中村倫也だけがほほ笑む“不気味”なメインビジュアル解禁『ハヤブサ消防団』主題歌はちゃんみな「命日」

ドラマ
2023年06月23日
『ハヤブサ消防団』©テレビ朝日

7月13日(木)にスタートする、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分 ※初回拡大スペシャル 午後9時~10時)より、メインビジュアルが解禁。また、主題歌がちゃんみなの新曲「命日」に決定した。

国民的ヒットメーカー・池井戸潤が描いた戦慄の田園ミステリーを、変幻自在の実力派・中村倫也主演で映像化する木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』。本作の舞台は、山間の小さな集落“ハヤブサ地区”。物語はスランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷であるハヤブサに移住するところから幕を開ける。

穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だが、地元の消防団に加入したことを機に連続放火や住民の不審死など怪事件に次々遭遇。ハヤブサ地区を守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たることに。

物語の鍵を握るミステリアスなヒロインを川口春奈が演じるほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久らバイプレイヤーたちが勢ぞろいすることで話題を呼んでいる。

このたび、そんなの本作のメインビジュアルが解禁された。のどかな田園風景をバックに豪華キャストたちが並ぶ構図で、真っ先に青空と新緑が目に飛び込み、一見すると爽やかな印象を受ける。

しかし、よく見るとほほ笑みを浮かべているのは太郎のみで、ほかのメンバーは無表情かつ棒立ち。しかも、背を向けて立つ謎の男やうつむいて顔を隠す怪しい消防団員が紛れこんでおり、バックには激しい炎に包まれて煙を噴き上げる家屋と、無数のカラスが…。

極めつけは、キャストたちの背後にたたずむ白髪女性の後ろ姿。「この田舎町、どこかおかしい。」というキャッチコピーどおり、あちこちに違和感がちりばめられた不気味なビジュアルとなっている。この謎の人物たちこそ“触れてはならない闇”を象徴する存在なのだろうか。

また、ちゃんみなの新曲「命日」が主題歌に決定した。「命日」は、ちゃんみなが池井戸潤原作「ハヤブサ消防団」を読み、書き下ろしたもの。どこか懐かしさを覚え、妖しさあるメロディーで、極上のミステリードラマに華を添えていく。

『ハヤブサ消防団』

第1話(7月13日放送)あらすじ

三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。
そんなある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。
新生活を始めて間もなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)に誘われ、地域の飲み会に参加。そこで知り合った山原賢作(生瀬勝久)、宮原郁夫(橋本じゅん)、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)らハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。
運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、いったんは入団を断る。ところが直後、地区の住人・波川志津雄(大和田獏)の自宅で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。実はハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。団員たちは、連続放火事件を疑っていた。
まさか、のどかなハヤブサ地区のどこかに放火犯がいるのか!? ゾッとする太郎だが、その矢先、住民の山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が行方不明になるという事態が起きて…!?
そんな中、太郎は父の墓参りの際に墓地で見かけた女性・立木彩(川口春奈)と、ハヤブサ地区唯一の居酒屋で再会。ミステリアスな彼女のことが気にかかる。また、少しずつハヤブサになじんできた太郎のことを、太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業担当・真鍋明光(古川雄大)が鋭いまなざしで見つめていて…!?

番組情報

木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』
テレビ朝日系
2023年7月13日(木)スタート ※初回拡大スペシャル 午後9時~10時
毎週木曜 午後9時~9時54分

原作:池井戸潤「ハヤブサ消防団」(集英社)
脚本:香坂隆史
演出:常廣丈太(テレビ朝日)、山本大輔(アズバーズ)ほか

©テレビ朝日