香川照之が“最大の宿敵役”で竹内涼真と共演!「『憎たらしい』と思って見ていただけたら」『六本木クラス』

ドラマ
2022年05月31日
『六本木クラス』左から)竹内涼真、香川照之©テレビ朝日

香川照之が、7月スタートの竹内涼真主演『六本木クラス』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分)に出演することが決定した。

絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を描いた大ヒット作『梨泰院クラス』を、日韓共同プロジェクトでリメイク。東京・六本木を舞台にしたジャパン・オリジナル『六本木クラス』として、今夏スタートする。

香川が演じるのは、この作品の最重要人物の1人で、竹内演じる宮部新が復讐を誓う宿敵・長屋茂。飲食産業の頂点に君臨する長屋ホールディングス会長・茂は、一代でトップの座を築き、長屋ホールディングスのためなら手段を選ばない非情な人物。あることをきっかけに新を絶望の淵に追いやり、やがてどん底から立ち向かってくる新を何かと意識して、あらゆる手段で立ちはだかっていく。

竹内涼真 コメント

香川さんと共演させていただくのは、めちゃくちゃ楽しみです。香川さんが出演なさっている映画やテレビは、今まで多く拝見させていただきましたが、中でも『アンフェア』(2006年)で演じられた役の香川さんが大好きで、中学生の頃、毎週テレビの前で楽しみにしていました。これまでスタジオですれ違うことはあったんですけど、お芝居をご一緒する機会はなかったので、今は早く現場でお芝居したい気持ちでいっぱいです。長屋茂は、新にとってある意味エネルギーというか掻き立てる存在。僕も本気でいきますし、香川さんもきっと本気でぶつかってくださると思うので、これからどうなっていくのか楽しみです!

香川照之 コメント

今回お声がけいただけたことは、うれしいというよりはプレッシャーではありますが、大変ありがたいなと思いました。僕がやれることを精いっぱいやって、粛々と悪役を演じさせていただきます。僕は悪役を演じる時に、人間の「悪」の気持ちというのは誰にも負けずにやりたいと思っているので、ぜひ「憎たらしい」と思って見ていただければと思います。
竹内涼真さんとは初めて共演をさせていただくのですが、以前、同じスタジオで別の作品を撮影している際にお会いさせていただいたことがあって、その時は大きくて甘いマスクの二枚目だなと思いました。でも、今回撮影に入る前に本読みでお会いした時は髪型を変えられていて、竹内さんのこの役に対する意気込みを感じて、以前お会いした時の竹内さんには見えませんでしたね。役者が髪の毛を切ったり伸ばしたりするのは、役に本気でアプローチしているということが伝わる工程なので、もちろん髪の毛は一瞬で切れますけど、その意気込みがいいですよね。他の方々も髪型やメイクも含めて、とても肉薄しようとされていましたし、何よりも皆さんこれ以上ないキャスティングだなと感じました。
実は僕は『梨泰院クラス』は見ないで作品に入ったのですが、これまでも実在の人物を演じる時以外は原作に触れないというやり方で何十年とやってきているんです。演じていて全部が新鮮ですし、視聴者も原作を見ている人、見ていない人がいて、合わせたら100%ですから、キャストの中でも見た上で挑む人がいる中で、僕は見ていない人代表としてアプローチすることで、両側からアプローチして視聴率100%狙います! ただ、普段は最後まで原作を見ないのですが、今回唯一違うのは、演じ終わったシーンから『梨泰院クラス』のそのシーンを見て、取返しのつかない過去の方を未来にしているっていうね、撮り終えたシーンが原作ではどうなっているのかを見るのが本当に楽しみで。「あぁ、こうやったんだ!」とか「これはいい役作りだな」と思ったりして、見なくて良かったなと思ったりしています。見ていたら、僕いい子なんで真似しちゃうんですよ、意外に素直なので(笑)。そんな見ていない側の作品へのアプローチを、この長屋茂という役を通して楽しんでいただければなと思っています。

番組情報

『六本木クラス』
テレビ朝日系
2022年7月スタート
毎週木曜 午後9時~9時54分

原作:チョ・グァンジン
『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』
(ウェブ漫画/電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」掲載中)
チョ・グァンジン/キム・ソンユン
『梨泰院クラス』(テレビシリーズ/JTBC)
脚本:徳尾浩司
音楽:髙見優
演出:田村直己、樹下直美ほか

番組公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/roppongi_class/
番組公式Twitter:@roppongi_class
番組公式Instagram:@roppongi_class

©テレビ朝日