金子大地×醍醐虎汰朗×白石晃士監督でデジタル化が進んだ2036年を描く『未来世紀SHIBUYA』Hulu独占配信

ドラマ
2021年09月30日
©HJ ホールディングス
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金子大地と醍醐虎汰朗が出演する『未来世紀SHIBUYA』が、11月26日(金)よりオンライン動画配信サービスHuluで配信される。

本作が映し出す世界は、デジタル化社会が進んだ近い将来に待ち受ける、誰もが興味を持っている社会の姿。デジタル後進国といわれる日本も、コロナ禍の影響もありデジタル化社会への大きな舵を切っていることを日々実感し、ここからさらに加速度的に進行することは容易に想像できる。

15年後の2036年は、AI、脳内チップ、脳内記憶操作、空飛ぶ車などが暮らしの中に浸透し、その半面で、今では起こり得ないトラブルや新たな現象が発生することは間違いない。さらにデジタル技術の利便性をお惜しみなく受けられる富裕層がいる一方、お金も、学歴も、その他何も持たない人たちは、同じように恩恵を受けられるとは到底思えない。このデジタル化社会の流れは、我々にどのような影響と変化をもたらすのだろうか。

そんな日本の近い将来の姿を、デジタル化社会底辺で生きる動画配信者の若者を通じて痛快にあぶり出し、いち早く体感することができる完全オリジナル動画エンターテインメントが誕生。このデジタル化社会の底辺で生きるミツル(金子)とカケル(醍醐)がバディを組み、チカラ強くハツラツとこの世界を生き切る。

舞台は2036年のシブヤ。孤児として育ったミツルとカケルは、一獲千金、人生の大逆転を夢見ながら、ふたりで動画配信サービスWeTuber「正義マン」として活動。デジタルハイスペックで超人気カリスマWeTuberに憧れているが、人気WeTuberには程遠く、その日暮らしの毎日を送っている。

そんなある日、さびれたシブヤの一角で言動不明・謎の暗号を繰り返し、常にマネキンを抱える通称“マネキンおじさんを目撃し、動画配信サービスに投稿。すると、瞬く間に再生回数が伸びていく。これを機に視聴者から“AI恋人との恋愛の悩み”“失った記憶の再生”“全く別人格の記憶移植”など次々と奇妙な相談の依頼が届くようになる。持ち前のノリと生まれ持ったバカパワーだけで、問題解決に向けてカメラを回し続けるも、徐々に不可解な事件に巻き込まれていく。

メガホンを撮るのは、日本のフェイクドキュメンタリーの第一人者であり、「不能犯」(18)、「貞子vs伽椰子」(16)など映画監督として、特にホラーのジャンルで根強いファンを持つ、映像テクニックの名士・白石晃士。自らが全編カメラを回し、従来の撮影にとらわれない斬新なPOV手法により、想像を超える世界を創り上げ、度肝を抜く作品が出来上がった。

金子大地(ミツル)コメント

ミツルは、⼥性的な部分も少年っぽさも持ち合わせている人物なので、共存させるのはとても難しかったです。
15年後は未来ではありますが、人と人、という⼤切な部分は変わらないと思うので、全ての人が分け隔てなく暮らせる明るい世界であってほしいです。
現在も社会的に問題視されていることや人間関係を映し出した本作を通して、将来がどんな変化を遂げているのか想像していただけたらいいなと思います。
新しいことに挑戦している作品だからこそ、枠にとらわれずに楽しんでいただきたいですし、「こんな作品は見たことがない!」と言える作品になっている自信があるので、ぜひ多くの方々に見ていただきたいです。

醍醐虎汰朗(カケル)コメント

カケルは、純度100%のおバカで、すごく格好つけで、何かダサくて、中二病入ってて…けれどいつも真っすぐなので人から愛されるキャラクターだと思います。
一足先に15年後の未来を垣間見て、科学が発達するのは便利で良いこともありますが、それ故の怖さも感じたので、発達しすぎない良さもあるんだなと思いました。できればあまり変わってほしくないこともあるし、平和な未来であってほしいと願います。この作品はビジュアルがポップで気軽に見やすい仕様になっていますが、同時に社会への問いを投げかけている題材で、メッセージ性もあります。見た方が何かを感じていただける作品になっていると思いますので、ぜひお楽しみいただけるとうれしいです。

白石晃士監督 コメント

ホラーでもバイオレンスでもサスペンスでもない作品を商業的に作ったのは今回が初めてで、新鮮な気持ちで未来世界を構築し、ミツルとカケルというズッコケ二人組のバカ騒ぎを楽しみにながら撮影することができました。
そして仕上げでもさまざまな遊びに挑戦し、よくこんな、かつてない企画がやれたなと、そして、やらせてもらえたなと、そんな幸せな実感を持ちながら完成に向かいつつあります。
配信動画という設定なので、視聴者の皆さんにはまさにYouTubeを見るように気軽な感覚で楽しんでいただけたら本望です。ぜひ、ミツルとカケルのバカパワーを浴びながら、彼らと共にディストピアを軽やかに駆け抜けてみてください!

作品情報

Huluオリジナル『未来世紀 SHIBUYA』(全6本)
2021年11月26日(金)より一挙配信

監督:白石晃士
脚本:保坂大輔、白石晃士
出演:金子大地、醍醐⻁汰朗

©HJ ホールディングス