渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみかが『やんごとなき一族』に深山家のきょうだい役で出演

ドラマ
2022年03月03日
左から)馬場ふみか、渡邊圭祐、松本妃代

土屋太鳳主演の木曜劇場『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の放送開始日が、4月14日(木)に決定。渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみかが深山家のきょうだい役で出演することが発表され、3名よりコメントが到着した。

本作は、庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋太鳳)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・深山健太(松下洸平)とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。

原作は、現在「Kiss」(講談社)で連載中の、こやまゆかり作の同名コミック。土屋、松下をはじめ、尾上松也、松本若菜といった豪華なキャストが顔をそろえる本作に、渡邊圭祐と松本妃代、馬場ふみかの出演が決定。3人は、物語の舞台である深山家の個性的なきょうだいを演じる。

渡邊が演じるのは、深山家の三男・大介。佐都の義弟にあたる人物で、当主である父・圭一に与えられた美容クリニックのオーナー。妻のリツコ(松本)とともに一流の品々に囲まれるきらびやかな生活を送っており、一見誰もが憧れるような、仲むつまじい理想の夫婦だと思われている。

だが、実際は圭一が深山家の利益のために強引に進めた政略結婚であり、その夫婦仲は冷え切っている。きょうだい仲は決して悪くないが、恋愛結婚をした兄・健太には複雑な思いを抱いていて…。大介の奔放で楽天家な性格が招いたある行動が、リツコの大きな悩みの種となっていく。

いっぽう、松本が演じるのは大介の妻で、佐都の義妹にあたるリツコ。日本一のホテルチェーン「ザラスホテルグループ」の一人娘であり、日頃から派手な生活をしている。政略結婚した夫・大介のことで大きな悩みを抱えながらも、その心中には秘めた思いが…。お互いを支え合う佐都夫妻の姿を見て、徐々に心を揺り動かされていく。

そして、馬場が演じるのは、深山家の末っ子で佐都の義妹にあたる大学生・有沙。深山家のきょうだいの中では唯一の独身だ。天真爛漫さゆえに歯に衣着せぬ物言いで、慕っていた兄・健太と結婚した庶民出身の佐都のことを“深山の恥”と言うことも。さらに、末娘ならではのわがままで2人を困らせることもしばしば。

家族の在り方を変えようと奮闘する2人のことを冷めた様子で見つつも、深山家の時代錯誤とも言えるしきたりの数々にうんざりもしている。表向きには父・圭一に従っているが、家族には言えないある秘密を抱えていて…。

発表にあたり、渡邊は「これまでにも三男の役を演じたことがあるので、その経験と照らし合わせつつ、大介というキャラクターに共感しながら演じたいです。大介はやんちゃで、一族の中では少し毛色が違うキャラクターでもあります。はじめは“何も考えていない自由人”に見えるよう演じつつ、ストーリーが進むごとに大介の胸の内を表現できたらいいなと思います」と。

松本も「リツコは、強気で明るく派手に見える反面、繊細で愛情深い。政略結婚でありながらも、愛のある夫婦の形を求めていて、佐都さんに対しては一種の憧れのような気持ちもあるように思いました。何不自由なく悠々と生活をしているように見える上流階級の人々にも、それぞれにいろいろな事情や葛藤があるなかで生きている、その生き様を大切に丁寧に、そしてこの華やかな世界観を大胆に思いっきり演じたい」とそれぞれ意気込みを。

馬場は「有沙は素直な性格で、思ったことをズバズバと言うタイプなので、それが嫌みっぽく聞こえないように、品良く演じていきたいです。私にとってすごく楽しみな作品ですし、皆さんにも一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。次々に“やんごとない”出来事が繰り広げられていくと思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。3名のコメント全文は、次ページに掲載。

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