菜々緒&鈴木伸之が”忍者”の夫婦に!ラブコメディ『忍者に結婚は難しい』23年1月スタート【コメントあり】

ドラマ
2022年11月15日
木曜劇場『忍者に結婚は難しい』
木曜劇場『忍者に結婚は難しい』©フジテレビ

菜々緒主演の忍者ラブコメディドラマ・木曜劇場『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)が、2023年1月からスタートすることが発表され、キャスト&スタッフからのコメントも到着した。

原作は「ルパンの娘」シリーズで知られるユーモアミステリーの旗手・横関大の最新作で、菜々緒はフジテレビのゴールデン・プライム帯ドラマに初主演。フレッシュな才能とそのルックスで注目される若手俳優の鈴木伸之が菜々緒の夫役として出演する。菜々緒と鈴木は『HEAT』(2015年7月/関西テレビ・フジテレビ)以来、7年ぶりの共演となる。

本作の見どころは、主人公の夫婦が現代に生き永らえる“忍者の末裔”であるということ。戦国時代に活躍していた暗躍のスペシャリスト“忍者”は、主君に仕え、独自の忍術を駆使して、さまざまな戦いを人知れず支えてきた。そんな忍者の末裔たちは現代においても歴史に影を潜め、特殊任務を遂行し続けていた。

菜々緒が演じる草刈蛍は、ごく普通の薬局で働く薬剤師。しかし、実は古来より伝統の続く甲賀忍者の末裔で、身体能力の高さを保つため、毎日ストイックなジョギングやトレーニングで鍛錬をしている。穏やかで物静かな振る舞いだが、人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが大嫌い。そのため、ときどき本音の毒舌が漏れ出てしまう。

いっぽう、鈴木が演じる草刈悟郎は、郵便局の配達員。しかし、実は伊賀忍者の末裔で、機敏な“忍び”としての行動に長け、手裏剣だけは誰もが認める腕前を持つ。明るくておおらか、優しくて力持ちで癒やし系の一面もある一方、能天気で面倒くさがり、ズボラで鈍感、かつ気弱で優柔不断という性格も持ち合わせている。

互いに相手が一般人と思い込み結婚した2人だが、数ある隠密組織の中でも絶対に相いれない敵対関係にあったとされるのが「伊賀」と「甲賀」(諸説あり)で、現在でもライバル関係にあった。蛍は甲賀忍者であることにプライドを持ちながらも、悟郎と出会ったことで心の奥に秘め隠していた”普通の家”への憧れがあふれ出し、かねてから”普通になりたい”という気持ちを抱えていた悟郎は蛍との出会いに感謝する。

しかし、ラブラブだったのは最初だけ。すれ違う感情、かみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。離婚の危機に直面した夫婦のところへ、それぞれ“特殊任務”が舞い込み、任務中にニアミスする二人はやがて互いの正体を疑い始める。

現代に生きる”忍者”ということで、コスチュームやアクションは注目ポイント。忍者サスペンス要素が加わったストーリーや、劇中で登場する忍者ファンが集う「忍者居酒屋」や「忍者ダンス」の配信、さらに隠密任務作戦においては偵察用の「ドローン」が使われるなど、現代要素が多く盛り込まれた愉快な演出で盛り上げていく。

いっぽう、妻は「共働きなのにどうして私だけが家事やってんの!?」、夫は「なんで俺がトイレを座ってしなきゃいけないんだ!」など、結婚生活に潜む”夫婦あるある”も。秘密を抱えながら送る生活の中で起こる夫婦バトルや隠された運命の中で悲恋が交錯する「ロミオとジュリエット」的な展開も見どころとなる。菜々緒と鈴木、原作者・横関らスタッフのコメントは下記に掲載。

菜々緒 コメント

◆本作のオファーを受けたときの感想を教えてください。

私は占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています。

◆本作の“役柄”(夫婦・忍者)を演じるに当たって

頭脳や体力などすべてに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います。

◆作品の見どころをお願いします。

恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末にぜひ注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見ていただける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります。

鈴木伸之 コメント

◆初の“忍者役”について

忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供の頃になりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞きなじみがないので、どう表現していけるのか。今から自分自身に対しドキドキしております。

◆脚本を読んだ印象をお聞かせください。

お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田(裕子)さんの脚本から出る個性を大切にしながら、悟郎としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています。

◆菜々緒さんとの「夫婦共演」について

菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。ここから約3か月、苦楽をともにして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。皆さま、よろしくお願いします。

原作:横関大(『忍者に結婚は難しい』講談社刊)コメント

映像化されたら面白そうだな、と執筆中から漠然と考えていたのですが、まさかこんなに早く実現するとは思ってもいませんでした。常に忍ぶのが忍者という存在です。ただし、このドラマに関しては大いに目立ち、世の中を沸かせてほしいものです。

編成企画:髙木由佳(フジテレビ編成部)コメント

映画「Mr.&Mrs.スミス」が好きでいつかこんな作品を作りたいと思っておりましたが、舞台が日本であることとスパイという設定が難しく実現できずにいました。そんな時に横関先生の作品に出合い、これこそ私が描きたい作品だと感銘を受けました。伊賀忍者と甲賀忍者は敵対する組織です。結婚して3年目を迎える夫婦は、お互い忍者という秘密を持っているが故に理解し合えずすれ違い、冷めきった状態ですが、ある事件をきっかけに互いを見つめ直していくことに。二人は果たして最強の忍者夫婦になれるのか?! その瞬間をワクワクしながら楽しんでいただきたいです。
甲賀忍者の妻役・菜々緒さんは凛としていて、女性らしさの中に芯の強さを感じる蛍そのものです。抜群のスタイルから繰り出されるアクションは見どころとなるでしょう。伊賀忍者の夫・悟郎は、ドジで頼りないけど憎めない男。屈強な肉体を持ちながらもベビーフェイスという最強のギャップを持つ鈴木伸之さんに演じていただくことで、魅力満載のキャラクターになります。夫婦けんかの話だったのに実は日本を守っているという、一見結びつかないことが密接につながっている面白さを楽しんでいただきたいと思います。毎回、スペシャルなゲストも出演する予定ですので、そちらも注目してください。

プロデューサー:貸川聡子(共同テレビ)コメント

忍者ラブコメディと聞くと、“???”となる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは夫婦の、そして関係性の物語です。『知ってるワイフ』という作品でも向き合ったテーマにまた違った形で取り組みたいと思っていたタイミングで、横関先生の原作と出会いました。圧倒的にキャッチーなエンタメ感の中に“今”の夫婦の姿が描かれていると感じ、髙木さんとともに即、映像化の手を挙げさせていただきました。脚本家の松田裕子さんの筆もノリに乗り、共感とワクワクが同居した最高の脚本ができあがっています。菜々緒さんと鈴木伸之さんという、これ以上ないハマリ役のお二人を迎え、新年のスタートにふさわしいエンターテインメントをお届けします!

番組情報

木曜劇場『忍者に結婚は難しい』
フジテレビ系
2023年1月スタート 毎週木曜 午後10時~10時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/ninja/
公式Twitter:@ninja_fujitv