プロ野球スカウトが主人公!クロマツテツロウ原作『ドラフトキング』連ドラ化 WOWOWで23年春放送

ドラマ
2022年11月16日
『ドラフトキング』原作1巻書影©クロマツテツロウ/集英社

クロマツテツロウ原作の漫画『ドラフトキング』(2023年春放送)が、WOWOWで連続ドラマ化されることが決定した。

原作は、「ベー革」「野球部に花束を」をはじめ、数々の人気作品を生み出してきた野球漫画の名手・クロマツテツロウによる同名漫画。プロ野球チームのすご腕スカウトを主人公とした物語で、現在も「グランドジャンプ」で連載中。野球が題材となる作品がWOWOWでドラマ化されるのは史上初の試みとなる。

主人公は野球選手ではなく、球団「横浜ベイゴールズ」のすご腕スカウト・郷原眼力(ごうはら・オーラ)。中学・高校・大学から社会人野球に至るまでくまなく眼を光らせ、才能をかぎ分け、選び取り、他球団を出し抜き、隠れた才能を獲得するために、⼀年中、日本全国を飛び回っている。独善的で毒舌家。スタンドプレーも目⽴つが、その“眼”は確かで、同僚や他球団からも⼀目置かれる存在だ。

郷原をはじめとするスカウト部メンバーが目指すのは「ドラフトキング」の獲得。その年のドラフトで選ばれた選手の中のNo.1を指す言葉だが、各球団がこぞって注目する即戦力級の選手はもちろんのこと、スカウトの腕の見せどころは何といっても下位指名選手。イチロー・4位指名、岩隈・5位指名、掛布・6位指名…。数々の隠れた原石を見いだし、他球団を出し抜き、やがて1位指名選手を超えるスター選手、ドラフトキングを生み出すことがスカウトの真骨頂とも言える。

一見、華やかで熱いスポーツの世界には、⼀般には知られることのない“裏側”が存在する。単に才能を見抜くではなく、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うのもスカウトの務めであり、裏方の流儀や誇りをも作品を通して描いていく。仕事に毎日汗を流す社会人なら誰しもが共感し、熱くなれる、新たなスポーツドラマが誕生する。

主人公の郷原や、スカウトとしてはまだまだ駆け出しながらも、選手たちに誠実に向き合う元プロ野球選手の神木良輔(かみき・りょうすけ)をはじめ、個性豊かな人物たちを演じるキャスト情報、監督や脚本ら制作陣も今後発表予定。

あらすじ

「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力(ごうはら・オーラ)は、独善的で毒舌家だが、自他ともに認めるすご腕。特定のエリアを持たずに全国を所狭し、と飛び回る。彼の狙いはその確かな“眼”で隠れた才能を見いだし、その年のドラフト会議で選ばれた選手の中のNo.1 である「ドラフトキング」を引き当てること。元プロ選手で現在はひたむきに選手たちと向き合う新米スカウトの神木良輔(かみき・りょうすけ)や、スカウト部の部長で人情派の下辺陸夫(しもべ・りくお)らスカウト部メンバーは、郷原とも激論を交わしながら、チームの強化に向けて奮闘していく。
さまざまな葛藤や問題を抱えた高校球児や社会人野球の選手たちを前に郷原はどのような獲得策を講じるのか…。一方で目的達成のためなら手段をいとわず“ハブ”の名で恐れられる、郷原の宿敵「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二(ぶすじま・りゅうじ)もまた逸材獲得に向けて闘志を燃やし、暗躍する。郷原たちは、原石を見いだし、「ドラフトキング」を獲得することができるのか。熱き“スポーツビジネスエンターテインメント”が開幕する。

番組情報

『ドラフトキング』
2023年春 WOWOWにて放送・配信スタート

原作:「ドラフトキング」クロマツテツロウ(集英社「グランドジャンプ」連載)

特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/draftking

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