21年後期朝ドラは史上初のヒロイン3人!『カムカムエヴリバディ』制作決定

ドラマ
2020年07月28日

『カムカムエヴリバディ』

2021年度後期 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)の制作が発表された。

連続テレビ小説105作目となる本作は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子によるハートフルコメディ。朝ドラ史上初の3人のヒロインが家族の物語を紡いでいく。脚本は朝ドラ『ちりとてちん』(2007年)、大河ドラマ『平清盛』(2012年)などの藤本有紀。

二度目の朝ドラを手掛ける藤本は、今回のテーマについて「いつか二度目の連続テレビ小説を書かせていただく機会に恵まれたなら、きっと書こうと温めていたのが『NHKのラジオ英語講座』です。1925年に日本でラジオ放送が開始されたその年に、英語講座は始まりました」と説明。

そして「その歴史をひもといていくことは、そこに百年の物語を見つけ出し、紡ぎ上げることと同義です。とても自然な成り行きで三世代のヒロインが誕生しました。小さな積み重ねがやがてダイナミックな展開をもたらすのは、英語学習も連続テレビ小説も同じす。毎日15分だけ、お付き合いいただけましたら幸いです」とコメントしている。

タイトルの『カムカムエヴリバディ』とは、かつて終戦直後の日本を席巻した平川唯一講師のNHKラジオ英語講座・通称「カムカム英語」のオープニング曲のタイトルがモチーフになっている。

8月から出演者オーディションを実施し、ヒロインの一人はオーディションで選出される。

<朝ドラ・ラインナップ>
2020年度前期 連続テレビ小説『エール』(主演・窪田正孝、ヒロイン・二階堂ふみ)※放送休止中
2020年度後期 連続テレビ小説『おちょやん』(ヒロイン・杉咲花)
2021年度前期 連続テレビ小説『おかえりモネ』(ヒロイン・清原果耶)
2021年度後期 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(ヒロイン・未発表)

2021年度後期 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか

<スタッフ>
作・藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎・櫻井賢
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
広報プロデューサー:齋藤明日香
演出:安達もじり・橋爪紳一朗・松岡一史ほか

©NHK