山口智子・熊谷真実のデビュー作!懐かしの連続テレビ小説2作がアンコール放送決定

ドラマ
2021年08月19日

連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』(NHK総合)、そして『マー姉ちゃん』(BSプレミアムほか)のアンコール放送が決定。それぞれの作品でヒロインを務めた、山口智子と熊谷真実からのコメントも到着した。

『純ちゃんの応援歌』は、1988年10月3日放送開始の連続テレビ小説。戦後期の関西(和歌山、大阪、兵庫)を舞台に、弟思いで野球が大好きな小野純子(山口智子)が、甲子園球場近くに旅館を開き「高校球児の母」と呼ばれる素敵な女将さんとなるその半生を爽やかに描いた青春奮戦記だ。

今回のアンコール放送の決定にあたって、本作が女優デビュー作となった山口は「私も純子を生きることで、自分の未来に向かって、勇気を持って一歩を踏みだすことができました」と振り返る。

続けて「美しい主題歌にどんな苦難の時でも空を見上げ、希望を胸に進む力をいただきました。かつてジュディ・ガーランドが映画の中で歌った、『虹の彼方に』を思い出させるキラキラとしたメロディは、今も私の人生の応援歌です」と作品への思いを明かした。

もういっぽうの『マー姉ちゃん』は、1979年4月2日放送開始。長谷川町子原作「サザエさんうちあけ話」をもとに、戦前から戦後までをたゆまず、そして力まずに生きた、女ばかりの一家の生活史を長女・磯野マリ子を主人公に紡いでいく。庶民の生きかたの本当の明るさと強さを、笑いと涙のうちに描く連続テレビ小説だ。

主人公の磯野マリ子を演じた熊谷は「え! 本当に! と何度も聞き返してしまいました。だって、42年前ですよ! 私のデビュー作『マー姉ちゃん』! うれしくてうれしくて飛び上がりました」と。

さらに「『マー姉ちゃん』は私の原点。あの作品がなかったら今の私はここにいません。『マー姉ちゃん』の放送が私の還暦祝いの何よりのプレゼントになりました」と大きな喜びと共に語った。両名からのコメント全文は、以下を参照。

『純ちゃんの応援歌』場面写真
山口智子 コメント

戦争や愛する家族との別離の中で、亡き父や弟や甲子園球児たちの「夢」を自分の「夢」として生きた純子。
私も純子を生きることで、自分の未来に向かって、勇気を持って一歩を踏みだすことができました。
また、美しい主題歌にどんな苦難の時でも空を見上げ、希望を胸に進む力をいただきました。
かつてジュディ・ガーランドが映画の中で歌った、「虹の彼方に」を思い出させるキラキラとしたメロディは、今も私の人生の応援歌です。

『マー姉ちゃん』場面写真
熊谷真実 コメント

え! 本当に! と何度も聞き返してしまいました。
だって、42年前ですよ! 私のデビュー作『マー姉ちゃん』! うれしくてうれしくて飛び上がりました。
去年還暦になった私はコロナで還暦のお祝いらしいこともできませんでした。芸歴も42年になりました。『マー姉ちゃん』は私の原点。あの作品がなかったら今の私はここにいません。
『マー姉ちゃん』の放送が私の還暦祝いの何よりのプレゼントになりました。本当にありがとうございます。
自分で言うのもなんですが、今見てもらいたい内容かも知れません。楽しんでいただけましたらうれしいです。

番組情報

連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』
NHK総合
2021年9月27日(月)スタート
毎週(月)~(金)後4・20~4・50(1日2本ずつ放送)

連続テレビ小説『マー姉ちゃん』
BSプレミアム・BS4K
2021年9月27日(月)スタート
毎週(月)~(土) 前7・15~7・30
毎週(日)前9・30~11・00(1週間分6話連続放送)

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