永瀬廉がNHKドラマ初主演「寒さも忘れるくらい熱をもって演じたい」『わげもん』

ドラマ
2021年10月28日

1月8日(土)スタートの土曜ドラマ『わげもん〜長崎通訳異聞〜』(NHK総合ほか)で、永瀬廉(King & Prince)が主演を務めることが決定。本人からのコメントが到着した。

番組タイトルの「わげもん」とは和解者(わげもの)、つまり通訳者のことを指す言葉だ。本作では幕末、激動の国際都市・長崎で、言葉を操る者たちが来たる時代に立ち向かう姿を描いていく。そんな本作の主演を務めるのは、連続テレビ小説『おかえりモネ』の及川亮役での好演も話題を呼んだ永瀬廉だ。

江戸時代、西洋への唯一の窓口となり、いわば国際都市として栄えた長崎。出島に出入りし、オランダとの交易を、通訳として支えてきたオランダ通詞(つうじ)たちは政治的な交渉にも立ち会い、情報収集にあたるプロフェッショナル集団だった。

時代は、嘉永2年(1849)。オランダ以外の西洋列強、アメリカ、イギリスなど諸外国の影が年々色濃くなり、長崎は波乱の時代を迎えていた。通詞たちには「早急に英語を学べ!」の大号令が下される。

そんな長崎に、通詞だった父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・伊嶋壮多役を、永瀬が演じる。発表にあたり、永瀬は「『おかえりモネ』に続きこんなに早くNHKドラマに出演させて頂けること、今回は主演であること、そして本格時代劇に初挑戦させてもらえること、とても光栄に思っております」と。

自身の演じる役柄についても「通訳者になるため奮闘する壮多は長崎でたくさんの人に出会い、そこで起こるさまざまな困難に立ち向かっていくことで、言葉だけでなく人の心までも和解(わげ)していく青年です」と紹介。

さらに「変化の時代を必死に生き抜いていく大胆で行動力のある壮多を雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って演じていきたいと思います」と本作にかける意気込みを語った。

番組情報

土曜ドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』
NHK総合(BS4Kでも放送予定)
2022年1月8日(土)スタート
毎週土曜 後9・00~9・50

©NHK