波瑠&高杉真宙、前田拳太郎の“あざとかわいさ”絶賛「キラキラでまぶしかった」『わたしのお嫁くん』制作発表

ドラマ
2023年04月12日
『わたしのお嫁くん』
『わたしのお嫁くん』高杉真宙、波瑠、前田拳太郎

4月12日(水)にスタートする水10ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回は午後10時~11時09分)の制作発表会見が行われ、主演の波瑠のほか、高杉真宙、前田拳太郎が登壇した。

講談社「Kiss」で連載中の柴なつみの同名コミックが原作となる本作は、波瑠演じる仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香が、あることをきっかけに、高杉真宙演じる会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”山本知博を嫁に迎えるという社会派ラブコメディ。

波瑠は「撮影が始まって2か月ほどたって、和気あいあいとチームワークもできてきています。私が演じる速見穂香は、仕事もできて結果も出せるけど、抜けた部分もある。そのギャップ、二面性っていうところは頭を使いながら演じています」と演じる役柄について説明。また、穂香はいわゆる“汚部屋”に住むズボラな性格だが、撮影現場の穂香の部屋で許せないところを聞かれると、「台所のシンクに洗い物ではないものがたまっている。ゴミ袋に入れられるようなものがシンクにたまっているのは、少し嫌だなと思います(笑)。私自身、掃除がすごく得意なわけではないですが、犬がいるので、いたずらされないように片付けたりはしています」と。

部屋のセットについて高杉は「ドアを開けて衝撃でした。足の踏み場がないんですよ。落ち着く場所がなくて、カメラの位置を変えるたびに毎回外に出るっていうのを繰り返さないといけなくて。居心地はあまり良くはありませんでしたね(笑)」とセットを見たときの驚きを明かした。

そんな高杉が演じるのは、穂香の後輩の家事力最強男子・山本知博。「家事に対して自信を持てる役柄でした。僕自身、普段は家事があまり得意なほうではないので、おいしそうな料理を渡されて『僕が作りました』って言うシーンなんかは、こんなのよく作れるなと思いながら山本君を演じていました」と役とのギャップを告白。「料理も普段全くしないので、山本君みたいにみそ汁をだしから取ったりして、凝った料理を作ってみたいです」と語った。

『わたしのお嫁くん』
『わたしのお嫁くん』高杉真宙

そんな中、波瑠は「家事は好きでも嫌いでもなく普通です。本当に最近、お嫁くんっていないのかなと思うようになって。お嫁ちゃんでもいいですし。誰かがやってくれるなら任せたいですね」と話し、「お風呂が沸いていたらうれしいな」と願望を語った。

続いて、あざと男子・花妻蘭を演じる前田は、「最初に原作を読ませていただいたときに、花妻君がかわいすぎて驚きました。白黒の漫画からキラキラが飛んでくるようなまぶしいキャラクターで。でもそんな中でかわいいだけじゃなくてカッコいい一面もあったり。穂香に憧れ抱いていて、山本君と恋のライバルになるような要素もあるので、そこも楽しみにしていただけたらなと思います」と役柄を説明。

前田は1クール前の月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』にも出演しており、そのときはクールな役柄を演じていた。今回は雰囲気の違う役を演じるということで、意識したことはあるかと聞かれ、「フジテレビさんのドラマに2クール連続で出させていただくということで、見ている方にギャップを見せられたらいいなと思っています。『あ、これ水沢君(『女神の教室』の前田の役)なんだ』と思ってもらえるように。今回の役に関して、“あざとかわいい”ってよく聞きますが、“あざとかわいい”ってなんだろうって考えました。かわいいだけじゃなくて、“あざと”がつくとどうなるんだろうと。僕の中では計算したかわいさが“あざとかわいい”につながると思っているので、家で鏡を見ながら手の動きを研究したりもしていました(笑)」と役への意識を語った。

『わたしのお嫁くん』
『わたしのお嫁くん』前田拳太郎

これに波瑠は「圧倒されますね。漫画から出てくるキラキラというか、お花というか、瞬きが止まらなくなるというか(笑)。まぶしかったです」と。高杉も「本当に波瑠さんがおっしゃっていたとおりで、後ろに後光がさしているかのようにキラキラして輝いていましたね。皆さんにも楽しんでかわいいと言っていただけると思います」と波瑠に同意した。

さらに、このドラマには毎回フジテレビのアナウンサーが出演するとのこと。波瑠はアナウンサー陣に対し、「芸能人来た! って感じでした(笑)。別ジャンルの方とお会いすると、『あ、テレビで見た人だ!』ってなっちゃうんですよね」と意外な回答。前田は「面白い企画だと思うので、皆さんにもSNSで『わたしのお嫁くん』とハッシュタグをつけて、今回は誰が出るのかなと予想したりしていただきたいですね」と話した。

ここで、本作の主題歌「サラバ」を歌うSEKAI NO OWARIからのコメントが到着。

◆今作品に込められた思いは?

Saori:「こうでなくちゃ」っていう既成概念のような、枠組みみたいな気持ちって皆さんあると思うんですけど、そういう気持ちに「サラバ」と告げよう、という思いで作らせていただきました。

◆オファーを受けた時の感想

Nakajin:最初にプロデューサーさんたちと打ち合わせをしたときに、Saoriちゃんの家庭とけっこう似ているんじゃないかっていう話で盛り上がって。

Saori:原作を読ませていただいたときに、「これ私のお話ですか!?」っていうところがたくさんありました。私の夫は家事も料理も上手なので、自分の物語なのではないかと思ったりもして…。そこで、ぜひやりたいですと言わせていただき、このお話がスタートしました。

◆出演者の印象は?

Nakajin:僕は夫婦でドラマを見るのが趣味なのですが、新ドラマの予告を見るときに、波瑠さんのドラマが出てくると、「お、これチェックしなきゃ」ってなるんです。なので、今回主題歌として関われるということで、また違った気持ちで見ることができるかなと楽しみにしております。

◆視聴者へのメッセージ

Nakajin:ドラマもついに始まりますが、僕らも皆さんと一緒に初回を楽しみにしておりますので、ぜひ初回のド頭から。皆さんで楽しみに待ちましょう!

『わたしのお嫁くん』
『わたしのお嫁くん』波瑠

波瑠は「サラバ」のフルコーラスを既に聴いているとのことで、曲の印象として「Saoriさんが自分に当てはめながら作ってくださったんだと今聞いて、なるほどと腑に落ちる部分がありました。こんなふうに応援されてるから頑張れるんだな、寄り添ってもらえているから頑張れているんだなと実感が湧いて、もっと楽しく『サラバ』を聴けそうだなと思います」とコメントした。

最後に、波瑠は「男性も女性も関係なく、皆さん日々頑張っていると思います。そんなたくさんの人が頑張り切れない部分も受け入れたくなるような、そんな自分も受け入れて頑張っていくぞと思えるような、背中を押せるドラマになっています。今の時代を頑張る皆さんにぜひ見ていただけたらうれしいです」とアピールし、会見を締めくくった。

番組情報

『わたしのお嫁くん』
フジテレビ系
2023年4月12日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回は15分拡大

出演:波瑠、高杉真宙、前田拳太郎、仁村紗和、ヒコロヒー・竹財輝之助、古川雄大・宇梶剛士、富田靖子/中村蒼 ほか

原作:柴なつみ『わたしのお嫁くん』(講談社「Kiss」連載)
脚本:橋本夏
音楽:橋本由香利
プロデュース:中野利幸(フジテレビ)
プロデューサー:芳川茜(共同テレビ)、山崎淳子(共同テレビ)
演出:紙谷楓(共同テレビ)、城宝秀則(共同テレビ)、水戸祐介(フジテレビ)
制作協力:共同テレビ
制作・著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/oyome_kun
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