萩原みのり「毎週たくさんゾクキュンしていただけたら」『RISKY』完成披露トークイベント開催

3月25日（木）スタートのMBSドラマ特区『RISKY』（MBSほか　毎週木曜　深0・59）の完成披露トークイベントが行われ、主演の萩原みのりのほか、宮近海斗（Travis japan／ジャニーズJr.）、山下リオ、深川麻衣、古川雄輝が登壇した。

本作は「めちゃコミック」のオリジナル作品で、累計ダウンロード数1700万超のたちばな梓の超人気作を実写ドラマ化。幼い頃に両親を失い、姉・広瀬かなた（深川麻衣）に育てられたヒロイン・広瀬ひなた（萩原みのり）が、姉の人生を狂わせた“女”に復讐を仕掛けていく、スリリングな痛快ラブ・サスペンスだ。

地上波ドラマ初主演の萩原は「山場のような撮影がこの作品は10個くらいあった。本当にハイカロリーで、毎日“はぁ～”って。撮影に行くのは楽しみですし、現場が大好きなんですけど、ちょっと足が重いというか。今日、撮影がクランクアップしたんですけど、人に復讐をするのはこんなに疲れるんだなっていうことを身をもって感じました。1日に消費するカロリーがものすごいんですよね…。感情を全身から振り絞って、ぶちまけていた日々でした」と苦労を明かした。

ミステリアスな役に挑んだ宮近は「僕自身、演じたことのないキャラクターで、いろいろ模索しました。これから放送されますが、今回、“一肌”脱がせていただいたので、そのためにちょっと体をキュッとさせる作業もしました。服を脱ぐようなシーンも、宮近としてはこれまで世の中にお届けしたことがなかったので、そういった部分を披露できたのは自分にとって大きなものなったと思います」と見どころのシーンを挙げた。

悪女を演じた山下は「みのりちゃんが言っていたようにとにかくハイカロリーな撮影でした。実際に心がそがれていくんですけど、あまりか弱くなっては復讐し甲斐がないじゃないですか。とにかく強くいじめ甲斐のある女性を目指したんですけど…。泣き叫ぶようなシーンがたくさんあって、喉が鍛えられたのか、終盤にはだいぶキーが出せるようになっていました（笑）」と明かした。

萩原演じるひなたの姉・かなたを演じた深川は「かなたは1話ではまだ謎に包まれている部分があって、だんだん回想でどういうひなたとかなたの関係がひもとかれていきます。全話通して、このドラマですごい経験をさせていただいていたなと思っていて、毎日自分が出ているシーンに限らず、どこかしらで事件が起こっていて、毎日がすごく濃厚で、毎話毎話に見どころのあるドラマになっていると思うので、かなたの過去も楽しみながら見てほしいです」と見どころを紹介した。

古川は「ひとつの作品で、3人の女性と恋愛関係にあるってことはないので、そこは演じ分けなきゃなと思って。萩原さん演じるひなたのことが今好きで、深川さん演じるかなたのことが過去に好きで、山下さん演じる美香は好きだけど別れたいっていう状況が違う恋愛をしているので、そこは演じ分けられるように頑張りました。亨に共感できるところとしたら、優柔不断なところですかね。ご飯決める時とか迷うので…」と、女性ごとに演じ分けていたことを明かした。

撮影現場でのエピソードを問われると、宮近が「その場その場で過酷な環境になったりしたので、一人ひとりあったと思うんですけど…、言える限りで思い出すのは…、何かありましたか？」と話を振ると、萩原が「全員、ネタバレに怯えてるんですよね（笑）。どこまで言っていいのか分からない！」と。
そんな中、古川が「みんな寒い思いはしてると思う。衣装が薄かったり、濡れていたりして…」と挙げると、宮近が乗っかり「寒い思いはたくさんありましたね。あったまるために、みんなで火とか囲んであったかいね～って言ったり」と言うと、古川が「それは言ってないな」と冷静なツッコミ。宮近は「みんなが寒さを耐え忍ぶ姿が僕は印象的ですね。夢にも出てくると思います」と言い、一同を笑わせた。

本作にかけ、「最近“ゾクキュン”したことは？」という質問には、フリップを使って回答。萩原は“ピアスをあける動画を見る”と挙げ、「私、人がピアスを開ける動画がめちゃくちゃ好きで、『3・2・1、ちょっと待って～』みたいなのがめっちゃ好き。ゾクゾクするし、胸キュン漫画を読んでいる時と同じような感情になる」と答え、周囲を驚かせた。

宮近は“ゲキコワ振付師さんに…”と挙げ、「この話は、この会見があるっていう話を、朝の撮影の時点で、こういうテーマがありますっていうのを萩原さんとして、萩原さんが大爆笑してくれた話なんですけど…」と前置きし、「僕、ジャニーズ事務所に所属していて、歌とか踊りとかをやらせてもらっているんですけど、そういったリハーサルの時に、コレオグラフしてくれるのが“ゲキコワ振付師さん”。その方と、リハーサル中に打ち合わせをしていた時に、僕の意見を発信しようと、メンバーの立ち位置とかを指で表現していたんです。その“ゲキコワ振付師さん”が『おい、宮近！今の指なんだ』と怒られるテンションで。そこで僕はゾクっとしたわけですよ。それで、『何ですか？』って聞いたら、『お前、右手の人差し指と、左手の人差し指の長さ違うな』って、くしゃくしゃな笑顔で言われて。『えー、そこ！』って思いながらも、その笑顔やおちゃめな姿を見てキュンとしました」と語るも、会場は……状態に。これには萩原が「私も一緒にスベったみたいになっていて嫌なんですけど…」と苦笑した。

山下が“消える下着”、深川が“真夜中に…”と続く中、古川は“ゾク→崖、キュン→キャストの皆様”と挙げ、「皆さん、ちゃんとゾクキュンエピソードがあってすごい。僕、考えても考えてもゾクとキュンが一緒にならなくて…、なので分けさせていただきました。ゾクが僕と山下さんが崖で撮影していて、立っているのもつらく、お互いのせりふが聞こえないぐらいの環境下で、一歩間違えるとフラッと落ちちゃうんじゃないかなっていうゾクッていう瞬間があったなと。キュンはキャストの皆様にしました。女性陣皆さんと恋愛関係にある役柄なので、キュンとさせられるシーンがあった」と明かした。

最後に萩原が「本当に展開が盛りだくさんで、毎話毎話終わるごとに、『次どうなるの!?』っていう楽しみがたくさん待っている作品になっていると思います。私たちも漫画を読んでいる時に手が止まらなかったんですけど、ドラマを見ていただくお客様にも同じ気持ちになっていただける気がしています。原作を読んでいる方には、全く別のエンディングが待ち受けているので、ぜひ楽しみに待っていただいて、毎週たくさんゾクキュンしていただけたらなと思います」と締めくくった。