ムロツヨシ主演“大人の街ぶら”ドラマにビートきよし、平泉成、高橋ひとみらがゲスト出演

ドラマ
2021年03月17日

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』

3月28日(日)から6夜連続で放送されるムロツヨシ主演ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』(フジテレビ)の第1~3話に、黒田福美、高杉亘、平泉成、高橋ユウ、ビートきよし、高橋ひとみがゲスト出演することが決定。各話のあらすじと、出演陣のコメントが到着した。

本作は、漫画家・清野とおるが今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られた“大人の街ぶら冒険”ストーリー『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』をドラマ化。人気劇団「ヨーロッパ企画」が全エピソードの脚本を担当し、キャストにも数多く参加する。

ドラマで訪れる街は、上中里(東京)、国道(神奈川)、霞ヶ関(埼玉)、山田(東京)、久留里(千葉)の5か所。そこで繰り広げられる物語は、その街で実在する場所が舞台になり、そこに暮らす人たちをモデルに俳優たちが演じていく。

<あらすじ>

■第1話(上中里編)
東京・赤羽在住の漫画家・セイノ(ムロツヨシ)は、ふと地図を見て「知らない街ばかりだな」と思い立ち、そこで見られる光景・人・物語を知らないまま死んでいくのは「なんか嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出し、ほど近い「上中里」へ。
スナックなのか喫茶なのかよく分からないレトロな店で出会ったのは、クセの強い店主(黒田福美)。彼女に勧められたメニューに感激し、ついプライベートなことまで話し込んでしまうセイノだったが、慌てて店を飛び出すことに。住宅街には、何かの跡とおぼしきレンガの壁を発見しわくわくするも…。住人たちは口々に「何にもないところ」だというが、セイノは気になっていた食堂兼居酒屋へ。そこで常連客(高杉亘)らとごきげんに歌うなど一日満喫してしまう。

■第2話(国道編)
セイノは、時間が止まったかのような国道駅を堪能しながら街中へ。実はここが、薩英戦争の引き金になった「生麦事件」の現場近くだったことを知る。地元の名士(平泉成)が作ったという「生麦事件参考館」を訪れるも、真っ暗。どうやら停電らしいがその名士が登場し、シュールなダジャレとともに生麦事件を語りたがる。
その後セイノは、ラーメン店でなぜかナポリタンのメニューを見つけ実食、その味に感動する。夕方、レトロ感あふれる国道駅に戻ってきたセイノは、駅前の焼き鳥店へ。常連客とおぼしきおねえさん(高橋ユウ)から「なぜこんなところに来たの?」と聞かれ、“歴史好きの真面目な青年”を装おうとするセイノだったが…。

■第3話(霞ヶ関編)
駅前に立ち尽くすセイノ。国会議事堂のある霞ヶ関へ、と見せかけて「埼玉の霞ヶ関でした~」と自身にツッコミを入れる。北口のロータリーで見つけたのが、杖をついたよぼよぼのおじいちゃん(ビートきよし)。セイノは「おいしいお店とか名物はありますか?」と尋ねると、返ってきたおじいちゃんの答えにがっかりしてしまう。
その後は、雰囲気のよさそうな団子店を見つけたり、子供たちが集まる公園でのんびりしたり、と霞ヶ関を堪能しはじめるセイノ。
しかし、なぜかところどころでおじいちゃんの“幻”に付きまとわれる。気を取り直し、南口を歩くと個性的な外壁の喫茶店にたどり着く。コーヒーを頼もうとしたセイノに、ママ(高橋ひとみ)が発したのは、なぜか「かにぞうすいがおいしいわよ」だった。なぜ喫茶店にぞうすい? セイノの街歩きは続く――。
知らない街歩きを続けるセイノだが、その行く先々で、謎の男の写真が飾られていた。なぜ、セイノと同じ動きをしているのか…。

<コメント>※登場順

■黒田福美

「生まれも育ちも東京なのに、行ったことのない街ってあるものですね。今回の上中里も初めて訪れましたが、近隣に名所がたくさんあってビックリ! 駅前のスナック喫茶“サン”のおかみさん役をやらせていただきましたが、お店もご主人もとても魅力的。私たち撮影班を下町らしい人情でもてなしてくださいました。主演のムロツヨシさんとは初めてで、お会いするのを楽しみにしていましたが、さすが実力派。おかげさまで俳優としても楽しい仕事をさせていただきました」

■高杉亘

「第1話に、定食屋さんの常連客で出演させていただきました。大好きな吉村(慶介)監督の下、久しぶりに歌も歌いましたが、酔っている設定なので…ねっ。本当はもっとうまいんですよ~(笑)。
ムロ君とは約15年ぶりの共演なんですよね~。昔と変わらない人柄で、今回共演なさった方々は皆さん好印象持たれたと思います。イカン、またムロ君の好感度を上げてしまう…。知らない街をぶらぶら探検、ホッコリ気分でぜひご覧くだされ~」

■平泉成

「撮影、面白かったねー。 実在する場所にすごい名士がいるもんですね。 この企画は、役者が芝居している風に映るのも微妙だと思いまして、ドラマなのか、ドラマじゃないのか分からないくらいの感覚で、役者なのか実際の人なのか分からないようなラインでできたら、と。撮影中は雨が降っちゃったから、アドリブもちょこっとありますよ。あと、ダジャレも楽しかったです(笑)。私自身も、散歩しながら知らないところに入っていくのが好きでしてね、このセイノと同じで。ドキュメンタリーのようなドラマです。面白いので、ぜひご覧ください」

■高橋ユウ

「私は、セイノとお店で居合わせたお姉さん役で出演させていただきます。お姉さん役、というのは今までもあったのですがまさかの歴女。“歴史勉強しておけばよかったー!!”と強く思いました(笑)。お店の中の雰囲気と、ムロさんはじめ役者さんの皆様の雰囲気がとてもリアルで、このまま一杯やっていきたいなと思っちゃうくらいに居心地がよかったです。こういうドラマ、見ちゃうんですよね。ポーッと見れて、それでいて心が温まるんだろうなぁ、と放送が楽しみです」

■ビートきよし

「僕の役が、まさかここまでよぼよぼのじじいだとは思わなかったです(笑)。もともとコントをやっていたものだから、演じていても、いろいろ遊びたくなっちゃうんだよね。霞ヶ関の駅前で、牛歩するシーンがあったのだけど、スタッフが笑いをこらえきれなかったようで。それを見ちゃうと、また遊びたくなっちゃう。もっと笑いを取りたくなっちゃうんだよね。でもドラマだから、我慢しましたよ。ムロさんは気さくな方だよねー。スタッフも若くなりましたね、現場の雰囲気もすごく良くて、和気あいあいで、楽しかったです」

■高橋ひとみ

「自分がこの喫茶店のママになった気分でやらせていただきました。本物のママに似た髪形も作っていただいて。今回の企画は、とにかく細部にわたってリアルです。セットとは違い実際に営業しているお店で、皆さんが協力してくださってね。お芝居しているという感覚がなかったので、見ている方も、気づいたら“なんだ、高橋さんがやっていたんだ!”という感じかもしれません。ムロさんとは初共演だったのですが、緊張させない方ですね。あと、ムロさんは“理数系”だから見ているところが違うんですよ。スタッフの動作から椅子の位置まで…頭がぐるんぐるんと動いていてすごく面白かったです!」

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』
フジテレビ
2021年3月28日(日)深0時30分~1時
2021年3月29日(月)深0時25分~0時55分
2021年3月30日(火)深1時05分~1時35分
2021年3月31日(水)深0時35分~1時05分
2021年4月1日(木)深0時35分~1時05分
2021年4月2日(金)深1時05分~1時35分

<出演>
ムロツヨシ

<ゲスト>※登場順
黒田福美、高杉亘、平泉成、高橋ユウ、ビートきよし、高橋ひとみ 他

<原作>
清野とおる『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』(大洋図書)

<脚本>
上田誠(ヨーロッパ企画)
酒井善史(ヨーロッパ企画)
永野宗典(ヨーロッパ企画)
橋本尚和(ヨーロッパ企画)

演出:吉村慶介(共同テレビ)、佐藤さやか(共同テレビ)
企画・プロデュース:安永英樹
プロデューサー:竹内康人(共同テレビ)、勝田久美子(共同テレビ)、栁川由起子(共同テレビ)

制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ

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