『刑事7人』撮了で東山紀之が思いを告白「この現場だけは変わらず、安心して過ごせる場所」

ドラマ
2023年08月02日
『刑事7人』©テレビ朝日

東山紀之が主演を務めるドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)がクランクアップを迎え、東山、田辺誠一、小瀧望(ジャニーズWEST)らメインキャスト7人からコメントが到着した。

2015年にスタートして以来、東山紀之演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。“水9”の刑事ドラマ枠において、なくてはならない存在となっている。

本作で描かれるのは、天樹をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)が立たされた人生の岐路。そして、再び動き出した、終わったはずの10年前の事件、警察内の誰かが仕掛ける暴露チャンネル、試される7人の絆だ。

そんな本作が、ついにこのたびクランクアップ。座長である東山は、多くの規制の中で過ごさざるを得なかったコロナ禍の日常を思い出しながら「世の中がいろいろと変わってきていますが、この現場だけは変わらず、安心して過ごせる場所」と、『刑事7人』の現場のホーム感をあらためて実感した様子。

昨シーズンからの登場となった小瀧も「今年もすてきな夏になりました」と、瞳を輝かせた。そんな有意義な時間が過ごせたのも、田辺いわく「『刑事7人』は、仲間というか、メンバー」だからこそ。「ゆっくりと、着実に、多くの方に見ていただけるようになってきたんだなと実感」(吉田)、「スタートして9年。私は80歳になりました」(北大路)と、メンバーそれぞれがあらためてシリーズの歴史をかみしめ、9シーズン目を走り抜いた充実感に満ちたクランクアップとなった。

一方で、白洲の「新しい挑戦、新たな試みがあったシーズンでしたが、個人的にはすごく好きなシーズンでした」とのコメントに、共演陣も同意。その新しい挑戦のひとつが、シリーズ史上最大のスケールで描くストーリーだ。塚本も「ひとつのお話を9話で続けて追うというスタイルは好きでした」と話す通り、より深く物語を掘り下げ、ミステリーと人間ドラマの深みはシーズン随一に。7人の絆に関しても今まで以上に丁寧に描写され、各々のキャラクターの個性がみごとに際立つ結果となった。

『刑事7人』©テレビ朝日

そんな本作だが、物語はついに最終章へ突入。10年前の東関東連続強殺事件に関係していると思われる複数の殺人事件の解決、暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の首謀者の特定を急ぐ新専従捜査班だが、気になるのは、3年前に浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)が聞いたという、江戸川区夫婦殺害事件の犯人らしき者の声の主。

天樹らの執念の捜査により、警察が隠し通していた事件の真相が明らかに…。そして、刑事引退までの軌跡を日記に書きつづる、天樹の行く末とは。 来たる8月9日(水)放送の最終回に向け、予断を許さない展開から目が離せない。7名のコメント全文は、下記に掲載。

東山紀之(天樹 悠役)コメント

コロナ禍などがあり、世の中がいろいろと変わってきていますが、この現場だけは変わらず、安心して過ごせる場所です。また今後とも皆さん、よろしくお願いします!

田辺誠一(海老沢芳樹役)コメント

普段は、役者は個人商店なのですが、『刑事7人』は、仲間というか、メンバーという気がとてもしています。今回もとても楽しかったです。よいお年を!(笑)

小瀧 望(坂下路敏役)コメント

クランクアップのシーンは、これまでも、そしてたぶんこれから先もないであろう終わり方で、非常に思い出に残りました(笑)。今年もすてきな夏になりました。皆さんとご一緒できてうれしかったです。ありがとうございました!

白洲 迅(野々村拓海役)コメント

新しい挑戦、新たな試みがあったシーズンでしたが、個人的にはすごく好きなシーズンでした。またお会いできることを楽しみにしています! ありがとうございました。

塚本高史(青山 新役)コメント

男だらけになってしまって…。僕は(水田)環ちゃん(倉科カナ)がいつ帰って来てくれるのかと待っています。ひとつのお話を9話で続けて追うというスタイルは好きでした。ありがとうございました!

吉田鋼太郎(片桐正敏役)コメント

道を歩いていて、よく声をかけられるのですが、一番多くなってきたのが「『刑事7人』を見ています」なんです。ゆっくりと、着実に、多くの方に見ていただけるようになってきたんだなと実感しています。引き続き、いいドラマにしていければいいなとあらためて思ったシーズンでした。スタッフの皆さまを含め、ありがとうございました。お疲れさまでした!

北大路欣也(堂本俊太郎役)コメント

スタートして9年。私は80歳になりました。この9年間、皆さんと楽しく仕事をさせていただいて、感謝しています。これからも、頑張って前進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

第8話(8月2日放送)あらすじ

『刑事7人』©テレビ朝日

天樹悠(東山紀之)ら、新専従捜査班メンバーを集めた片桐正敏(吉田鋼太郎)は、10年前の東関東連続強殺事件に関係していると思われる複数の殺人事件の解決、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の首謀者の特定を急ぐ。一方で、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)と、彼女の夫で現在、留置所に拘留される浜崎修斗(堀井新太)のもとを訪れた天樹は、3年前に和沙が聞いたという、江戸川区夫婦殺害事件の《犯人らしき者の声》に迫る…。
やがて、天樹たちの執念の捜査によって、片桐がかつて単独で追っていた大企業「利根川開発」の存在が浮上するが、警察の上層部との繋がりが見当たらない――。そんな中、警視庁・監察官で、野々村拓海(白洲迅)の同期でもある焼津大地(泉澤祐希)が新専従捜査班の前に現われた…。
果たして天樹ら新専従捜査班は、警察内部の腐敗に臆することなく、不可解な点が多く残る事件の真相にたどり着くことができるのだろうか――?

番組情報

『刑事7人』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_09/