『青のオーケストラ』Eテレで23年春にアニメ化決定 原作者・阿久井真「クラシックコンサートに行くような感覚を届けられたら」

アニメ
2022年08月08日
『青のオーケストラ』©M.A/S/N,EP,NA

新アニメ『青のオーケストラ』(Eテレ)が2023年春よりスタートすることが決定し、ティザービジュアルが解禁。合わせて、原作者の阿久井真と制作統括の坂田淳チーフ・プロデューサーからコメントが到着した。

本作は、阿久井真による人気マンガ「青のオーケストラ」をアニメ化。高校のオーケストラ部を舞台に、“天才バイオリン少年”が個性豊かな仲間たちと出会い、成長していく姿、そして音楽に情熱を燃やす青春を描く。

原作者の阿久井は「アニメ化と聞いてワクワクが止まりません!クラシックコンサートに行くような感覚を届けられたらうれしいです! 」とコメント。

また、本作の制作統括・坂田淳チーフ・プロデューサーは「『青のオーケストラ』は、挫折した主人公がオーケストラの世界に魅了され、仲間とともに成長していく青春ストーリーです」と説明。続けて「ドラマと音楽演奏の両方をアニメーションならではの手法でしっかりと描くことで、“何かに夢中になって一生懸命打ち込むこと”や“失敗や挫折から立ち上がる勇気”という、青春の熱いメッセージを真っすぐに届けたいと思います」と意気込みを語った。

あらすじ

バイオリニストの父の影響で中1まではコンクールで活躍していた青野一(あおの・はじめ)。父親が家を出たことでバイオリンから離れ、無気力になってしまう。しかし、中3の秋に秋音律子(あきね・りつこ)と出会い、初心者の彼女にバイオリンを教えることで再び音楽と向き合っていく。音楽の楽しさを再確認した青野は、秋音とともに強豪オーケストラ部のある海幕(うみまく)高校に入学。ライバルや仲間たちと切磋琢磨し、自分自身や過去と対峙し才能に磨きをかけていく。青野だけでなく、家族や才能をめぐるさまざまな悩みを抱える部員たち。それぞれに乗り越えながら、定期演奏会に向けて自分たちの演奏をともに作り上げていく。音楽で心を通わせていく、青春群像劇。

番組情報

新アニメ『青のオーケストラ』
Eテレ
2023年春スタート

NHKアニメサイト:https://www.nhk.jp/g/anime/
NHKアニメTwitter:https://twitter.com/nhk_animeworld

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