『ルパン三世』アニメ化50周年 青山剛昌、北条司、古沢良太、浅野忠信らの祝福コメント、イラスト到着

アニメ
2021年10月22日
⻘⼭剛昌 原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV

1024日(日)でテレビアニメ化50周年を迎える『ルパン三世』を祝して、各界著名人からコメント、イラストが到着した。

現在、日本テレビ系で全国放映中のテレビアニメ『ルパン三世 PART6』。『ルパン三世』アニメ化50周年記念となる新シリーズは、1971年放映の「PART1」と同じエメラルドグリーンのジャケットに身を包んだルパン三世が魅せる“原点回帰”への新たな冒険。シリーズ構成の大倉崇裕をはじめ、脚本には辻真先、芦辺拓、樋口明雄、湊かなえ、押井守など小説界・アニメ界の豪華な顔触れが集結。さらに、次元大介の声優が小林清志から大塚明夫へと交代するなど、アニバーサリーイヤーをにぎわせている。

1024日(日)でテレビアニメ化50周年を迎える本作の熱気は各界へも届き、青山剛昌、北条司、浅野忠信など著名人から50周年の祝福コメント、イラストが到着。「ルパン三世との出会い」、そして「50年後のルパン三世」へ想いを馳せた著名人からは、あらためて50年という歴史の重みを感じられるコメントが寄せられた。今回のためだけに描き下ろされた貴重なイラストも必見だ。

さらに、YouTube TMS公式アニメチャンネルで、映画「ルパン三世 カリオストロの城」の有名なカーチェイスシーンをはじめ、『ルパン三世 PART2』以降、歴代シリーズで数々の名場面を創り上げてきたアニメーター・友永和秀による「ルパン三世50周年記念・特別作画動画」を、10月22日(金)正午より公開。動画内で描かれた“ルパン三世&次元⼤介”の「アニメ化50周年の祝賀イラスト」のTwitterプレゼントキャンペーンも決定した。

⻘⼭剛昌(漫画家「名探偵コナン」「YAIBA」)コメント
⻘⼭剛昌 原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV

アニメ50周年おめでとォ〜♪
ルパン三世との出会いは、⼩学校の低学年の頃だったかな? モーリス・ルブランの『怪盗紳⼠アルセーヌ・ルパン』の本は、もう読んでいたので、「ルパン」の孫の話をアニメでやるんだ… ホームズの孫も出て来るかなぁ?」なんて感じで観始めたら、出て来たのは、銭形平次の⼦孫の警部に、相棒の次元⼤介と⼗三代⽬⽯川五ェ⾨と謎の⼥、峰不⼆⼦ちゃん!
1話⽬のコチョコチョでアホな⼩学⽣的にはハートを鷲掴みにされたのだった(笑)。
まさか後に、⾃分のキャラ(コナン)とコラボって映画にまでなるとは夢のようです♪

◆50年後の『ルパン三世』

50年後? そりゃあ『ルパン⼋世VSコナン三世』でしょ!!(笑)

北条司(漫画家「キャッツ❤アイ」「シティーハンター」)コメント

あれは中学⽣の頃。麗らかな⽇曜の家族団欒の昼⾷時でした。テレビに突然かっこいい映像が映し出されました。
サーチライトが壁際の⼈物を照らしだす。その⼈物はサーチライトをあざ笑うかのように不敵な笑みを浮かべつつ疾駆する。それはルパンファンなら誰でも知っているシーンであり、新番組ルパン三世の番宣でした。
当時ルパン三世の事は知りませんでした。ですが以前、理髪店でモンキー先⽣の別作品が掲載されていた少年誌を⾒た記憶がありました。作品名までは覚えていませんでしたがモンキー・パンチという⾵変わりなペンネームとその独特な画⾵には強烈な印象を受けていました。
その番宣を⾒たとき、てっきりその漫画がアニメ化されるのだと思った私は「あ、この漫画知ってる」と家族に発⾔した…その直後。その⼈物(ルパン)は拘束された⼥性(不⼆⼦)を救出するために疾駆していたと思いきや、何といきなり不⼆⼦の胸元に⼿をかけ⾐服を剥ぎとったのです。そこで『ルパン三世』とタイトルが出て番宣終了。⽇曜の家族団欒はその映像と私の発⾔に凍りつきました。その後…昼⾷の沈黙の重かったこと…
これが私とルパンとの衝撃的な出会いでした(笑)。

◆50年後の『ルパン三世』

タイトルは『ルパンIV世――がいっぱい』。世界中に⼦種をばら蒔いた三世。「われこそはルパン三世を継ぐ者」と何⼗⼈もの息⼦、娘たちがIV世の名を賭けて泥棒競争を繰り広げる。主⼈公はティーンの不⼆⼦の娘。⽼ルパン三世は審査員…なんてのは無理ですか。

古沢良太(脚本家「コンフィデンスマンJP」シリーズ、「GREAT PRETENDER」)
古沢良太 原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV
⻘野賢⼀(ライター、選曲家、DJ)コメント

私が中学に上がるか上がらないかという頃、両親が離婚したのだが、それ以前も⽗親が家にいた記憶はあまりない。当時としては珍しかったであろう、コンピューター関連の仕事に就いていた⽗は海外出張ばかりで、年に数回しか顔を合わせなかった。
出張先はヨーロッパが多かったようで、ファッションの仕事をしていた⺟と、私へのお⼟産は当然そうした国々で買ってきたもの。そんなことから、物としてのヨーロッパ⽂化に、⼦どもの頃から触れることができた。1970年代中盤から後半のことである。
同じ頃、楽しみにしていたのが『ルパン三世』の再放送だった。当時は、スリリングでかっこよくて⾯⽩いアニメーションという程度の理解だったが、今思えば、作中の街並みや室内の調度品、登場⼈物の出で⽴ちから、成熟した––––退廃ともいえる––––ヨーロッパの雰囲気を感じとっていたのだろう。それから敗退の美学も。
物としてのヨーロッパの⼊り⼝が⽗からのお⼟産であった⼀⽅、アトモスフィアとしてのヨーロッパへの興味は間違いなく『ルパン三世』が⼀つのきっかけだった。それだから、いくつになっても楽しめるし発⾒がある。そんなアニメーション作品はなかなかないと思う。

◆50年後の『ルパン三世』

⾃分の美学を貫くことのかっこよさや切なさを忘れないルパンでいてほしいと思います。

友永和秀(アニメーター「ルパン三世 カリオストロの城」『ルパン三世 PART2〜PART5』)コメント
友永和秀 原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV

時代がどんどん変わっていきますからね。どんな活躍をするんだろうと先が楽しみです。
できればあと50年、同じようにルパン三世とその仲間たちを愛して貰えれば本当に嬉しいです。

藤津亮太(アニメ評論家)コメント

モンキー・パンチ先⽣が⽣み出し、アニメを通じて国⺠的な⼈気を得た『ルパン三世』。その⻑い歴史の中で『ルパン三世』という作品は「鏡」のような作品になりました。その時々によって映るものを変えながら、時代とともにある作品。そして、映し出されるものは変わったとしても、ルパン三世という⼩粋なキャラクターという「フレーム」は微動だにせずにそこにある。そんな「鏡」。ハードボイルド、ラブストーリー、ミステリー、アクション、ナンセンスetc、どんな題材、どんな切り⼝の物語であっても、その鏡に映せば『ルパン三世』というエンターテインメントになるのです。しかしそのような「鏡」と向き合うということは、作り⼿にとっては決して楽なことではありません。常に「お前はここになにを映し出そうとしているのか」と問われるからです。そんな「鏡」と対峙する⼯夫や苦闘の積み重ねが、『ルパン三世』を時代を越えて愛される作品にしてきたのです。最初のアニメ化から半世紀を越え、これからの作り⼿たちはこの「鏡」といかに向き合っていくのか。作り⼿と『ルパン三世』の知恵⽐べが、この作品の魅⼒の源なのです。

◆50年後の『ルパン三世』

『シャーロック・ホームズ』のような(100年前の)1960年代〜1980年代を舞台にした怪盗ものとして制作されてたりして……

浅野忠信(俳優)
浅野忠信 原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV
『ルパン三世』アニメーター友永和秀⽒/作画メイキング&インタビュー

URL:https://youtu.be/mgG7aolYOwg

作品情報

『ルパン三世 PART6』
日本テレビほか
毎週(土)深0・55~
※各局の放送日時は公式HPでご確認ください
配信:Hulu他配信サイトで配信中
※配信先情報は、公式HPで順次公開

公式HP:https://lupin-pt6.com/
公式Twitter:@lupin_anime
ハッシュタグ:#ルパン6

原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV

この記事の写真