの読者が心打たれた作品だ。今年9月に第4巻が刊行されたばかりだが、この度、WOWOWでのアニメ化が決定した。

繊細で躍動感のある物語がアニメーションによりどのように表現されるのか、期待が高まる。放送に関する詳細は随時、WOWOW公式サイト上にて発表予定とのことだ。

今回の発表に際して、原作者の日向理恵子は「観る者に生の豊かさを思い出させることが、アニメーションの持つ大きな力だと思っています。その力をもらった灯子たちを応援できることが、とてつもなくうれしく、畏れ多く、期待でいっぱいでおります」と語っている。全文は、以下を参照。

<日向理恵子 コメント>

「火」をテーマにした大きな物語を書きたいと思い、『火狩りの王』を書きはじめました。「生きろ、生きろ」と念じながら、物語を紡ぎました。
観る者に生の豊かさを思い出させることが、アニメーションの持つ大きな力だと思っています。
その力をもらった灯子たちを応援できることが、とてつもなくうれしく、畏れ多く、期待でいっぱいでおります。読者さまたちにも、どうか一緒に見守っていただけますように。

<番組情報>

WOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』
放送日:後日発表

原作:日向理恵子
絵:山田章博
アニメーション制作:シグナル・エムディ

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/hikari/