高橋一生「より雪深く美しいものに」ドラマ『雪国』に森田望智、高良健吾らの出演決定

ドラマ
2022年02月16日

高橋一生と奈緒が出演するドラマ『雪国 -SNOW COUNTRY-』(BSプレミアム)に、新たに森田望智、高良健吾、由紀さおりの出演が決定。本人からコメントが到着した。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というフレーズで始まる、川端康成の「雪国」。発表から90年近くたった今もなお各国語に翻訳され、世界中で愛読されている名作だ。そこでは雪景色が作り出す風景美のなか、文筆家・島村と芸者・駒子の恋愛が「純粋」「情熱」「虚無」「徒労」をキーワードに、繊細な心理描写でつづられている。

そんな作品を、本作では藤本有紀の脚本によりドラマ化。既に出演が発表されている島村役の高橋一生、駒子役の奈緒に加え、今回新たに3名のキャストが解禁された。葉子役を森田望智、行男役を高良健吾、師匠役を由紀さおりが担当する。

また本作は福島県会津地方を中心にロケが行われたが、例年を上回る大雪により、ふんだんに降り積もった雪景色の中で撮影が実行された。明治から続く老舗温泉旅館や伝統家屋が並ぶ集落、宿場町などが物語の舞台となる昭和初期の温泉街のたたずまいを演出しているという。

ロケを経て、高橋は「約3週間撮影をさせて頂きました会津は、例年に比べても珍しい程の降雪だったそうで僕が演じた島村の目を通した『雪国』の世界を、より雪深く美しいものにしていただきました」と。

続けて「その場所にいかなければ撮れなかった画はもちろん、その場所でなければできなかったお芝居もあったと感じています。ぜひ、放送を楽しみにしていて頂けたらと思っています」とメッセージを寄せた。

奈緒も「それぞれの『雪国』を大切にしながらもチーム全体で同じ方向に進んでいるという信頼のできる現場でした。厳しくも美しい寒さの中で、より一層『雪国』の登場人物の生きる情熱を感じられた会津若松での日々に感謝しています」と思いを語っている。キャスト5名によるコメント全文は次ページに掲載。

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