小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎が『競争の番人』出演決定!主人公を取り巻く公取委メンバーに

ドラマ
2022年05月23日
『競争の番人』左から)加藤清史郎、小池栄子、大倉孝二©フジテレビ

坂口健太郎と杏がW主演を務める、7月期の月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系 午後9時〜9時54分)のレギュラーキャストとして、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎の出演が決定。合わせて、3名よりコメントが到着した。

本作の原作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した、新進気鋭の作家・新川帆立による最新刊「競争の番人」(講談社)。

坂口健太郎演じる、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”だ。

そしてこの度、レギュラーキャストに決定した小池栄子が演じるのは、小勝負や白熊が所属する公正取引委員会・第六審査の主査という役職で、“ダイロク”メンバーの頼れる上司・桃園千代子(ももぞの・ちよこ)。ひょうひょうとしつつも、常に明るく、人付き合いが上手。

公取委にとって重要な事情聴取も、人心掌握術に長ける桃園にはお手の物で、特に中年男性にはウケが良いよう。みんなの頼れるリーダーだが、公取委が国民にあまり知られておらず、利権も人材も予算もないという現状を憂いている。

大倉孝二が演じるのは、第六審査のキャップ・風見慎一(かざみ・しんいち)。立ち入り検査などで現場を仕切るリーダー的立ち位置だが、小勝負や白熊に現場で勝手な行動をされたり、トラブルを起こされたりと部下に翻弄される。上司や官公庁に対して絶対的に腰が低く、公取委のことを「弱小官庁」と卑下している。

そして、加藤清史郎が演じるのは、第六審査・審査官の六角洸介(ろっかく・こうすけ)。育ちの良いお坊ちゃんで、新人の白熊に明るく元気に公取委の仕事を教える“ダイロク”のムードメーカー的存在だ。

出演に当たり、小池は「つかみどころのない自由な人物でいたい」と自身が演じる桃園について語り、「少しでも公取委で働く方々の仕事を知っていただけたら」と思いを。大倉は「お2人とも、とてもサッパリしていて良い意味で変なクセもないので、スッと現場に溶け込める雰囲気がありました。だからこそ、現場の雰囲気も良いのではないかと思います」と主演を務める坂口と杏の印象を明かす。

なお、加藤は13年ぶりの月9ドラマ出演。「今回は共演者の皆さんが僕よりも大人な方ばかりなのですが、その方々と同じ職業の役というのもありがたかったです」と。「しっかりと働いて自立していて、年齢的にも実年齢より上の設定の役なので、そういうところでも皆さんの足を引っ張らないようにしたいなと思っています」と撮影に向けて意気込んだ。3名のコメント全文は、次ページに掲載。

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