小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎が『競争の番人』出演決定!主人公を取り巻く公取委メンバーに

ドラマ
2022年05月23日

小池栄子

◆今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

公取委(公正取引委員会)のことを全然知らなかったので、そこを題材にした作品は面白いなというのが第一印象です。これを機に私も公取委のことを知ってみたいと感じました。また、今回のダイロクのように、チーム一丸となって行動するという作品も好きですし、そのメンバーとして共演する方々もみなさん楽しそうな方たちだなと思いました。

◆坂口さん、杏さんとの共演について

坂口さんは思っていた以上に、それこそ小勝負のようにつかみどころがないです。本心がどこにあるか分からない感じが、セクシーで良いなと思います。一緒にいると、こんな子供っぽいところで笑ったりするんだとか、私より年下なのにそういうところはしっかりしてるんだ…と、新しい発見があるのが面白いです。杏さんは以前から私が思っていた通りの、すごくチャーミングな方です。汚れのない少年のような雰囲気なので、一緒にものを作る時の苦しさや楽しさを年齢差を感じることなく私からも吐き出せてしまう包容力がありますね。

◆今作で演じる桃園千代子はどんなキャラクターですか?

性格的には“姉御肌のツッコミタイプ”という気がしています。仕事、捜査的な部分以外のところでキャラクターの肉付けをしていきたいので、いただいた台本を読みながら模索しています(笑)。でも、私がこうしたいと考えるよりも、ご覧いただく皆さんに“桃園ってこういう人だよね”とそれぞれに思っていただけるような、ある意味でつかみどころのない自由な人物でいたいとも思います。

◆視聴者の方々へメッセージ

一番思うのは、公取委の仕事を皆さんにも一緒に知っていただきたいということです。公取委の皆さんのおかげで、日本社会の秩序が保たれているところもある。ドラマでも描かれますが、実際にもコツコツと積み上げる、一見地味な仕事が多いようです。でも、すごく熱い使命感、正義感を持っていて住み良い社会を作るため、黒子のように活躍されているんです。そんな素晴らしい仕事なんだと、桃園を演じながら感じています。今作を通して、少しでも公取委で働く方々の仕事を知っていただけたらうれしいです。

大倉孝二

◆今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?

僕はまず企画書をいただいた段階で「自分にできるかな?」、「向いているかな?」ということを考えるのですが、企画書で風見の人物像を読んで、“僕で良ければ”やらせていただきたいと思いました。自分は“お堅くはない”世界で生きてきたもので(笑)、公正取引委員会という“お堅い”仕事をしている人物を演じる時に、僕が演じることで、リアリティーというか、そういうところで働く方に見えるのか? というのが一番気にかかりました。でも、いただいた風見というキャラクターは、お堅く見えるところと抜けているところの両面があるので、これならばやらせてもらえるなと思いました。

◆坂口さん、杏さんとの共演について

お二方とも共演するのは初めてです。僕に言われたくはないでしょうけど、何せお2人とも背が高い! 僕と3人で並ぶと「特殊なチームか?」と思ってしまうほどです(笑)。
印象としてはお2人とも、とてもサッパリしていて良い意味で変なクセもないので、スッと現場に溶け込める雰囲気がありました。だからこそ、現場の雰囲気も良いのではないかと思います。

◆今作で演じる風見慎一は第六審査のキャップですが、キャップとして頼りない面も?

そうとう頼りないですね(笑)。調査は真面目に取り組んでいるんですけど…。そういうところも監督がきっちり見てくださっているので、僕もダメなところはダメに、ビシッとしているところはきっちりとやっているつもりではあります(笑)。

◆視聴者の方々へメッセージ

公正取引委員会という一見とっつきにくい題材ではありますが、ちゃんとエンターテインメントにしていると思うので楽しんでご覧いただけると思います。風見は多分、見ていてイライラするようなキャラクターだと思います。でも、イライラしていただければ僕の役目が遂行されているので、ぜひイライラしながらご覧ください。ありがたいことに、たまに「風見もやるじゃん?」というシーンも、用意されていますので、そこもぜひ楽しみにご覧ください。

加藤清史郎

◆月9ドラマへの出演について

“月9”枠ドラマへの出演は13年ぶりで、その時はゲスト出演でした。ですので“月9”枠のレギュラー出演は経験がなく、憧れもあったのでオファーをいただけたのは役者としてうれしく思いました。また、今回は共演者の皆さんが僕よりも大人な方ばかりなのですが、その方々と同じ職業の役というのもありがたかったです。これまでの“誰かの息子”というのではなくしっかりと働いて自立していて、年齢的にも実年齢より上の設定の役なので、そういうところでも皆さんの足を引っ張らないようにしたいなと思っています。

◆坂口さん、杏さんとの共演について

杏さんとは映画「忍たま乱太郎」(2011年)以来の共演です。久しぶりにお仕事の場で再会できたのはうれしかったです。映画の時、僕はまだ小学生で、それ以来ですから。坂口さんは初めてなのですが、やはりテレビなどで見ていた方とご一緒できるのはありがたいことです。これはお2人に限らず、新しい出会いがあるたびに思うことですが新鮮で楽しいです。

◆撮影現場や、ダイロクメンバーの雰囲気はいかがですか?

収録が進むにつれて、ダイロクメンバーの関係が少しずつ出来上がってきていて、居心地が良い現場です。大人な皆さんに可愛がっていただいているというのもありつつ、僕自身も今回は大人としていなければいけません。そこは今までの現場と違うかもしれないですね。子役としてではなく、大人の役者として現場にいるということは、ほんの少しの違いですが、とにかく先輩方には本当に学ぶことが多いです。

◆視聴者の方々へメッセージ

作中では公正取引委員会が “弱小官庁”だという表現が度々出てきますが、そんな中で、坂口さん演じる小勝負が言う“弱くても戦わなくてはいけない”という言葉が作品としての1つのメッセージになると思っています。公取委がなくては社会の不正を取り締まることができません。六角は基本的にポジティブなのですが、ダイロクの中でイジられているところを楽しんでいただくと同時に、彼なりに悩んでいる場面も出てくると思うので、そんなところにもご注目いただけるとうれしいです。

第1話あらすじ

刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。
刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。
調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に? 性格や考え方など、なにもかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、さまざまな問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

番組情報

『競争の番人』
フジテレビ系
2022年7月放送スタート
毎週月曜 午後9時〜9時54分

出演者:坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎 他

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/

©フジテレビ

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