神尾楓珠が『顔だけ先生』クランクアップ!「自分と遠藤がシンクロしていた気がします」

ドラマ
2021年12月17日
神尾楓珠

12月18日(土)に最終回を迎える、神尾楓珠主演の土ドラ『顔だけ先生』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。先日、神尾がクランクアップし、レポートと本人コメントが到着した。

好きなことに全集中、教師らしいことは一切せず、“顔だけ先生”と揶揄される遠藤(神尾楓珠)が、趣味の課外授業を通じて生徒の心を開いていく、学園コメディ『顔だけ先生』。マイタケ狩りや釣り、ボクシング、サンタクロース捕獲機など、さまざまな方法で学園内の問題を解決してきた遠藤が、最終回にどんな課外授業をするのか。結末まで続く、予測不可能な展開にも期待が高まる。

そしてこのたび、約4か月におよぶ期間を経て、全シーンの撮影が終了。この日は、親から見合いを進められた亀高先生(貫地谷しほり)から相談を持ち掛けられるという状況を遠藤が想像するシーンの撮影が行われた。

左から)神尾楓珠、貫地谷しほり

キュンとする切なさをトレンディドラマ風に演出しており、神尾はダブルのスーツにオールバックの髪形。貫地谷も前髪を立ち上がったヘアスタイルに真っ赤な口紅と、いずれもバブル時代を彷彿させる装いに。

神尾は肩パット入りスーツに興味津々で、「遠藤っぽくないシーンだけど、これがラストカットというのも、『顔だけ先生』っぽいですね」とコメント。担当スタイリストによれば、神尾の衣装は1986年の大ヒットドラマ『男女7人夏物語』からインスピレーションを受けたものだという。

本作で初の教師役に挑戦した神尾。好きな事に全集中で、教師らしい事を一切しないものの、遠藤の何げない言葉が次第に生徒たちの心を開いていくという難しい役どころだ。生き方を問うせりふには、「意外と深い」「まさか泣かされるとは」と多くの称賛が寄せられたが、何げない一言に説得力を持たせられたのは、神尾の演技のなせる技だろう。

左から)貫地谷しほり、神尾楓珠

撮影最終日、スタッフから花束と共に惜しみない拍手が贈られた神尾は、「寂しいですね。正直せりふ量も多かったですし、スケジュールも大変でしたが、この現場を本当に楽しんでいて、視聴者の方はもちろん、現場を笑わせるにはどうしたらいいのかが、やりがいになっていました。遠藤役を楽しんで4か月間できたと思います」とあいさつ。貫地谷にもお辞儀をすると、再び現場に拍手が響いた。

なお、先生役に挑戦しての感想や、「第7話のホームレス時代のシーン」と印象に残った場面などを神尾が語ったコメント全文は、次ページに掲載。

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