10月クールで放送する金曜8時のドラマ『らせんの迷宮～DNA科学捜査～』（テレビ東京系）。昨年４月、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け撮影が中断し、放送延期を余儀なくされた本作が今年6月に再クランクイン。主演の田中圭をはじめ、安田顕、倉科カナ、松坂慶子が写る新撮場面写真が初公開された。さらに、田中、安田のクランクアップコメントも到着した。
原作は、小学館ビッグコミック増刊号で連載された人気漫画「らせんの迷宮―遺伝子捜査―」（作・夏緑、画・菊田洋之）。「DNAはうそをつかない」が口癖で、32億個の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の女性研究員とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリー。
田中圭演じる主人公の天才遺伝子科学者・神保仁は、事件を捜査中の安田顕演じる熱血刑事・安堂源次が容疑者の話を聞いているところに偶然居合わせる。DNA鑑定に頼らず「俺は俺のやり方で！」と刑事の勘で捜査を進めようとする源次に、神保は「DNAはうそをつきません」と言い放ち、DNAの知識でいとも簡単に事件を解決。警察から感謝状を受け取る。そんな神保を見る源次の面白くなさそうな顔…。こうして偶然出会った二人は、いかにして最強バディとなっていくのか。
また、倉科カナ演じる科捜研の乱原流奈は、源次との付き合いが長く、さらに、学生時代から研究者として神保のことを尊敬し憧れていたため２人の捜査にも協力的。３人はさまざまな事件で協力していくことになる。
さらに、毎回難事件が発生する本作の癒やしの時間が、松坂慶子演じるカフェ「ゲ呑ム」のママ・馬場ゆかりが登場するシーン。ゆかりは、神保にこのカフェの２階を貸していて、なにかと気にかけてくれる優しいママ。スイーツ好きの神保のためにいつもいろんなスイーツを出してくれる。DNAのことばかり考えていて、いつも冷静沈着、そんな神保も大好きなスイーツを食べる時間は幸せそうな顔を見せる。
豊富な知識と推理力で難事件を解決していく“ミステリードラマ”として、また医療や健康などDNAプチ情報満載の家族そろって楽しく学べる“情報ドラマ”として、そして、遺伝子捜査の裏にある深い人間ドラマに感動する“ヒューマンドラマ”として、幅広い層が楽しめるエンターテインメントドラマとなっている。
クランクアップを迎えた田中圭＆安田顕からコメントも。
田中圭（神保仁役）コメント
いつも、終わってしまえばあっという間だったと感じるものですが、今回ばかりは本当に長かったなと感じています。
だけど、終わらないものはないのだなと、今、思っております。始まったものって絶対終わりがくるんだなと思うと、寂しくもなったし、１つひとつもっと大切にしようとも思いました。
視聴者の皆さん、大変お待たせしました！ 無事撮影も終わり、あとは監督・編集チームが頑張ってくださると思います。
事件を解決していく凸凹コンビとしては、異色のコンビですし、新しいドラマに仕上がっているんじゃないのかなと思っていますので、ぜひお楽しみにしていてください！
安田顕（安堂源次役）コメント
無事、クランクアップを迎えることができ、ほっとしています。１つひとつが自分にとって大切なシーンになりました。期間が空いた分、スタッフの皆さんやキャストの皆さんにも１つひとつ思いがあると思いますので、ぜひ全話通して、見続けていただけたらなと思います。
いよいよ10月から放送となります。この『らせんの迷宮』というドラマを、首を長くして待ってくださった方も多いと思います。ようやく始まりますので、楽しみにしていてください！
金曜8時のドラマ『らせんの迷宮～DNA科学捜査～』
2021年10月クール テレビ東京系 毎週（金）後8・00～
（STAFF＆CAST）
原作：作：夏緑 画：菊田洋之 『らせんの迷宮―遺伝子捜査―』（小学館）
監督：岩本仁志 西村了 松永洋一
脚本：黒岩勉 酒井雅秋 福田哲平
出演：田中圭、安田顕、倉科カナ、中田圭祐、渡辺いっけい、松坂慶子ほか
（STORY）
都内で、遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生する。事件を担当するはずだった刑事・安堂源次（安田）は捜査から外された。かつて自身の妻が被害者となった連続殺人と同じ犯人の可能性が高いからだ。そこで捜査本部には内密に、天才科学者と云われる神保仁（田中）に捜査の協力を要請する。事件の解決に全く興味を示さない神保。何よりその奇想天外な行動と発言に源次は振り回される。しかし、徐々に息が合い始める二人。そして二人の孤独なDNA捜査は、捜査本部も気づかなかった「ある痕跡」を見いだす。そんな中、「殺人鬼X」によるさらなる殺人が起きてしまう…。
公式サイト：https://www.tv-tokyo.co.jp/rasen/
Ⓒ夏緑・菊田洋之・小学館／テレビ東京／AX-ON
