山下美月、男性を魅了する役作りのポイントは“視線”『じゃない方の彼女』オンライン記者会見

ドラマ
2021年10月10日

10月11日(月)スタートのドラマ『じゃない方の彼女』(テレビ東京系 毎週(月)後11・06)のオンライン記者会見が行われ、主演の濱田岳と山下美月(乃木坂46)が登場した。また、小西真奈美も事前コメントで参加した。

本作は、秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ。お笑い芸人の目立たない方、みんなが選ぶものとは違う方、クラスの主役じゃない方、モテない方…実は世の中の多くの人が何かの「じゃない方」。そんなどこにでもいる普通の人生を送ってきた“じゃない方”の男性にスポットライトを当て、妻“じゃない方の彼女”との不倫を描く。

主演の濱田が総和学院大学文学部歴史学科の准教授・小谷雅也、山下が雅也が働く大学の心理学部心理学科の2年生・野々山怜子、小西が雅也の妻でヨガインストラクターの麗を演じる。

会見の冒頭、山下と小西の印象を聞かれた濱田は「雅也としてはつらい毎日ですけど、僕自身としては怜子ちゃん役の山下さんと麗さん役の小西さんのお芝居を見ることを楽しみに現場に向かっています」と話した。妻役の小西は濱田の印象を「役のまーくんそのままのように穏やかで、大らかで、現場全体を包み込んでくださるような方です」と明かし、山下も「本当にそのまんまです」と同意。それに対し濱田は「もう本当にありがたいです…」と恐縮しきった様子で笑いを誘った。

“じゃない方”の不倫コメディを描く本作。その作風について濱田は「このドラマに挑むこと自体がハードルの高いことだなと思っていて。自分は、コメディというだけでもハードルの高さを感じるんですけど、それにかつネガティブなパワーが強すぎる“不倫”という言葉が合体している。もうスタート時点からディスアドバンテージを背負ってる状態のように感じています。なので、そのすごく高い壁にみんなで毎日向かっている気持ちです」と主演の苦労を語った。

山下はナチュラルに男性を魅了する役作りのポイントを聞かれると「一番気を付けていたのは、“視線”ですね」と明かし、「好きな人に対しての見方は、何とも思っていない人と比べたら全然違うと思うので、視線の使い方はすごく意識しながらやっていました」と振り返った。

また、“じゃない方”だなと感じた体験を聞かれた山下は「歌番組で自分の方にカメラが向いていると思って、すっごくキメ顔してたけど後ろの子を撮ってたときとかですかね(笑)」と切ないエピソードを明かした。

最後に濱田は「みんなで“不倫コメディ”という答えのないものに対して戦いながら頑張っています。その戦いの結果が皆さんの笑顔に変わるようにお届けできたらいいなと思っています」と呼びかけた。

『じゃない方の彼女』
テレビ東京系
2021年10月11日スタート
毎週(月)後11・06~
※地上波放送終了後、動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」で配信

<STAFF&CAST>
企画・原作:秋元康
監督:三木康一郎、根本和政、岸川正史
脚本:服部隆、モラル、青塚美穂
出演:濱田岳、山下美月(乃木坂46)、山崎樹範、東野絢香、豊田裕大、宝辺花帆美、YOU、小西真奈美ほか

<第1話(10月11日(月)放送)あらすじ>
特別目立つことはないが、平凡なりに幸せな日々を送っている、真面目な大学准教授・小谷雅也(濱田岳)。美人な妻・麗(小西真奈美)と一人娘との暮らしは幸せそのものだと思っていた。そんなある日、スーパーに買い物に出かけた雅也は野々山怜子(山下美月)と偶然に出会う。これを境に偶然が続き、小悪魔的な魅力を持つ怜子に次第にひかれていってしまう…。

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/janaiho/

©「じゃない方の彼女」製作委員会