『REAL⇔FAKE FINAL STAGE』がいよいよスタート！植田圭輔「シリーズの中で一番ミステリー要素が強いです」

『REAL⇔FAKE Final Stage』Stellar CROWNSメンバー©「REAL⇔FAKE」製作委員会・MBS

MBS／TBSドラマイズム『REAL⇔FAKE Final Stage』（MBS　毎週火曜　深夜0時59分～／TBS　毎週火曜　深夜1時28分〜ほか）が1月10日（火）よりスタート。第1話放送に先駆けて、出演する荒牧慶彦、植田圭輔、佐藤流司、松村龍之介、和田雅成、染谷俊之、猪野広樹、定本楓馬、小西詠斗の合同取材会が行われた。

『REAL⇔FAKE』は2019年9月からドラマイズム枠で放送がスタート。天使の歌声を持つトップアーティスト・朱音が突然失踪するところから物語がスタートし、ミステリー要素と共に舞台俳優トップスターたちの豪華共演と個性あふれるやりとりが楽しめる新感覚のドラマとして話題を集めた。そして、2021年6月からシリーズ2作目となる『REAL⇔FAKE 2nd Stage』も放送され、今作『REAL⇔FAKE Final Stage』で、ついにシリーズの最終章を迎える。

牧野凪沙役の荒牧は「これまで共演が多く、知った仲のメンバーで、シーズン1も2も楽しく和気あいあいと撮影をさせてもらいました。このファイナルステージはこれまで以上に和気あいあいと撮影がスタートしております」と順調に撮影がスタートしたことをアピール。

育田悠輔役の植田が「最後なのですが、最後ということはそんなに意識していません。きちんとやることをやって、ふざけるときはふざけてというメリハリが効いた感じなので、居心地がいいなと思いながら、撮影を楽しんでいます」と語ると、鈴木翔琉役の佐藤も「Stellar CROWNSのシーンは、やっぱり安心感があるなと思いましたし、伸び伸びと演じることができます」と。

続けて、瀬名征行役の和田も「待ち時間など、いつものように仲良く話している感じが、せりふはありますが、カメラが回った時もその感覚でしゃべれているので、今回の一番リアルなところなんじゃないかなと思います」と、梅原黎士郎役の松村も「心から本当に楽しい現場だなとあらためて認識できましたし、こうしてファイナルという形で撮影できたことに喜びをかみしめながら、日々撮影しています」と、Stellar CROWNSメンバーたちの仲の良さが垣間見えるやりとりも。

守屋英俊役の染谷は「このメンバーでまたできることがすごく楽しいなと。今回は全員泊まり込みなので、さらに楽しく撮影できていると思います」と泊まり込みのロケで撮影が行われていることを明かした。

台本を読んだ感想を問われ、卯野紘希役の猪野が「前作では戦ったり、絡まれたりしていたのに、今作でも事件に巻き込まれて、『Stellar CROWNSは大丈夫なのか』って」と心配したことを明かすと、植田が「今回、シリーズの中で一番ミステリー要素が強いです」と補足。染谷も「ファイナルステージは平和に終われるのかなと思っていたのに…」とこぼした。

『REAL⇔FAKE Final Stage』定本楓馬、小西詠斗©「REAL⇔FAKE」製作委員会・MBS

深水役の定本と菅原役の小西は、本作でシリーズに初参加。撮影の感想を問われると、定本は「知っている方がたくさんいる『REAL⇔FAKE』のファイナルステージに参加させていただけて、素直にうれしいです。タイトルの通り物語にリアルとフェイクを感じました」と。小西は「僕もこの作品の一員になれたことがとてもうれしくてありがたいです。大先輩ばかりなので、たくさん勉強させていただきながら、僕もくらいついていくぞという気持ちで撮影に臨んでいます」と意気込んだ。

演じた役柄の印象については、定本は「撮影スタッフ役ということで、これまで仕事でお世話になっているので、あらためてスタッフさんはすごいことをやっているんだなと感じて、すごく勉強になりました。現場では常にスタッフさんの動きを観察して、勉強しています」と。

小西は「最初、台本を読んだとき、結構難しい設定の役だなと思いましたし、どう演じていこうかと不安になる部分が多かったです。でも台本をたくさん読んでいるうちに、僕なりに『お坊ちゃん感を出したらいいのかな』『ヘラヘラしているほうが面白くなるのかな』『ややこしくかき回したら面白くなるだろうな』など、たくさん考えました」と語った。

初期から出演しているメンバーも演じる上で大切にしていることを明かしていくことに。荒牧は「守屋がカメラを回しているシーンでは、元気に見せたり、回っていないときは本当に心を開いている征行相手にだけ、他のメンバーたちとは違う一面も見せたり。そういう凪沙の細かい部分は大事にしています」と。

植田は「1と2とやらせていただいたので、そこでやってきたことを踏まえながら、翔琉には綻びの部分を見せていたり。2で乗り越えたことがあるので、それを越えた後っていうのはなんとなく頭に置きながらやっています」と。

佐藤は「人の話を聞いたり、自分がしゃべったりするときに、意味がない場合は人の目を見ないようにしています」、松村も「俯瞰で見ること。冷静に一歩引いた中で見ていることを意識しています」と見え方を意識していることを明かした。

Stellar CROWNS、ASTRA RINGでもない染谷は「メンバーと一線を引くことかなって思っています。でも、1と2を経て、愛着もあります。ファイナルステージですし、朱音との関係を大切にしていきたいなと思っています」と語った。

最後に、注目ポイントを問われ、染谷が「サスペンスのように物語が進んでいくので、『だから、この人はこういうしぐさをしていたのか』と何回見ても楽しんでいただけると思います。細かいところまで注目してください」とまとめると、一同から「おぉー（拍手）」と声が上がり、「うまくまとめてくれました」（植田）、「全員ってしてほしいね」（佐藤）、「染谷さんの言ったことが全てです」（和田）と絶賛した。