佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、淵上泰史が西島秀俊主演『さよならマエストロ』に出演決定【コメントあり】

ドラマ
2023年12月24日
『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』左から)佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、淵上泰史©TBS

西島秀俊が主演を務め、芦田愛菜が共演する日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系 2024年1月14日(日)スタート 毎週日曜 午後9時~9時54分)に、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、淵上泰史の出演が決定した。

主演の西島秀俊が演じるのは20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために数十年ぶりに帰国する。

そんな俊平の娘・響を演じるのは芦田愛菜。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽のない人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。

世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか。そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない俊平が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく。

さらに、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に主人公の俊平が来て、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーも大きな見どころとなっていく。

このたび、晴見フィルハーモニーに関わる人物役で、佐藤緋美、久間田琳加、淵上泰史、俊平の息子役で大西利空の出演が決定。佐藤は日曜劇場『グッドワイフ』(2019年)でドラマデビューし、『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年)にも出演。本作にも出演する宮沢氷魚とは映画「ムーンライト・シャドウ」(2021年公開)で兄弟を演じ、同作で第31回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞した。

そんな佐藤が演じるのは、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮。幼い頃からクラシックの才能に恵まれ周囲の期待を背負ってきたが、ある事情から音楽をやめ、今は配送の仕事をしている。寡黙でクールな青年だが、俊平と出会い、あることがきっかけで晴見フィルに誘われることになる。

久間田は2012年に「ニコラ」でモデルデビュー。「ニコラ」や「Seventeen」の専属モデルを務め、現在は「non-no」の専属モデルとして活躍している。俳優としても注目されており、ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』(2023年)で主演を務めたほか、2023年は映画「おとななじみ」「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の2作に主演した。

本作で演じるのは、プレッシャーに弱いティンパニ奏者の内村菜々。晴見フィルの中でも真面目で人一倍練習熱心。しかし、高校時代のトラウマから自信をもって演奏ができない大学生だ。

大西は生後5か月で芸能界に入り、映画「るろうに剣心 最終章 The Final」(2021年公開)や「水は海に向かって流れる」(2023年)などに出演、さらなる活躍が期待されている若手俳優。

本作で演じるのは、俊平の息子・海。フランス生まれの帰国子女で高校2年生。甘え上手でコミュニケーション能力が高く、5年ぶりに父親と暮らすことを無邪気に喜ぶ。一方で、父と姉・響のギクシャクした関係をさり気なくフォローするなど、意外と大人な一面もある。

淵上は、TBSドラマ『わにとかげぎす』(2017年)ほか数多くのドラマや映画に出演し、2024年は「映画 マイホームヒーロー」「ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春」の公開も控えている。日曜劇場出演は『99.9-刑事専門弁護士-』(2016年)以来約8年ぶりとなる。

そんな淵上が演じるのは、物語の舞台となる晴見市の市長・白石一生。赤字財政の中、前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物に感じ売却を考えている。音楽はお金にならないものだと断言して俊平と真っ向から対立していく。さまざまな問題やトラウマを抱えた登場人物たちが、西島演じる主人公・俊平との触れ合いや音楽を通してどう変化し、どう前に進んでいくのか注目だ。

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