「ビックリマン」アニメ化！「SHAMAN KING」の武井宏之がキャラクター原案　完全新作で23年秋放送【コメントあり】

『ビックリメン』ティザービジュアル（アニメ絵ver.）©ロッテ・ビックリマンプロジェクト／ビックリメン製作委員会

ロッテのチョコレート菓子でおなじみの「ビックリマン」が、完全新作オリジナルストーリーで、2023年秋にアニメ『ビックリメン』として放送されることが決定。ティザービジュアルとティザーPV、キャラクター原案の武井宏之らスタッフからコメントが到着した。

4月1日、ロッテからアニメ放送決定情報が発表された「ビックリマン」。SNSでは「エイプリルフール施策か？」「あの『ビックリマン』がアニメ化は熱い！」「キャラクターがイケメンすぎる！」「『ビックリメン』ってどういうこと？」と話題に。そしてこのたび、作品タイトルをアニメ『ビックリメン』として、2023年秋に放送されることが新たに発表された。

「ビックリマン」は、1977年の誕生から45年以上も長く愛されるロッテのチョコレート菓子。ウエハースに付くおまけのシールが子どもたちに大人気となり、悪魔と天使の戦いを描いた「悪魔VS天使」シリーズ（1985年発売）は社会現象を巻き起こすほどの大ブームとなった。

そんなビックリマンと同時期に設立したシンエイ動画（1976年設立）が、本作のアニメ化を企画。シールでおなじみのヤマトや牛若、ジャック、フェニックスといった面々が登場する、完全オリジナルストーリーの令和版アニメだ。

ビックリマンシールを愛する者にとって、シールの価値は絶対。輸送の際には現金輸送車ばりに厳重に運ばれ、1年前には“ビックリマンシール三億枚事件”と呼ばれる窃盗事件も起こった。宅配バイトに励む高校生のヤマトは、ある日、シールを巡る戦いに巻き込まれる。

フェニックス店長のコンビニ・エンジェルマートはキラシールが出やすいことで有名で、ビックリマンファンはもちろん、向かいのコンビニ・デビルストアを拠点とする者たちも狙っていた。敵味方に分かれた、かつての仲間。運命の戦いが今始まる…というのが、今作のストーリー。

キャラクター原案は「SHAMAN KING」の武井宏之が担当。アニメーションスタッフは、監督に『上野さんは不器用』『ゆるめいつ』の月見里智弘、シリーズ構成に『BanG Dream!』『ギヴン』の綾奈ゆにこ、キャラクターデザインに劇場アニメ「イエスかノーか半分か」の大和田彩乃。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』のシンエイ動画が制作、レスプリがアニメーション制作を務める。

また先日、公開された武井のイラストを使用したビジュアルに追加し、「ビックリマン」でおなじみのヤマトが胸にシールを貼る姿が描かれた、アニメ絵のティザービジュアルも公開。ティザーPVにもアニメ絵が追加され、各キャラクターのスタイリッシュさ、イケメンさが、令和版アニメへの期待を高める映像となっている。

『ビックリメン』ティザーPV

監督：月見里智弘

アニメ企画のお話をいただいた際、どのような形でお届けしたらいいのか悩みました。

クセの強いコミカルなキャラクターたち、目に飛び込むビビッドな色彩、レアでキラキラなヘッドシールを引き当てた時の喜び、天使ヘッドvs悪魔ヘッドの熱い戦いetc…
当時熱狂していた自らの思い出と想いをこの作品に全て注ぎ込みました。

欲張りすぎておもちゃ箱をひっくり返したような展開と内容になっていますが、これこそがビックリマン。

本作は、ビックリマンをルーツに持つ者たちのコミカルだけどちょっぴりビターな、現代のお話です。
原作を知る方も、初見の方も、当時の熱量を体感できるような
それでいて現代的な共感性も高い物語、「ビックリメン」に仕上がっています。

クセが強いけど憎めない、粒ぞろいの彼らの活躍をどうぞビックリしながらお楽しみください。

シリーズ構成：綾奈ゆにこ

大人になって初めて開封したビックリマン。
手のひらサイズのキラキラしたシールはなんともかわいらしく、一目で大好きになりました。
アニメ『ビックリメン』は、ビックリマンを愛する者たちの物語です。
子どもの頃からお好きな方、最近興味を持たれた方、そして、これから出会う方にも楽しんでいただけますように。
――楽しく、愛らしく、そして熱い作品になるとか？！