鈴木亮平が主演を務める10月スタートの日曜劇場『下剋上球児』（TBS系 毎週日曜 午後9時～9時54分）に、明日海りお、乃木坂46の山下美月、コットンのきょんが出演することが決定した。
本作は高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。「下剋上球児」（カンゼン／菊地高弘 著）にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじは全てフィクションとなる。鈴木が『TOKYO MER～走る緊急救命室～』以来約2年ぶり、2度目の日曜劇場主演を務める。
このたび、鈴木演じる主人公・南雲脩司が顧問を務めることになる弱小野球部の球児たちと深く関わる人物として明日海りお、山下美月、きょんの出演が決定した。
宝塚歌劇団花組のトップスターとして5年半活躍し、2019年に退団後はミュージカルなどで活躍する一方、映像作品にも出演し活躍の場を広げており、日曜劇場へは昨年の『DCU』以来の出演となる明日海りお。
今作で演じるのは越山高校野球部に入部する犬塚翔の母であり、小日向文世演じる地元の大地主・犬塚樹生の一人娘・犬塚杏奈。息子の翔を溺愛しており、野球を頑張る息子が自慢で誇りに思っている。母として、また大地主の娘として物語にどのように関係してくるのか注目だ。
アイドルグループ・乃木坂46のメンバーとして活躍しながら、今春まで放送されていたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』ではヒロインの幼なじみ役を好演し、女優としても存在感を放っている山下美月は日曜劇場初出演。新井順子P×塚原あゆ子監督タッグの作品へは2021年放送の『着飾る恋には理由があって』以来2度目の参加となる。
今作では越山高校野球部員の1人・根室知廣の姉・根室柚希を演じる。事故で他界した両親に代わり弟の面倒や祖母の介護をしながら美容師として働くしっかり者の姉であり、家庭の金銭事情は厳しいが弟には大好きな野球を3年間続けてほしいと思っている。これまで主人公の後輩や妹を演じてきた山下の頼れる姉役に期待が高まる。
さらに、お笑いコンビ・コットンとして昨年の『キングオブコント2022』で準優勝し、今作が地上波連続ドラマ初出演となるきょんは、越山高校の生徒が利用するコンビニの名物店員・青沼健太を演じる。越山高校の近くにある唯一のお店で多くの生徒がほぼ毎日利用しており、南雲をはじめ多くの先生もよく訪れている。そのため越山高校のことはなんでも知っている情報ツウである。
最初は弱小野球部に良い印象を抱いていなかったが、球児たちの変化とともに徐々に応援していくように。コント職人としてたくさんのキャラクターを生み出しているきょんが『下剋上球児』で青沼をどう演じるのか楽しみだ。
元宝塚トップスター、現役アイドル、お笑い芸人と、さまざまなジャンルで活躍する3人が本作でどのように演じ、物語を彩るのか。これまでも4週にわたり、本作に出演する多才な俳優陣を発表してきたが、今後はいよいよ本作の大きなカギを握る球児キャストについて発表する。
