一ノ瀬ワタル、謎に満ちたキーパーソン役で中村倫也主演『ハヤブサ消防団』に登場!デビュー50周年の大和田獏も出演【コメントあり】

ドラマ
2023年06月14日
『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

7月13日(木)にスタートする、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分 ※初回拡大スペシャル 午後9時~10時)に、一ノ瀬ワタル、大和田獏の出演が決定。一ノ瀬、中村、ヒロインを演じる川口春奈からコメントが到着した。

国民的ヒットメーカー・池井戸潤が描いた戦慄の田園ミステリーを、変幻自在の実力派・中村倫也主演で映像化する、木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』。本作の舞台は、山間の小さな集落“ハヤブサ地区”。物語はスランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷であるハヤブサに移住するところから幕を開ける。

穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だが、地元の消防団に加入したことを機に連続放火や住民の不審死など怪事件に次々遭遇。ハヤブサ地区を守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たることに。

物語の鍵を握るミステリアスなヒロインを川口が演じるほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久ら名バイプレイヤーが勢ぞろいすることで話題を呼んでいる本作に、新たに一ノ瀬ワタル、大和田獏の出演が発表された。

一ノ瀬は、Netflix配信ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』で主人公の荒くれ者の新人力士を怪演。迫力あふれるリアルな演技で同作は日本ランキング1位を獲得したばかりか、世界中で旋風を巻き起こした。現在公開中の映画「ヴィレッジ」でも、強烈な存在感を放っている。

そんな一ノ瀬が本作で演じるのは、ハヤブサ地区に住む札つきのワル・山原浩喜。若い頃から悪いうわさが絶えず、住民たちから疎まれ、連続放火事件の犯人ではないかとささやかれる怪しい男。

しかし、太郎は浩喜のぶっきらぼうな言動の中に親切な一面を感じ取り、犯人説に違和感を覚え…。果たして一ノ瀬演じる“ワル”浩喜は放火に関わっているのか、それとも…。その存在が物語に濃い影を落とす、謎に満ちたキーパーソンだ。

今回の役柄について、一ノ瀬は「浩喜がたどる運命こそがストーリー展開の鍵になってくるので、素直にうれしい。“僕の役柄、この後どうなるんですか?”と聞いたとき、“えっ! マジっすか…。そんなことになるんですか!”って思いましたから!」とニヤリ。

「田舎町の消防団の物語がものすごいミステリーへと変貌を遂げていくさまに、皆さん乞うご期待です!」と物語をかく乱していく決意をアピールした。

さらに、一ノ瀬は中村の主演作に参加する喜びについても告白。2人の共演は『珈琲いかがでしょう』(2021年/テレビ東京)、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(2022年/TBS)に続く、3年連続&3度目。

それらすべてが自身の出世作となった『サンクチュアリ -聖域-』の節目に絡んでいたことから、一ノ瀬は「勝手ながらものすごく“ご縁”を感じています」と打ち明け、「中村さんの現場って、キャストさんもスタッフさんもみんな和やかで、すごくいい空気が流れているんです。それはやっぱり座長の人徳!」とリスペクトを語った。

迎えた中村も「一ノ瀬さんは今やもう“時の人”! 3年連続でご一緒することなんてなかなかないので、僕自身とてもうれしいです。今後も一ノ瀬さんが“一番共演した俳優”として取材で語ってくれる存在でいたいです」と彼の飛躍をたたえていた。

さらに『サンクチュアリ -聖域-』を見て一ノ瀬との共演を楽しみにしていたという川口は、「実際にお会いしたら、本当にかわいらしい方だなと思って…! 怖い役柄を演じられることが多いのでそういうイメージを持っていたのですが、ものすごく少年のような方で、とても癒やされました」と役柄と素顔のギャップに驚いていた。

『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

また、数々の名作で味わい深い演技を披露してきた大ベテラン・大和田が演じるのは、ハヤブサ地区の温厚な住民・波川志津雄。幼い頃の太郎を覚えている数少ない人物で、太郎に“物書き”としての原点を思い起こさせてくれる重要なキャラクターだ。しかしある日、思いもよらぬ“悲劇”が、彼を襲うことに…。

現場では、中村をはじめ、満島、岡部、梶原、橋本、生瀬ら消防団メンバーが、今年、デビュー50周年を迎えた大和田を祝福。撮影がひと段落した瞬間、「50周年おめでとうございます~!」というスタッフのかけ声とともに大きな拍手に包まれた大和田は、突然のサプライズにビックリ。記念のワインを贈呈されて大感激するとともに、メンバーと記念写真を撮って盛り上がっていた。

一ノ瀬、中村、川口のコメントは下記に掲載。

一ノ瀬ワタル コメント

◆主演・中村倫也さんとは3年連続&3度目の共演となりますが、改めて現場でご一緒されていかがですか?

中村さんの現場って、キャストさんもスタッフさんもみんな和やかで、すごくいい空気が流れているんです。それはやっぱり、座長である中村さんの人徳なんだなと今回も実感しました!
個人的なことでいうと、僕、長い間、相撲をテーマにした作品(『サンクチュアリ -聖域-』)を撮っていたのですが、その撮影が始まる時期に中村さんと共演し、撮り終わった直後も中村さんと現場が一緒で…。さらに、ようやく配信が実現した今、この作品で中村さんと共演させていただき、勝手ながらものすごく“ご縁”を感じています。

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

僕が演じる浩喜は野菜作りが好きな男なのですが、地区の人々からは敬遠され、切なくも悲しい役柄です。でも、彼がたどる運命こそがストーリー展開の鍵になってくるので、そこは素直にうれしい。「僕の役柄、この後どうなるんですか?」と聞いたとき、「えっ! マジっすか…。そんなことになるんですか!」って思いましたから! 原作とはまたちょっと違うストーリーになっていますので原作を読んだ方も楽しめますし、田舎町の消防団の物語がものすごいミステリーへと変貌を遂げていくさまに、皆さん乞うご期待です!

中村倫也 コメント

一ノ瀬さんと最初にお会いしたのが『珈琲いかがでしょう』という作品で、2年前のことです。あのときはまだ、一ノ瀬さんも緊張からせりふがカミカミだったりもしたのですが(笑)、今やもう“時の人”! 現場はみんな、「あの『サンクチュアリ -聖域-』の彼? 話したい話したい!」って大騒ぎです。(川口)春奈ちゃんにいたっては、『サンクチュアリ』にめちゃくちゃ影響されていて、先日、バラエティー番組の“芸人さんのネタを考える企画”で、相撲のネタを考えていたぐらいです(笑)。
3年連続でご一緒することなんてなかなかないので、僕自身とてもうれしいです。これからさらにガンガン俳優さんとして躍進されていくでしょうから、今後も節目節目に共演させていただき、一ノ瀬さんが“一番共演した俳優”として取材で語ってくれる存在でいたいです。

川口春奈 コメント

一ノ瀬さんとは今回が“初めまして”なので、どういう方なんだろうと興味がありましたし、ちょうど『サンクチュアリ -聖域-』を拝見していたのでとてもタイムリーで、とにかくお会いするのを楽しみにしていました。
実際にお会いしたら、本当にかわいらしい方だなと思って…! 怖い役柄を演じられることが多いのでそういうイメージを持っていたのですが、ものすごく少年のような方で、とても癒やされました。

第1話(7月13日放送)あらすじ

三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。
そんなある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。
新生活を始めて間もなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)に誘われ、地域の飲み会に参加。そこで知り合った山原賢作(生瀬勝久)、宮原郁夫(橋本じゅん)、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)らハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。
運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、いったんは入団を断る。ところが直後、地区の住人・波川志津雄(大和田獏)の自宅で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。実はハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。団員たちは、連続放火事件を疑っていた。
まさか、のどかなハヤブサ地区のどこかに放火犯がいるのか!? ゾッとする太郎だが、その矢先、住民の1人が行方不明になるという事態が起きて…!?

番組情報

木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』
テレビ朝日系
2023年7月13日(木)スタート ※初回拡大スペシャル 午後9時~10時
毎週木曜 午後9時~9時54分

原作:池井戸潤「ハヤブサ消防団」(集英社)
脚本:香坂隆史
演出:常廣丈太(テレビ朝日)、山本大輔(アズバーズ)ほか

©テレビ朝日