『おかえりモネ』清原果耶、宮城・登米ロケで「心の穏やかさを感じた」

ドラマ
2020年10月01日

『おかえりモネ』

2021年度前期 連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)のロケ取材会が宮城県登米市の登米教育資料館で行われ、ヒロインを演じる清原果耶と制作統括の吉永証が出席した。

連続テレビ小説104作目となる本作は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」登米で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原)が、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく物語。脚本は、『リッチマン、プアウーマン』『きのう何食べた?』『サギデカ』などの安達奈緒子。

『おかえりモネ』

連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューした清原は、「こうして『おかえりモネ』でヒロインを務めさせていただけるというのは本当にご縁を感じますし、頑張らなければと思うのですが、私自身、森林に行く機会はめったになかったので、下見や撮影で足を運んで、自然が私たちに与えてくれる心の穏やかさを感じました。エキストラで参加される登米の地元の方たちとお会いして、このドラマにとてもお力を貸してくださっている印象でありがたいなと思いました」と登米ロケを振り返った。

これから行われる気仙沼ロケには、「気仙沼には一度下見でお邪魔したのですが、『モネを楽しみにしている』と言葉で伝えてくださる方が多い印象で、とてもうれしかったです。活発な漁港の雰囲気やおいしいご飯など、気仙沼の魅力もたくさん詰め込んでドラマでお伝えしたいです」と。

最後に「やはり朝に流れる作品ですので、見てくださった方の心をちょっと温められたりとか、勇気付けられたりするようなドラマを作っていきたいと思っています」と抱負を語った。

制作統括の吉永は、清原の起用について「清原さんの持つ凛とした雰囲気と、まなざしがピュアなところが今回のヒロインに合うということがありました。脚本の安達さんとヒロインのキャラクターを話し合う中で、安達さんご自身も清原さんがヒロインであれば物語をより豊かにできる、と考えていらしたこともあり、清原さんにお願いすることとなりました」と説明している。

撮影は、9月28日に宮城県登米市でスタートし、登米や気仙沼を中心に11月中旬まで行われる。

『おかえりモネ』

番組情報

連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
2021年春スタート

<スタッフ>
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏ほか

©NHK