佐藤二朗主演で人気ギャグ漫画『浦安鉄筋家族』ドラマ化!

ドラマ
2019年12月02日
『浦安鉄筋家族』

 2020年4月クールのドラマ24枠が、佐藤二朗主演の『浦安鉄筋家族』(テレビ東京ほか)に決定した。

 本作は「週刊少年チャンピオン」で25年以上連載を続けている大人気ギャグ漫画シリーズを、主演・佐藤二朗×監督・瑠東東一郎×脚本・上田誠でドラマ化。千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もどんちゃん騒ぎになってしまう家族のエクストリーム・ホームコメディ。

 佐藤が演じるのは、超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱・大鉄。佐藤は「25年以上も連載が続く大人気漫画が原作ということで、『僕が主演でええんかいな』というのが正直な感想です」と。演じる役については「『とにかく超テキトーでだらしがない人』。これは、もう、役作りは不要。なんなら演じることも不要。何せ、『精神年齢8歳の50歳児』の僕です。たまに、というか常時『ふにゃふにゃ』してる僕です」と語り「テレ東さんと手を携え、地上波のギリギリに、ふにゃふにゃしながら挑みたいと思っています」と意気込んでいる。

 原作者の浜岡賢次は、ドラマ化について「問題が多くて絶対無理だよ~。汚いドラマになったらごめんなさい」と語り、大鉄を演じる佐藤に関しては「イメージ通り!!カートンごとタバコ吸ってもらえるのかな~?(漫画を描いている)初期は全然、大鉄に思い入れがなかったんですが、自分が父親になって180度変わりました。今では自分と重ね合わせて楽しく描いています」と。

 瑠東監督は「『テレ東史上最大の問題作にしてください』プロデューサーからの第一声がこれです。『そんなオーダーのパターンある?』と思いつつ、非常に熱く燃えております」と。また『浦安鉄筋家族』が世代で伝説の漫画だと言い「この最高にぶっ飛んだ世界観に共に挑むのは、10年来の盟友である上田さん。これで楽しくないわけがありません。佐藤二朗さんとはお仕事するのは初めてですが、ずっとあこがれていたモンスターです。その魅力のすべてを作品に詰め込んで、前代未聞の問題作に昇華できればと思います。“笑い”のその奥に。家族ならではの“やわらかいもの”を描ければと思います」と意気込みを語った。

 脚本を担当する上田は「『浦安鉄筋家族』31巻を繰り返し読む日々です。ドラマ化の仕方がなかなか分からないから。ドラマ化できないギャグや、できるけど数億円かかるシーンが山ほど出てくる原作なんです」と。

「彼らは、この漫画の浦安の中で徹底して“生活”していますが、鉄筋家族なので、彼らにかかると禁煙が、家庭訪問が、孫を抱くことが、何でだと思うほど、1話の1シーン目から撮影できるのかなこれ、という場面になりましたけど、瑠東監督と佐藤二朗さん、そしてキャストの皆さまの家族愛にも似たチームワークで乗り越えてくださるでしょう。生活!生活!!生活!!!」と語った。

 共演者情報も随時発表予定。

<ドラマ内容>
限りなく東京に近い千葉、浦安。“夢の国”から少し外れたところに、パワフルでハチャメチャな家族、大沢木家が住んでいた。お父さんの禁煙作戦には家族総出で大乱闘、外食すればなぜか大食いバトルへ発展し、息子が熱を出せば近所を巻き込んで、なぜかベビーファイトからのマザーファイトが始まってしまう…。
どんな些細な出来事も、この大沢木家にかかれば想像を絶するドンチャン騒ぎ。
大鉄(佐藤二朗)をはじめ大沢木家のメンバーや原作でもおなじみの春巻先生、花丸木くん、土井津親子など個性豊かなご近所のキャラクターももちろん登場。
笑って笑って笑ってたまに泣ける!?とにかくパワフルで極端な家族が、“浦安愛に満ちあふれた最高のエクストリーム・ホームコメディ。

ドラマ24『浦安鉄筋家族』
2020年4月スタート
テレビ東京ほか 毎週(金)深0・12
※テレビ大阪のみ 翌週(月)深0・12

原作:浜岡賢次
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
監督:瑠東東一郎
主演:佐藤二朗

©浜岡賢次(秋田書店)1993