姉の死の真相を追う澪(川栄李奈)の前に、大河(高杉真宙)の姿が…『となりのナースエイド』第5話ゲストはやべきょうすけ&ジャンボたかお

ドラマ
2024年01月31日
『となりのナースエイド』第4話©日本テレビ

川栄李奈が主演を務める水曜ドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時~11時)の第4話が1月31日(水)に放送された。(以下、第4話のネタバレを含む)

本作は現役医師のベストセラー作家・知念実希人による同名小説が原作。バナナマンや東京03をはじめ数多くの芸人と共にコントを作り上げ、人気ドラマも手がける脚本家・オークラが仕掛ける、一癖も二癖もある病院ライフエンタメドラマだ。

1月31日に放送された第4話で、澪(川栄李奈)は玲香(瀧本美織)に呼び出され、「桜庭さん、あなた…竜崎大河とどういう関係なの?」と大河(高杉真宙)との関係を問い詰められる。澪は知らないが、病院内では、玲香が大河にベタボレなことはもはや常識。なんでも大河に派手にフラれたショックでアメリカに行ったとか。

「全然、そういう関係じゃないです」と澪がキッパリ否定すると、玲香はそれ以上はツッコまず、話を本題に移す。「あなたのことなんて、調べようと思えば簡単に調べられるの」。玲香は、澪が優秀な外科医だったことを知っていた。そしてPTSDであることも…。

『となりのナースエイド』第4話©日本テレビ

玲香は澪のPTSDがまだ完治していないことを確認すると、父の火神(古田新太)に疑問をぶつける。「あの子もオームス適応の候補者として考えているの? 大河君でもまだ適応できるか難しいのに…」。火神が「オームスは私の夢だ…少しでも可能性のある人間は全て候補者として考えている」と返答すると、玲香は「私は認めない。…彼女が適応できるとは思えない」と反論。火神が水面下で進めている「オームス」とは一体何なのか。

その夜、澪はレンタル倉庫に保管していた唯(成海璃子)のノートPCを橘(上杉柊平)に見せる。「お姉ちゃんは原稿や取材のメモを全てこれに書き込んでいました」。先日、澪の部屋に忍び込んだ人間は、澪のノートPCを盗んでいった。しかし本当は、この唯のノートPCが狙いだったのではないか。もしかしたらこの中に辰巳(やべきょうすけ)に関する重要な情報が入っているのでは…。澪は、唯のノートPCを橘に託す。

翌日、澪は病院で大河を見つけ、「毎晩、何やってるんですか?」と最近ちっとも寮に帰ってこない理由を聞いてみる。でも大河は全然教えてくれず、唯のことを相談しようとすると玲香の邪魔が入り、なんだか複雑な気分の澪。そんな澪の知らないところで、玲香はオームス適応の候補者にされている澪に関して、大河に相談していた。「私、不安なの…優秀な外科医の未来が失われるんじゃないかって…」。

その日の帰り、澪は大河の車で寮まで送ってもらうことになり、ようやく2人きりに。唯の死に他殺の可能性があることを説明する澪は「どうしたらいいか分からない…」と頭が混乱していることを打ち明ける。すると大河は、「頭がぐちゃぐちゃした時、頭をすっきりさせる方法だけは知ってる。今から連れて行ってやるよ」と車を走らせる。

しばらくして着いた場所は、大河の推しが出演しているライブハウスだった。推しのライブで汗びっしょりになるまで踊り狂う大河の意外な姿。散々踊った後でお腹が空いた2人は、そのまま近くのレストランへ。そこで澪は、以前から大河に聞いてみたかったことを尋ねる。

「大河先生は外科医として何を目指してるんですか?」。大河は「俺の夢は火神教授と同じ…シムネスの完治だ」と答える。とはいえ、シムネスは治療不可能な魔病。体中の腫瘍を取ってもまた新たな腫瘍が生まれる。あの「火神細胞」をもってしてもダメだった…。

「火神細胞」とは、火神が生み出した、がん治療用の特殊な細胞。それをがん患者に投与すると、腫瘍細胞を次々に攻撃して破壊してくれる。しかも副作用がほとんどない。今の火神の名声があるのは、この「火神細胞」があるからに他ならない。だが、そんな画期的な「火神細胞」も、シムネスには通用しなかったのだ。

それでも、火神はシムネスを駆除するための新たな治療法を開発しようとしている。その力になりたいと言う大河。「不治の病なんてあってはならない! 俺は自分の体を犠牲にしようが、必ず…」と語気を強める大河は「おまえも協力しろ」と澪に迫る。

『となりのナースエイド』第4話©日本テレビ

「外科医に戻るんだ。…おまえの姉もおそらく、そうなることを望んでいたはず」と、その時、店内の男性客が突然倒れた。大河と澪はすぐに男性の元に駆け寄る。男性はピーナッツアレルギーによるアナフィラキシーショックを起こしたようで、脈が微弱になり、血圧も低下、さらに気道もふさがってしまった。今すぐ処置をしないと窒息死してしまう…。

大河は車に積んでいた医療道具を澪に持ってこさせ、「俺が気管切開して呼吸できるようにする。おまえはアドレナリンを打って、患者の血圧を上げろ!」と指示。言われるがままエピペンを持つ澪。しかしその手が震えて打つことができない。次第にめまいがして、呼吸が乱れる。それでも、大河は澪を信じて叫ぶ。「おまえの姉を殺したのは、おまえじゃない! おまえの姉はおまえの幸せを祈っていた! トラウマを背負う必要はない! おまえならできる!…おまえがこの患者を助けるんだ!」…大河の懸命の声が、澪の震えを止めた。「アドレナリン、筋注しました!」。

男性は一命を取り留め、救急車で病院へ搬送された。唯が死んで以来、初めて注射を打ち、一瞬だけだがPTSDを克服した澪に、「それで十分だ」と大河。「病気ってのは少しずつ治していくものだ」。

澪の部屋に橘がやって来る。預かっていた唯のPCに鍵のかかったフォルダがあり、そのパスワードがどうしても分からないと言う橘は「俺は本当に唯のこと何も分かってねーな」と肩を落とす。

実は橘は、唯の病気が発覚した後、指輪を渡してプロポーズしたが断られていた。その時に唯から言われた「私のことを何も分かってない…」という言葉が、今でも橘の頭を離れないのだ。しかしプロポーズの話を初めて聞いた澪は、“指輪”にピンとくる。それってもしかして…澪は部屋に飾ってあるリングネックレスを手に取る。

それを見た橘は「俺が渡した指輪…」。唯は生前、この指輪を肌身離さず身に着けていた。「橘さんがプロポーズしたその日はいつですか?…お姉ちゃんにとって、その日はかけがえのない日だったはずです!」と澪に言われ、橘はその日付をパスワードに入力。するとフォルダが開いた。たまらず目頭を押さえる橘。命が尽きるその瞬間まで、唯は橘のことを愛していたのだった。

ようやく開いたフォルダの中には、やはり「辰巳浩二資料」と書かれたファイルがあった。ファイルには、とある住所が記載されていたが、ネットで調べたところ、かなり山奥のようだ。ここに一体何が…と気になって仕方がない澪は、橘が止めるのも聞かず1人でその場所へ向かう。するとそこには、一軒の屋敷が立っていた。澪は意を決して屋敷に入ろうとすると、1台の車がやってくる。見覚えのある車。そのドアが開き、降りてきたのは、大河だった。

そして2月7日放送の第5話には、澪の姉、唯の死の真相の鍵を握る黒い人物、辰巳浩二役のやべきょうすけと、物語に笑いを添える、とある患者役を演じるジャンボたかお(レインボー)がゲスト出演。両名のコメントは以下掲載。

辰巳浩二役:やべきょうすけ コメント
『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

このたび『となりのナースエイド』にご縁をいただき出演させていただけることをうれしく思っております! 主演の川栄ちゃんとは何年ぶりの共演でしょうか… 久しぶりにお会いした撮影現場で相変わらず優しいステキな笑顔で迎え入れてくれて、とてもうれしかったです! 年齢とキャリアを重ねてますます魅力的な女優さんになられてますね! 初めまして、お久しぶりのスタッフの方々、キャストの皆さんといる撮影現場は、とても心地良いものでした!

患者役:ジャンボたかお コメント
『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

芸人として少しの出番なんとか爪痕を残そう、川栄さんのあふるる演技力に必死に食らいつこう。そんなことばかり考えていました。しかしフタを開けてみれば、川栄さんと対峙していると自然とせりふや表情が引き出されていきました。川栄さんのお陰で私の演技力は2倍、3倍、いや10倍にも引き出されていきました。今回、川栄さんのおかげでわたくしは、役者として大きく成長することができました。ありがとうございました。

第5話(2月7日放送)あらすじ

『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

姉の死の真相が知りたい澪(川栄李奈)は、姉を殺した可能性の高い男・辰巳(やべきょうすけ)のアジトとおぼしき屋敷の前で大河(高杉真宙)を目撃する。刑事の橘(上杉柊平)の調べでは、屋敷は辰巳のものではないらしいが、辰巳とつながりのある場所だということは間違いない。果たして大河と辰巳の関係は…。

一方その頃、火神(古田新太)の耳にも大河に関する悪いウワサが届いていた…。そんなことは全く知らないナースエイド室では、夏芽(吉住)が相馬(矢本悠馬)に「コクっちゃいなよ」と澪への告白をけしかけ、晴美(水野美紀)は最近帰りが遅い大学生の息子のことで頭がいっぱい。そんな中、辰巳と大河の関係が気になる澪は、朝早くから車で出掛けていく大河をこっそり尾行するが、たどり着いたのは意外な場所で…。姉の死の真相に迫る澪を、またもや不測の事態が待ち受ける!!

番組情報

水曜ドラマ『となりのナースエイド』
日本テレビ系
毎週水曜 午後10時~11時

原作:知念実希人「となりのナースエイド」(角川文庫)
脚本:オークラ
音楽:井筒昭雄
チーフプロデューサー:松本京子
プロデュ―サー:藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織(AX-ON)、島﨑敏樹(泉放送制作)
演出:内田秀実、今和紀(泉放送制作)
制作協力:AX-ON、泉放送制作
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/
Instagram&X(旧Twitter)&TikTok:@tonari_ntv

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