前田亜季、竹財輝之助が『競争の番人』第8話に出演!現在と過去が交錯する最終章の重要人物に

ドラマ
2022年08月29日
『競争の番人』
『競争の番人』左から)竹財輝之助、前田亜季 ©フジテレビ

8月29日(月)放送の『競争の番人』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時〜9時54分)第8話に、前田亜季、竹財輝之助が出演することが分かった。

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立による「競争の番人」(講談社)が原作。誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”だ。

第8話のゲストとして出演する前田亜季と竹財輝之助は、建設会社「小津建設」を営む夫婦、小津環と小津耕介をそれぞれ演じる。

8月29日(月)放送の第8話から、物語はいよいよ最終章に突入する。時はさかのぼり15年前、第六審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)が、公正取引委員会・四国支所で調査していた大手ゼネコン「ラクター建設」の談合疑惑。そこには小勝負勉(坂口健太郎)の両親が営む「小勝負建設」が関係していた。

小さな建設会社でなかなか仕事が回ってこず、経営不振に陥っていた「小勝負建設」は「ラクター建設」の談合の誘いに乗ってしまう。小勝負がなぜ公正取引委員会に入ったのか、なぜ国交省の藤堂清正(小日向文世)を目の敵にしているのか。15年前に起きたこの談合事件から、その謎が徐々に明らかとなっていく。

そんな中、現在のダイロクでは、新たな調査案件が入る。「納品した資材の代金を一方的に減額した中堅ゼネコンがある」というタレコミが入り、白熊が調査することに。その“中堅ゼネコン”というのが耕介と環が営む「小津建設」だった。白熊が「小津建設」に訪れると、そこには取引先に必死に謝る耕介と環の姿が。

「小津建設」が下請けいじめをしているということでやってきた白熊だったが、実際には大手ゼネコンによる談合によって、工事をどの建設会社が行うのかはあらかじめ決められており、小さな建設会社は仕事をもらえずにつぶれていく。そんな倒産寸前の建設会社が「小津建設」で、資金繰りがうまくいかずに取引先への料金の未納が複数あるという状況だった。

テレビでは、国交省が発表した「東京湾岸地区再開発プロジェクト」のニュースが。総事業費8000億円規模の超大型再開発という一見すると明るいニュースだが、環は「どうせまた談合が行われるんですよ」と憎々しくそのニュースを見ていた。

今回ゲスト出演が決まった前田は、『家電侍』(2022年/BS松竹東急)、『遺留捜査』(2022年/テレビ朝日)や、“近代演劇の父”と言われるヘンリック・イプセンの戯曲「野鴨-Vildanden-」(2022年9月)など、テレビや映画、舞台で活躍中。

小学生の頃からドラマや映画に出演、1992年にデビューし、2000年には映画「バトル・ロワイヤル」で第24回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年はデビュー30周年にあたる。そんな前田の月9ドラマ出演は、30年のキャリアで今作が初となった。

いっぽう、竹財は2022年だけでも大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)、『オールドルーキー』(TBS)、木曜劇場『やんごとなき一族』(フジテレビ)など、数々の作品に出演。シリアスな役からコメディーまでさまざまな役をこなす実力派俳優だ。月9ドラマへの出演は、『ナイト・ドクター』(2021年)以来、1年ぶりとなる。

実力派俳優の2人が演じる「小津建設」の耕介と環。資金繰りに苦しむ2人にとってわずかな希望となるのは、目前に迫っているとある工事の入札だ。この工事を請け負うことができれば、滞っている支払いも全て支払うことができる。そして「小津建設」の行く末が、今後の物語にとって重要なカギに。最終章に突入する第8話に注目だ。

前田亜季 コメント

今までなかなかスポットの当たらなかった公正取引委員会というお仕事。こういう方々がいて、世界は動いているのだなと、とても面白く台本を読ませていただき、ドラマに参加できることがうれしかったです。必死の選択をしながら生きている小津建設の夫婦のような人たちが多くいるのだろうと想像しながら撮影する日々でした。正しくやっていくことがどれほど大変なのかも感じました。いよいよ最終章…彼女にもどんな展開があるのか、皆さまに見届けていただきたいです!

竹財輝之助 コメント

“公正取引委員会を舞台にしたドラマって珍しいなー”というのが第一印象です。自分自身どういう仕事なのか詳しく知らなかったので興味深く台本を読ませていただきました。僕は中堅の建設会社社長、小津を演じさせていただきました。彼のような真面目で社員思いの人ほど、過ちを犯しやすい社会なのかなとやるせない気持ちでいました。物語の終盤にどう関わってくるのか楽しみにしていただければと思います!

プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

物語の重要なカギを握るこのお二人。この時点では、まだ多くを語ることができないバックボーンを持つ小津環役に前田亜季さん。資金繰りに困りつつも、家族や社員を守らないといけないという責任感の強さ、しかしそれが一筋縄ではいかないという状況に陥る小津耕介役に竹財輝之助さん。夫婦としての魅力、個人としても魅力が存分に発揮される役になっているので、このお二人が紡ぐ物語に、ぜひご注目ください!

番組情報

『競争の番人』
フジテレビ系
毎週月曜 午後9時〜9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/
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