亀梨和也主演『正義の天秤 season2』キービジュアル完成!初回放送日は5月6日

ドラマ
2023年04月05日
『正義の天秤 season2』©NHK

5月6日(土)スタートの亀梨和也が主演を務める『正義の天秤 season2』(NHK総合 午後10時~)より、キービジュアルが公開。さらにseason2の追加キャストとして大原櫻子の出演が発表された。

2021年に放送され、好評を博した『正義の天秤』は、亀梨扮する元医師の天才弁護士・鷹野和也が自身も冤罪の悲劇に苦しみながらも数々の難事件の真相を暴く、本格法廷ミステリー。続編を望む多くの声に応えるべく、新シリーズの制作が決定した。

前作の最終回で恋人である雨宮久美子(大島優子)を襲った犯人・南野一翔の弁護を担い、葛藤の末に「一生をかけて被告人の心を治療していきたい…」と訴え、無期懲役を勝ち取った鷹野。しかしその後、彼は師団坂法律事務所から姿を消していた。

それから3か月後。事務所創設者の娘・佐伯芽依(奈緒)は鷹野を呼び戻そうとするものの、彼は一向に姿を見せない。その頃、刑事部門担当の「ルーム1」に所属する桐生実雪(大政絢)の元に、自らの判事時代に無期懲役の判決を下した被告人から再審請求の依頼が舞い込む。

自身の下した判決を覆すことになる上、「開かずの門」と呼ばれるほどに高い再審請求の壁に立ち向かおうとする桐生。鷹野はそんな彼女の「正義を見たい」と、手を貸すことに。

いっぽう、元ニートの弁護士・杉村徹平(北山宏光)はある日、趣味であるゲームのオフ会に参加。そこで謎の女性と出会うが、彼女の背後には…。その後もチームの結束を試すかのごとく、鷹野と「ルーム1」の元に次々と難解な事件が舞い込んでくる。

今作では「ルーム1」のメンバーそれぞれにもスポットを当てて展開。事件にまい進する彼らはどんな過去を抱え、鷹野はどのように向き合っていくのか。さらに、鷹野が掲げる「治療的弁護」の原点も描いていく。

シーズン1に引き続き、亀梨、奈緒、北山宏光、大政絢、佐戸井けん太、大島優子、竹中直人、中村雅俊、山口智子らが再集結するほか、season2の追加キャストとして自分の世界観に入り込みがちな中華料理店のウェイトレス・西園寺咲良役で大原櫻子の出演も決定した。それぞれの役柄は以下を参照。

『正義の天秤 season2』上段左から)亀梨和也、奈緒、北山宏光、大政絢、佐戸井けん太 下段左から)大原櫻子、大島優子、竹中直人、中村雅俊、山口智子 ©NHK
鷹野和也役・亀梨和也

<役柄>
徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている。
事務所創業者のカリスマ弁護士・佐伯真樹夫(中村雅俊)が急逝した名門・師団坂法律事務所を立て直すべく、創業者の娘で弁護士の芽依(奈緒)に招へいされ、刑事部門を担当するクセ者弁護士ぞろいの「ルーム1」を率いてきた。鷹野自身もクセの強い人格の持ち主だが、次第にリーダーとしての信頼を得ていく。そんな中、自身の恋人・雨宮久美子(大島優子)を襲った男・南野一翔(千葉雄大)の弁護に挑み、無期懲役を勝ち取る。しかし、その後、師団坂法律事務所から姿を消した。

佐伯芽依役・奈緒

<役柄>
師団坂法律事務所の創設者・佐伯真樹夫のひとり娘。
真っすぐな性格で天真らんまんな3年目の新米弁護士。誰よりも他人の感情に寄り添えるのが長所だが、時には感情移入し過ぎることも。鷹野に振り回されてばかりだが、徐々にコンビネーションを発揮し始め、「ポンコツ」と罵られながらもたくましく成長していく。とある事件をきっかけに、自身の知らなかった過去と向き合うことになる。

杉村徹平役・北山宏光

<役柄>
元ニートの弁護士。人生の一発逆転を狙って猛勉強し、弁護士資格を取得。
アニメやゲームが好きなオタク気質で、ハマるととことんのめり込む。誰にも会わず一人孤独に過ごした経験から、人の心の隙間に入り込むことが得意。鷹野に感化され、自身の「正義」を追い求め奔走するように。ニートを卒業した今もゲーム好きは変わらず、一番好きなゲーム「ブレイブパーティ」のオフ会で謎の女性と運命的に出会ってしまう。しかし、その背後にはある男性の存在があって…。

桐生実雪役・大政絢

<役柄>
元裁判官のエリート弁護士。容姿端麗で頭脳明晰。
裁判官時代の経験と人間関係を駆使しての弁護が得意。記憶力、暗記力は飛び抜けているが融通が効かない面がある。
感情を顔に出すことを嫌うため、きつく思われがちだが、面倒見の良い一面も。判事時代に、自身が殺人罪で無期懲役の判決を下した受刑者からの再審請求依頼のための弁護を依頼される。

梅津清十郎役・佐戸井けん太

<役柄>
元刑事の弁護士。刑事時代の人脈を生かし、刑事事件を得意としている。
相手の警戒心を解く柔らかさが売りで、人の痛みが分かる苦労人の人情派。
妻に先立たれ、一人娘は中学の時に家出。どこで何をしているかわからない娘の存在はずっと気になっているが、探すことはしていない。最近、健康診断の結果が芳しくなくないようで…。

西園寺咲良役・大原櫻子

<役柄>
ゲームが大好きな元ニート。妄想で脳内世界に飛び込みがち。
自分の興味のあることは早口で捲し立ててしまう傾向があり、特に、大好きな「恐竜」の話になると止まらない。憧れているのは、最強の肉食恐竜・ティラノサウルス。
中華料亭店でウェイトレスをしているが、社会経験が少ないこともあり、ミスするたびに落ち込みがち。

雨宮久美子役・大島優子

<役柄>
どんな時でも自分のことよりも他人のことを考える性格。
幼い頃、師団坂法律事務所の創始者・佐伯真樹夫に父親の冤罪を晴らしてもらったことから、真樹夫に憧れ弁護士を目指した。 念願の弁護士になった後、とある冤罪事件に興味を持ち独自に調査を行なった結果、真犯人である南野一翔に襲撃され、意識はあるものの自分の意思で動くこともしゃべることもできない状態に。徐々に回復が見られたかに思われたが…。

西園寺清隆役・竹中直人

<役柄>
抜群の人脈と交渉術で常に師団坂法律事務所の収入を支える存在。真樹夫亡き今、事務所のトップ。
大規模法律事務所の使命は企業の円滑な活動を支え国益に貢献することと考え、刑事事件専門の「ルーム1」の廃止を検討していた折に、真樹夫から全権委任された鷹野が登場し、面白くないと思っていた。しかしながら、鷹野の独特のやり方を認めつつ、うらやましくも感じるように。私生活では、妻を亡くした後、一人で娘を育てる良き父親だったりもするが、誰もそうした彼の一面を知らない。

佐伯真樹夫役・中村雅俊

<役柄>
多くの有能な弁護士たちや依頼者から絶大な信頼を得て募われている人徳者だった。
久美子を通じて久美子の恋人・鷹野と面識があり、亡くなる前から自分にもしものことがあったら事務所に鷹野を招へいしようと声をかけていた。
刑事事件において、人を治療するような弁護・裁判を行うことを理想と唱え実践していた、鷹野の弁護士としての師のような存在。

冨野静子役・山口智子

<役柄>
キリスト教徒だった佐伯真樹夫とは旧知の仲であり、彼の提唱する治療的弁護の相談役でもあった。幼い頃に母親を亡くした真樹夫の娘・芽依のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子のこともかわいがっていた。鷹野とは雨宮を通じて知り合った。
真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを時に励ましながら、優しく見守っている。

番組情報

『正義の天秤 season2』(全5回)
NHK総合
2023年5月6日(土)午後10時~

©NHK