大地真央が着目したハルコの衣装を紹介！部屋着の羽織は大正時代のアンティーク『最高のオバハン中島ハルコ』

土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』（東海テレビ／フジテレビ系　毎週土曜　午後11時40分～深夜0時35分）の第5話が11月5日（土）に放送される。

第5話では、下呂の酒蔵で亡き祖父の味を守りたい孫と怪しいオトナたちの相続バトルが勃発。ハルコ（大地真央）は、ツレの酒蔵当主から後を託されるが、残された者たちの思いが交錯するちょっと切ない相続物語が展開する。

冒頭からブラックフォーマルで登場するハルコ。羽がついたジャケットは、フランスの高級ブランド「ヴァレンティノ」。レースのブラウスは、イタリアの高級ブランド「ドルチェ＆ガッバーナ」だ。突然知らされたツレの老舗酒蔵当主の訃報に、東京から下呂に駆け付けたハルコ。悲しみにくれるも、四十九日を過ぎていたことから、ハルコらしい柔らかで品格あふれるブラックスタイルとなった。

本作の衣装選びには、大地の意見が多分に取り入れられているそう。そこで、大地が着目した衣装をピックアップし、ハルコのせりふとともに紹介する。

第1話「刃物の町・関市を救え！」では、刀匠の後継者不足問題に直面したハルコ（大地）。刀匠・清次郎（麿赤兒）に弟子入り志願していたアメリカ人の青年・ロバート（村雨辰剛）は、実はいづみ（松本まりか）がオンラインゲームで知り合い、恋するイケメンアバター“兼光”だと判明した。ハルコのおかげで後継者問題は解決するも、いづみの恋は成就せず。落ち込むいづみに、ハルコが放った言葉がこちら。

【年増女がやってはいけない四箇条】
一、年増の涙は武器にならない。ただ鬱陶しいだけ。
二、男の胃袋は掴まない。ただ重いだけ。
三、結婚は迫らない。必ず逃げられるだけ。
四、慌てる年増は藁ならぬ屑しか掴めない。（第1話）

大地が第1話で着目したのは、“年増女の四箇条”を言い放った際の衣装。部屋着の羽織は、大正時代のアンティークで第1弾でも登場し、旅行にも持参するほど羽織がお気に入りだという。第6話の下呂温泉では、別の羽織を持参している。

第2話「長良川の乱！鵜匠VSエシカル女」では、鵜飼い鑑賞に招待されたハルコ御一行。40代続く鵜匠の家では、後継者予定の息子・一路（冨田佳輔）の婚約者・立木咲里（北原里英）が「鵜飼いは動物虐待でエシカルじゃない」と言い放つ。ハルコの奇策で咲里は認識を改め、後継者問題も丸く収まった。が、インチキなサロン経営者・由利耶（LINA）にだまされていた咲里の母に、ハルコがかけた言葉がこちら。

人は弱っている時こそ、負けない心を持たなくては。悪い人間につけ込まれるだけよ。（第2話）

第3話「下剋上！名古屋仏壇・嫁姑バトル」では、舞台を一瞬名古屋へ戻し、由緒ある「名古屋仏壇」にスポットを当てた。大須にある老舗の尾上仏壇店では、五代目社長夫人の益代（赤座美代子）と六代目社長である三男の嫁・満寿絵（上野なつひ）が経営方針で対立し、嫁姑バトルが勃発。息子夫婦に謀反を起こされ、「裏切られた～！」と泣きついてきた益代に、ハルコが言った言葉がこちら。

その歳で、心が折れるなんて、馬鹿じゃないの？　折れない心を鍛えることに歳をとる意味があるんでしょうが。（第3話）

このせりふでの衣装は、一見シックな装い。しかし、よく見るとスカートの柄が食虫植物となっている。スタイリストが「仏壇店に行く服装としては派手すぎないか？」と大地に尋ねると、「普通のものはつまらないし、ハルコさんらしくないでしょ？」と採用になった。

第4話「熟年離婚の危機！マスゴミVSハルコさん」では、岐阜発祥の「近代養蜂」にスポットを当てた。早期退職して養蜂家に転身した元TVプロデューサー・猪俣豪（嶋大輔）と、その妻・順子（山下裕子）の熟年夫婦問題にズカズカ介入するハルコ（大地真央）。2人に卒婚を勧め、徳川家康が関ヶ原の合戦に挑んだ当時の年齢を引き合いに伝えた言葉がこちら。

50代なんて、まだまだ若造。人生、ギラギラしてなんぼよ！（第4話）

そして、11月5日放送の第5話「酒蔵相続騒動！祖父の味守りたい孫VS怪しいオトナたち！」では、酒蔵相続バトルをハルコがどう解決するのかが見どころ。ブラックフォーマル以外にも、注目の衣装がある。

「2022秋冬のトレンドはピンクなんですって！　ヴァレンティノのコレクションもピンク一色だったでしょ？」と大地はパリコレもしっかりチェック。難易度が高いとされる全身ピンクの衣装も着こなしている。

また、第5話からは林真理子の原作でキーパーソンとなる男・熊咲雄介が登場。演じるのは個性派俳優の草野イニ。令和の水戸黄門の中で、うっかり八兵衛的ポジションになるというが、ドラマにどう関わってくるのか、熊咲の今後にも注目だ。

第5話（11月5日放送）あらすじ

ハルコ（大地真央）の元に一本の悲報が。ツレの酒蔵当主・奥山桃次郎が病死したというのだ。弔問のため、いづみ（松本まりか）らと下呂へ向かったハルコは、そこでまさかの遺産相続に巻き込まれる。
桃次郎の弟・春彦（佐戸井けん太）は怪しさ満載で、孫娘の看護師・桃香（中冨杏子）も「金」に執着。さらに桃香の妹・葉月（中心愛）は「自分が蔵を継ぐ」と言い出す。
そこに、地方創生大臣の菰野（南圭介）や空間プロデューサー・熊咲雄介（草野イニ）まで絡んできて、争族は収集のつかない事態に。