栗山航“道外流牙”とともに歩む『牙狼<GARO>』への思い「皆さんがいる限り、長い旅になると思います。ついてきてください」完成披露上映会

ドラマ
2024年01月10日
『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』左から)黒谷友香、中澤実子、栗山航、仲野温、萩原聖人

2024年1月11日(木)スタートの『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』(TOKYO MX 毎週木曜 午後10時~/BS日テレ 毎週木曜 深夜0時30分~)の完成披露上映会が行われ、栗山航、仲野温、中澤実子、黒谷友香、萩原聖人が登壇した。

『牙狼<GARO>』シリーズ4年ぶりとなる最新作『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』では、『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』(2013)での登場から10年目を迎えた道外流牙を主人公に、黄金騎士ガロの物語が再び始まる。

本作のアクションシーンを手がけるのは、映画「HiGH & LOW THE WORST X」など鮮烈なアクションシーンが記憶に残る数多くの作品でアクション監督を務めた鈴村正樹。また、特殊メイクをふんだんに取り入れた造形を手がけるのは「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や「シン・ゴジラ」にも携わったSFX Makeup Artist・JIRO。

また、監督陣には当シリーズに長きにわたり携わってきた松田康洋監督をはじめ、警察ドラマやキャラクター作品など幅広いジャンルの作品を撮っている田中佑和監督、アクション作品で実績を積んできた木村好克監督を迎え、雨宮慶太監督、横山誠監督が築いてきた道外流牙シリーズの世界観を新たに表現する。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』栗山航

完成披露上映会には、第12話の先行上映後、道外流牙役・栗山航、白羽創磨役・仲野温、コヨリ役・中澤実子、ムツギ役・黒谷友香、ゴドウ役・萩原聖人が登壇。栗山は「ただいま。ありがとう! こんな日を迎えられて本当に幸せです。先行上映会ということでとてもぜいたくなことですが、今日は皆さんと一緒にいい時間を過ごせたらと思います」とあいさつ。

仲野も「『牙狼<GARO>』という歴史ある作品に初参加ということで、プレッシャーもあったのですが、皆さんに創磨と呼んでいただいて光栄です」、中澤は「こうやってたくさんの方に見ていただけてうれしいです。すごく緊張していますが、よろしくお願いします」と続く。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』仲野温

黒谷は「こんなにムツギと呼んでいただけるなんて。『牙狼<GARO>』のファンの方々が温かくてびっくりします。出演させていただけて本当によかったなと実感しています」、萩原は「なかなか明るい話題がない昨今ですけど、みんなの情熱がたくさん詰まった新しい牙狼をこんなに大きなスクリーンで見ていただけたことをうれしく思います」と語った。

本シリーズにおいて、10年以上にわたって道外流牙を演じている栗山は「実は僕も第12話をさっき見たんです。アクションももちろん成長したなと思うんですけど、コヨリから手紙をもらったときに魔導文字と魔戒文字をすんなり読めたのがめちゃくちゃ成長したなと思いました(笑)。昔はザルバさんに教えていただいていたのですが…」としみじみ。

一方、今作でシリーズ初参加となった仲野は「プレッシャーが大きい中、撮影に挑んだのですが、創磨と呼んでいただけてかなり胸が熱くなっている状態です。ちなみに栗山さんの後に第12話を見ようと思っていたのですが、やっと見れるぞというところでメイクに呼ばれてしまいました(笑)。でも皆さんの反応を見て、創磨を演じられたんじゃないかな」と。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』中澤実子

同じく初参加の中澤も「ものすごく不安な気持ちで入ったんですけど、キャストもスタッフもみんなが温かいアットホームな現場で、思い返すと楽しかったなというのが1番にあります。そして、私は自分のサイズを測って衣装を作ってもらうということが初めてだったので、この衣装を着るとすごくやる気が出たし、良かったなって思います」と振り返った。

そして、黒谷は「本当にスタッフさんの熱意とキャスト全員の熱意で私も負けていられない”“頑張ろうと思いましたし、こうして完成を迎えることができて、撮影初日がすごく懐かしいです。みんなで一生懸命頑張ったかいがあったなと思えた、皆さんにお届けできたこの日を忘れないと思います」と感慨深げ。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』黒谷友香

萩原も「私事ではありますが、俳優生活37年で初めて変身したのが、この愛すべき牙狼シリーズだということを非常に光栄に思っております。そのうち出てくるので 今日はちょっとしか出てないですけど(笑)」と笑顔を見せた。

今後の展開について問われ、栗山が「この『ハガネを継ぐ者』は創磨の物語でもあると思うので、創磨の頑張りに注目していただきたいです。ずーっとアクションをしていたから、本当に大変だったと思うんです。体を駆使して『牙狼<GARO>』に愛を注いでくださったので、それが作品のこれからのバロメーターになるというか。上がっていくポイントになると思います」と。

これには、仲野も「創磨を軸に物語が進んでいくので、それを意識した上で演じさせてもらいました。あとは流牙との関係性をはじめ、話を重ねていくごとに創磨の感情がぐちゃぐちゃになるシーンもあるので、そのあたりをよく見ていただけたら最後まで見たときに愛される役になるんじゃないかな」とアピール。中澤も「コヨリが成長していく姿もぜひ見守っていただきたいなと思います」と語った。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』萩原聖人

さらに本作について、黒谷は「それぞれの人生を、いろいろな思いを背負ってやっているので、ご覧になっていただいた皆さまもどなたかに深く感情移入しやすいと思います」と、萩原は「戦いだけではなく、人がどうやって成長するか。本当に大変なことがあって、それをみんなで乗り越えていく、という物語でもあります。歳を取ってもまだまだ乗り越えていかなければならないなということも感じられるし、若者がいろんな思いで乗り越え、成長していくような人間ドラマでもあります。原点に帰ったストレートな作品になっていると思います」と伝えた。

最後に、栗山が「今日は寒い中お集まりいただきありがとうございます。111日から放送が開始されますが、『ハガネを継ぐ者』を最後まで楽しんで見てください。これからも皆さんがいる限り、長い旅になると思います。最後までみんなついてきてください」と。

『牙狼<GARO> 』への思いがあふれ、涙を浮かべながら「久しぶりにこうやって皆さんの前でお話できてうれしかったです。『牙狼<GARO>』って最高だなって本当に思いました。いつも作品を愛してくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』栗山航

番組情報

『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』
2024年1月11日(木)放送開始
TOKYO MX:午後10時~/BS日テレ:深夜0時30分~
牙狼<GARO>公式YouTube、TVer、各種配信プラットフォームでも順次配信開始

原作:雨宮慶太
出演:栗山航、仲野温、中澤実子、黒谷友香、萩原聖人
監督:松田康洋、田中佑和、木村好克
アクション監督:鈴木正樹
脚本:兒玉宣勝、吉﨑崇二
特別協力:サンセイアールアンドディ
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
企画・プロデューサー:田中文
プロデューサー:比嘉一郎、岡林修平
製作/制作:東北新社

公式サイト:https://garo-project.jp/