松岡広大&中尾暢樹ら『壁こじ』キャストがトークで大盛り上がり!BLシーンへの思いも…

ドラマ
2022年09月27日
『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』© ミナモトカズキ・徳間書店/2022「壁こじ」製作委員会

松岡広大と中尾暢樹がW主演を務めるドラマ『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』(ABCテレビ 深夜1時38分~2時10分)が、10月3日(月)に放送スタート。それに先駆け、「スタートまで待てない!!『壁こじ』第1話先行試写&豪華キャストトークライブ」が開催され、松岡と中尾、木原瑠生、小西詠斗らが登壇した。

本作は、幼馴染だが境遇がまったく違う、同人作家・猫屋敷守(松岡広大)と、アイドルグループ「SHINY SMILE」(以下:シャニスマ)で活動するイッセイこと風間一星(中尾暢樹)の、夢に向かってまっすぐ生きる姿と、恋未満(?)の友情関係を描く爽やかな青春ストーリー。

そしてこのたび、10月3日(月)の放送開始に先立ち、9月26日に「スタートまで待てない!!『壁こじ』第1話先行試写&豪華キャストトークライブ」が開催された。

昼公演と夜公演、2回に渡って開催されたイベントには、役衣装に身を包んだ松岡と中尾、木原瑠生(古賀隆二役)、小西詠斗(小鳥遊京役)が登壇し、立石俊樹(八尋翼役)はVTRでトークに参戦。さらに、劇中でひときわ異彩を放つ髭フランボワーズ役・加治将樹が司会として登場し、第1話の先行試写と撮影秘話、出演者によるタレコミエピソードなどで和やかに盛り上がった。

夜公演では、第1話の先行試写を終えると、登壇者たちがトークを展開。「役をまとっていない状態で話すのはすごく緊張しますね」という松岡は、クランクアップの際のマル秘エピソードを。「スタッフ、役者、それにエキストラの皆さんも大所帯で、今回は主演の重みをすごくすごく感じながら演じていたので、クランクアップのときは声を震わせて泣いてしまいました」としみじみ振り返る。

一方で、もう1人の主演を担った中尾は撮影現場にエアソファーを持ち込んだエピソードを明かし、「どこでも寝ていました(笑)」と笑いを誘った。

そして、VTR出演となった立石からは、松岡と中尾に「役者として聞いてみたかったんですが、ボーイズラブなシーンを演じるにあたって、意識したことは?」と実直な質問が。中尾が「一星って誰に対しても愛を持って接している人。僕自身も人のことが大好きなので、演じていくうえで共感できるようになりました。恋愛を超えた先の“人が好き”を膨らませて演じました」と答えると、加治が客席に向かって「中尾君の演技すてきでしたよね!」と語りかけ、会場は大きな拍手に包まれた。

松岡は「ボーイズラブっていう言葉が先行してしまうと1つの思考に絞られてしまうのですが、そうではなくて、“好き”の根っこの部分を丁寧に演じることから始めたんです」と緻密に役を作り上げたエピソードを披露。

加治から「猫屋敷という役は本当に大変だったと思うよ」と水を向けられると、笑顔を見せながらも「大変でした。抑揚を殺すようにしながら、自分の内側でモノローグ的に感情やこじらせ感が渦巻いている感じだったので…本当に難しかったですね」と役作りに当たっての苦労を語った。

さらに、立石から同じ「シャニスマ」メンバーを演じた中尾、木原、小西に「演じる上で苦戦したところは?」という質問が。木原が「リュージはリーダーでクールな役なのですが…実は、一番苦労したのはクールでいること。いかに木原瑠生を出さないかが、僕の中では難しかったですね」と明かすと、中尾と小西は笑いながらうなずくばかり。

小西は「キョウちゃんはすごくかわいくて周囲を和ませるキラキラしたアイドル。かわいい役ってやりすぎると白々しくなっちゃうので、その塩梅が難しかったです」と。中尾は「話が進む上で、一星の明るさの意味がわかってくると思います。全8話に、一星のいろんな笑顔があるので、そこも観ていただけたら」と今後の見どころをアピールした。

1時間におよんだトークで、大いに盛り上がった今回のトークイベント。最後は、「切ないところも温かいところもある作品なので、毎週の放送を楽しみにしていただきながら、健康に元気に過ごしてもらえたらとってもうれしいです!」(小西)、「『壁こじ』は胸キュンならぬ胸がギュンって苦しくなる“胸ギュン”作品。切なさに心をつかまれる作品です」(木原)と。

続けて、「みなさんの感想をSNSで“#壁こじ”で投稿してくれたら僕たちも見ます! みなさんの感想が僕たちの活力になりますので、よろしくお願いします!」(中尾)、「ミナモトカズキ先生の原作に愛を込めて、3次元の作品にさせていただき、役者が演じる意味のある作品になったと思っています」(松岡)とそれぞれ視聴者へのメッセージを寄せた。

なお、イベントのアーカイブ配信チケットは10月3日(月)まで発売中。さらに、Rakuten TVでは10月5日(水)から毎週水曜午後3時に、ドラマ本編とはひと味違った、各話のスピンオフ配信も決定している。

『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』© ミナモトカズキ・徳間書店/2022「壁こじ」製作委員会

あらすじ

漫画を専攻する学生の猫屋敷守(松岡広大)は、周囲には秘密にしながら「骨肉」というペンネームでオリジナルBL漫画を描く同人作家。同人即売会で漫画を認めてもらうこと、そして“壁サー”(=即売会場内で壁際に配置される人気サークルの証)であることだけが、承認欲求を満たしてくれる心の支えだった。
そんな彼の身に、その後の人生を揺るがす事件が起こる。それは、幼馴染でありアイドルグループ「SHINY SMILE」のイッセイとして人気急上昇中の風間一星(中尾暢樹)とのまさかの再会…。
とあることをきっかけに、高校の卒業式で「お前とは一生会わない」と言い放った猫屋敷は、再会を心から喜ぶ一星に戸惑うばかり。性格と境遇のあまりの違いに嫉妬と葛藤をこじらせまくる猫屋敷だが、そんなことを気にもとめない一星。しかし、この再会が、予想もできない展開を巻き起こしていくことに!
同人漫画とアイドルという、全く違うフィールドでトップを目指す2人の数々の試練と絆の物語が幕を開ける――。

放送情報

『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』
ABCテレビ
2022年10月3日(月)スタート
毎週月曜 深夜1時38分~2時10分
※毎話放送終了後より、Rakuten TVおよびTVerにて配信

番組公式HP:https://www.rakuten-ipcontent.com/kabekoji/

© ミナモトカズキ・徳間書店/2022「壁こじ」製作委員会