松本穂香主演『自転しながら公転する』矢部誠人P「付き合った後の不安や悩みの方が複雑でリアル」

ドラマ
2023年12月16日
『自転しながら公転する』©読売テレビ

主演・松本穂香、共演・藤原季節で送る3週連続SPドラマ『自転しながら公転する』(読売テレビ・日本テレビ系 12月14日、21日、28日(木)午後11時59分~深夜0時55分)の第1話が12月14日(木)に放送された。

原作は、2021年に亡くなった直木賞作家・山本文緒が手掛けた最後の⾧編小説で、中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞受賞、2021年本屋大賞第5位など、文壇、書店や読者の一般層の双方から強い支持を得てきた物語。30歳独身の都が、結婚に、仕事に、親の介護にぐるぐると悩みながらも、ひたむきに「幸せ」を追っていく。

第1話は、都自身の「この最悪な出会いは、私をどこへ連れて行くんでしょうか……?」という語りから物語が始まった。ロマンティックとは言えない出会い方をした2人だったが、早々に交際を始めることに。そんな展開について、矢部誠人プロデューサーは「王道のラブストーリーは主人公が付き合うまでの過程を楽しむものですが、このドラマは開始18分で付き合います。でも現実って意外とそんなものじゃないでしょうか。付き合うまでの不安よりも、付き合った後の不安や悩みの方が複雑でリアルですよね。そんなラブストーリーを作りたくて、このドラマを企画しました」とコメント。

この言葉通り、設定やキャラクターに“飛び道具”的な要素はまったくない、30代の男女の等身大の想いがひたすらに丁寧に描かれる展開が繰り広げられた。

放送開始前、松本自身も作品への想いとして「背負っている荷物を下していいんだ、と思ってもらえる作品になればうれしいです」とコメントを寄せていた本作。来週以降も、キラキラした恋愛とは違う、等身大で、どこか心が温かくなるような恋模様が続いていく。 なお、第1話はTVerで無料配信中。

矢部誠人プロデューサー コメント

このドラマは、大きな事件は起こりません。
王道のラブストーリーは主人公が付き合うまでの過程を楽しむものですが、 このドラマは開始18分で付き合います。
でも現実って意外とそんなものじゃないでしょうか。
付き合うまでの不安よりも、付き合った後の不安や悩みの方が複雑でリアルですよね。
そんなラブストーリーを作りたくて、このドラマを企画しました。
30代女性の等身大の思いが、丁寧につづられる物語。
1話を見逃した方もぜひTVerでご覧いただけたらうれしいです。

番組情報

3週連続スペシャルドラマ『自転しながら公転する』
読売テレビ・日本テレビ系
2023年12月14日、21日、28日(木)
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

出演:松本穂香、藤原季節、⾧谷川慎(THE RAMPAGE)、小林涼子、野村麻純/神保悟志、鶴田真由

原作:山本文緒『自転しながら公転する』(新潮文庫刊)
脚本:池田奈津子(映画「アキラとあきら」、『君と世界が終わる日に』(日本テレビ))
演出:淵上正人(『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS)、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ))
音楽:戸田有里子
主題歌:上白石萌音「Loop」(Polydor Records)

チーフプロデューサー:中間利彦(ytv)
プロデューサー:矢部誠人(ytv)、水野綾子(共同テレビ)
企画協力:新潮社
制作協力:共同テレビ
制作著作:読売テレビ

番組公式HP:https://www.ytv.co.jp/jitenkouten/
公式X:@ytvdrama

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